人のご飯は蜜の味 : はんぺんサラダ
私事ではございますが、ミカス、本日またひとつ年をとりました。
またひとつ大人の階段を上った・・・と言いたいところですが、
この年になってくるともはやこんな感じですわ。
というわけで、何の階段だかわからないけどとにかく上りつづける私を
友人がランチに招待してくれました。
とってもシャレオツな和食屋さんです。
なんて幸せな時間でしょう。
それにしてもさぁ・・・
人に作ってもらうっていいよね。
何もしないで、何も考えないで、ただ座っているだけで
「はい、どうぞ」って目の前に運ばれてくるんだもの。
誰かにご飯を作ってもらうって、すごくいい。
でも、こんなふうに感じるようになったのも、家の炊事をするようになってから。
作ってもらっている時は「ご飯を作ってもらうっていいなぁ」なんて思いもしませんでした。
黙って座ればぴたりと・・・ではないけれど、
黙って座ればご飯が運ばれてくるのが当たり前だと思っていました。
運ばれてくるまでに、どれだけの時間と手間が費やされたかなんて考えもしなかった。
それが自分の役割ならそれでいいんです。
でも、時々無性にその役割が面倒になることがあって、
献立や手順を考えたり、調理をしたり、後片付けをすることを全部投げ出して
「出来合いのお惣菜、パックのまま出したろかぁ!?」
という衝動に駆られてしまうこともある。
うん、ある。
あるよね?
それでもなんとか気持ちをやりくりして、作る人は今日も作っている。
だから、作ってもらった人は、美味しいと思ったら大きな声で「美味しい!」って言ってあげて。
その一言で作る人はまた頑張れるんだ。
(美味しくない時は、ほら、「ありがとう」とか「ごちそうさま」とか・・・ね)
私も、誰かに作ってもらった時はちゃんと感謝して食べるからさ。
というわけで、誕生日ランチから帰って作った一品、
簡単はんぺんサラダです。
これ、母がデパ地下の試食コーナーのおばさんに教わってきたもの。
簡単なのにおいしい。
だいたい、はんぺんを生で食べるという発想がなかった我が家にとっては
なかなかの衝撃メニューでした。
火を使わずに作れるレシピをいくつか持っておくと、暑い夏にも便利。
『はんぺんサラダ』
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ああ、またひとつ年を取ったか。
めでたさも中くらいなりおらが春・・・だね。
それではみなさま、ごきげんよう。
ミカスでした。
A錠
お誕生日おめでとう。
ちょっとはんぺん買ってくるっ。
つまみ
ミカスさん、お誕生日おめでとうございます!
ミカスさんのプレゼンしてくれるお料理、どれも美味しそうで、しゃらくさくなくて、ど真ん中です!
はんぺん、買ってこなくちゃ。
私も先日、友達に誘われて、すんごく美味しいイタリアンのコースランチを食べて幸せでした。
そして、長年、義母のアシスタント生活だった私も、お料理に関する気持ちはミカスさんと同じです。
私なんぞ、佃煮類はパックのまま、テーブルに並べます。
ピーナッツみそとか、パックから出す(剥がす)の、めんどくさいし(^^;)
献立をたてたり、段取りしたり、後片付け、フラットだったり、けっこう楽しくやれる時期もありますが、時々、無性に投げ出したくなります。
9割はやってても、1割やらないと、やらない方の後味が前面に出たり尾を引いたりして、「ちゃんとやってる人がいっぱいいるのに、私はこんなのもまともにできないのか。なんだよ、いいトシして」とか思いそうになります。
でも、罪悪感とか、私ってダメ、とかは思うまい!
ミカスさんも思うんじゃないぞよ。
たまの出来合い、全然いいじゃん!です。
でも、ミカスさんの記事や「サラメシ」は、下がったモチベーションを上げてくれて、ありがたいです。
今日は餅入り茶碗蒸しを作ろうっと。
ミカス Post author
A錠さん
ありがとうございます。
はんぺん、買ってきましたか?
作りましたか?
ミカス Post author
つまみさん
ありがとうございます。
たまの出来合い、いいですよね?!
そう言ってくれる人がいると救われるー。
いろいろな状況の中で、みんないろいろなことを感じながら作っているんですよね。
罪悪感、捨てちゃいます!
しかし、餅入り茶碗蒸し、気になります。