4月19日はカレー記念日

カレー記念日

昨日見た ストレッチ動画 探せない

4月19日はカレー記念日

Comet

投稿はこちら

カレー記念日とは?

加齢を実感したら、それはカレー記念日。
抗ったり笑い飛ばしたりしながら、毎日華麗に加齢していきましょう。

あなたのカレー記念日も、教えてください。
五七五七七形式で、下の句は「○月○日はカレー記念日」なので
上の句の五七五だけ送ってね!

日付は掲載日に変えさせていただきます。

みんなのカレー短歌 一覧 >>

≪往復書簡≫SEX and the AGE 

ホルモンを性の欲望に置き換えても、いいのかもな。欲望のいいなり・・・とか。

 

1回めからご覧になる方はこちらからどうぞ。

 

【カリーナ →  あきら  2014.9.11 

 

そうなんですよ。「性欲」は、
ものすごく異質の人と
強烈に出会うチャンスなんですよね。
もろもろを跳び越えちゃうの。

 

あきら様

 

いやあ。遅くなってすみません!

 

あれから心が揺れておりました。
ダラダラ書きますのでテキトーに読んでください!

 

東浩紀の「弱いつながり」という本を読んだんですが、
そのなかにの「人生のダイナミズムに必要なノイズ」という項目があり、

 

・・・・ちょっと前後の文脈をぶっちぎりますが

 

そう考えると人間に「性」があるということはとても重要です。

なぜなら性の欲望は、まさに人生にノイズを入れるものだからです。

一晩を一緒に過ごしたという関係性が、
親子や同僚といった強い絆をやすやすと超えてしまう。
社会的に大成功を収めていた人が性犯罪で破滅することがあるかと思えば
まったくの敗北者がいきなり性のパートナーになったりする。

そういう非合理性が人間関係のダイナミズムを生み出している。

(中略) 

人は性欲があるからこそ
本来ならば話もしなかったような人にはなしかけたり
交流をもったりしてしまうのです。 

その機能は「憐み」ととても近い。

 

最後の「憐み」はながながとその前に定義されているので
ちょっとわかりにくですが。
「性欲」の魅力、その機能、その効果を
うまく説明していると感じました。

 

性の欲望は、
べつの人生との出会い、
階級を超えた出会い、
それまでの人生の成功・不成功を乗り越える出会い。

 

その可能性なんだ、と。
跳躍すること、というか。
つまり、なんつーか、人生を足元から変えるような
出会いへ向かわせるエンジンなんですね。

 

みんな、「ときめきたい」「新しい恋がしたい」と
いくつになっても、結婚していても口にするのは、
いろんなものを飛び越えて
新しいものと出会いたいという願いなんじゃないだろうか。

 

わたしが、性欲が消えていくことを嘆いているのは、
そういう非合理な、わけわかんなくなるような出会いへの欲望が
消えていくことを嘆いているのかも。

 

「まぼろし」、冒頭夫婦はセックスしたのでした!?

 

シャーロットランプリングが
眠そうな夫(本を読んでいた)に近づくところは覚えていますが
それからセックスした的描写がありましたか。見逃していますよーー。

 

「愛の渦」、知らんかった。
「恋の渦」、とは別なんですね!

 

今日は夕方から「東京トライブ」を見に行きます。

 

セックスを語ることで
解放されるようなコンテンツってないですかねえ。

 


 

【あきら →  カリーナ 2014.9.13】

 

恋することはうぬぼれること、
自らの欲望に仕えることなのかも。
実は、対象との関係は希薄?

 

カリーナ様

 

東さんの文章、とーっても興味深く読みました。ありがとうございます。
とてもとても惹かれました。これに惹かれるというのは何なのでせう?

 

読み解く力が無いのが残念なのですが、この前みた映画の「飢餓海峡」のことなどを
思いました。欲望のもたらす非合理性。あるいは恋することもそれに近いようにも思えます。

 

加えて、恋することは自惚れること、自らの欲望に仕えることに
重きがあるかもと感じる昨今です。

 

対象との関係は、もしかしたら希薄なのかもしれません。

 

そうか、性の非合理性といえば鶴屋南北でもいいし、シェークスピアでもいいしってことですね。
ポンと膝をたたくの巻(笑・今さらか?!)
物語性を孕みやすいってことでしょうね。欲望だから当たり前か!
欲望含みの物語性への興味 と ムラムラ単体 とは少しニュアンスが違うのかもしれないですね。

 

まったく脈絡なしですが、作家の川上未映子がマタニティーブルーについて

 

「 ああ、ホルモンって偉大やね。
  わたしら、ホルモンの奴隷やね。
  気分も体も
  ホルモン様のいいなりやね・・・
  そんなことを思い知らされた
  一年弱だったなあ  」

 

と書いていました。

 

ホルモンを性の欲望に置き換えても、もしかしたらいいのかもな、とか。
欲望の奴隷。欲望のいいなり。 ・・かな。
もしそうであれば、解放されているのか?

 

「まぼろし」冒頭は、深読みしすぎかもしれません。
あるいは、しなかったというふうに読むのが正しいのかも。
すいません、あいまいで。どちらにしても意味があるのに。。

 

あの夫婦はそのむかし、うんと若いころ、
※肉体のなんやら(邦題がいいかげん)という映画で共演していて、
観てみてもあまり理解できないフランス風だったのですが。
主にシャーロットの方は、いくぶん、よりそういうアイコンとしての
ニュアンスを含んだ「まぼろし」でもあったようです。

(精神病として閉じ込められた富豪の娘で、
ベッドに通ってきていた庭番の目をつぶし、たまたま出会った夫役の彼を愛し・・・)
※映画「愛の肉体」のこと→

 

「恋の渦」もちょうど昨晩観ました。
ばかばかしいようにも思いますが、人はばかなのかもしれず。
たぶんばかなんだろうな、としか思えず。あーばかばかとなりました(笑)。
「愛の渦」の方がよく出来ているかと。

 

ワタシには語りたいことの芯も捉えられず。セックスを語ることで解放されるのは
語る本人だけなのかもしれず。セックスだ欲望だと誰かが言っているだけでは
コンテンツとしては機能不全でしょうね。

 

人から見ればわかりきっている気もしますが、
ワタシがセクシャリティーなどとほざくのも、
結局欲望を満たしたいってことだけなのじゃないかと思えてきました。
自己肯定したいだけじゃないかと。あーばかばか。

 

とりとめもなくてお許し下さい。

 

 

 


≪往復書簡≫SEX and the AGE  記事一覧へ


コメント、ありがとー!

  • アバター画像

    れこ

    こんばんは。毎週土曜の夜を楽しみにしております。

    我が家は映画DVDのレンタルはDMMを利用しているのですが、
    偶然なのかどうなのか、「まぼろし」と「17歳」が同時に届いたので
    2日連続で観賞しました。

    鑑賞中は「あ、主人公とこの人が関係を持ったら嫌だな~」と
    いう心配をしつつ(大体外れるのですが)、淡々と観終ったのですが、
    こちらに掲載された過去の文章や、その他のレビューを後から読むと、
    冒頭の夫婦の関係性など、解釈の深さにううむと唸らされるのでした。
    これは経験の浅さからくるのかもしれません。
    5年後、10年後に改めて観たら、きっと感触が違ってくると思います。
    その日を楽しみにしたいです。

    また、「ホルモンの奴隷」と言う表現に関連した話を、
    先日「スーパープレゼンテーション」という番組で見ました。
    ハリガネムシの話です。

    ハリガネムシは、コオロギ(カマキリやバッタの方が有名かも)に
    寄生すると、コオロギの脳を操り(タンパク質に変化を与えるとか?)、
    コオロギを「入水自殺」させるよう仕向けます。
    コオロギが溺れると、ハリガネムシは宿主の腹を破り水中に飛び出して、
    そこでめでたく交尾をして産卵する…というストーリーでした。

    繁殖して遺伝子を連鎖させるために、
    ホルモン(欲望)によって脳を操られる…という風に置き換えると
    これはまさに私達の姿に重なるのではないのかい、とふと思うのでした。

    しかしながらそう断言すると、逃れられない業の様なものを感じるので、
    この往復書簡で語られる「解放」というのは、
    「定義された性」という檻から脱獄する試みなのかもしれませんね。

  • アバター画像

    あきら

    >れこさん
    コメント、とーってもありがとうございます。
    オゾン監督の2作もご覧になって下さったんですね。
    付き合って下さって、うれしいです。

    ハリガネ虫の興味深いはなしも。
    ワタシ、弱っているせいもあると思いますが(苦笑)
    なんだか生きていくって大変過ぎるわね、と読ませてもらいました。
    いやはや、虫さんも。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。また、コメントは承認制となっています。掲載まで少々お待ちください。


コレも読んでみて!おすすめ記事

山あり谷あり再婚ライフ

60代若いのか年寄りか?

カレー記念日 今週のおかわり!

ベテランになった 伊藤沙莉を 見たいのに

出前チチカカ湖

第196回こう見えて一途(いちず)です。

なんかすごい。

春の地響き

四十路犬バカ日和

ペットタクシーで病院に行ってみた!

60代、男はゆっくりご乱心

貧乏の段

OIRAKUのアニメ

第101回 アストロノオト/終末トレインどこへいく?

今週の「どうする?Over40」

お風呂の栓が、私をまた一つ成長させてくれた話。

黒ヤギ通信

桜の下、草葉の陰

ゾロメ女の逆襲

【月刊★切実本屋】VOL.80 朝ドラと『化学の授業をはじめます。』の化学反応

ミカスの今日の料理 昨日の料理

優しい人:ささみのオーブン焼き

かわいいちゃん

チューリップパーティー

夫亡き日々を生きる

カリーナからゆみるさんへ 2023年2月4日

いろんな言葉

That’s Dance!文字起こし 第5回(episode15) 大阪のお嬢様‥と見せかけての人

絵手紙オーライ!

絵の具セットの思い出

母を葬る

(9)無理ゲーの行き先

昭和乙女研究所

ファンシーケース

いどばた。

凹むこと最近ありましたか?

じじょうくみこの崖のところで待ってます

はなやぐお盆、わたしは墓へとタックルした。

ただいま閉活中

お守りが無くなったら

50代、男のメガネは

『レジェンド&バタフライ』で絶望の淵に立つ。

おしゃれ会議室 ねえ、どうしてる?

人生は引き算である

日々是LOVE古着

(終)これからも。これからは。

これ、買った!

くっつかないしゃもじをもう一度買った!

ワクワクしたら着てみよう

最近思うことをとりとめもなく書いてみた♡

わたしをライブに連れてって♪

コンサートwithコロナ

これ、入るかしら?

行き当たりばったりで失礼します

KEIKOのでこぼこな日常

巣ごもりしてたらこんな買い物を…

あの頃、アーカイブ

【エピソード37】最終回記念、私たちのクリスマス!

フォルモサで介護

私が負けるわけがない

お悩み相談!出前チチカカ湖

【File No.41】 私って多重人格!?

ラジオブースから愛をこめて

ノベルティグッズ

着まわせ!れこコレ

冬とウェディングと後れ毛と

このマンガがなんかすごい。

第15回(最終回):マンガよ永遠なれ!

夫婦というレッスン

津端英子さんの一筋縄でいかない個性と行動力がすごい著書「キラリと、おしゃれ」

ハレの日・ケの日・キモノの日

暑くじめじめな7月

眉毛に取り組む。

総集編!眉毛ケアグッズ&お手入れ用品のご紹介

さすらいの旅人ゆりの帰国&奮闘日記

グアテマラ。そこで見た不思議な光景と懐かしい味

新春企画 輝く!カレー記念日大賞2017

輝く!カレー記念日大賞2017

≪往復書簡≫SEX and the AGE 

「女性の健康を守り、5歳若くなる抗加齢医療」だって。ボーっとしてたら、すごいことになってるね。

最近、映画見た?

第12回 「海よりもまだ深く」

Over40からの専門学校 略して「オバ専」

【オバ専インタビュー】今まで知らなかった「責任感」も含めて、人生が大きく変わりました。

じじょうくみこのオバサマー

四十九歳の春だから。

華麗なるヅカトーク

第8回 型、色、数! 嫌なことがあったら、また観に来る!

サヴァランのやさぐれ中すday ♪

in her SHOES ~ おばばは何を考えて? #8

器屋さんのふだん器

ふだん器-38  飛びかんな

2016 みんなのこれ欲しい!

サヴァランの「これ、欲しい!」。

2015 みんなのこれ買った!

【じじょうくみこ】低反発リクライニングソファ、買った!

ブログの言葉

「別冊 どうする・・・」はこんなことを大事にします。(過去記事より転載)

今日のこていれ

「今日のこていれ」最終回。1年間のご愛読に感謝を込めて。

崖っぷちほどいい天気

崖っぷちより愛をこめて〜最終回はカピバラとともに。

アラフ ォー疑惑女子

「もったいないお化け」の世代間連鎖

とみちっちの単身ベトナム&中国

ベトナムって、ハノイって、どう?

晴れ、時々やさぐれ日記

ああ、感謝。巳年と午年のあいだ。

中島のおとぼけ七五調

中島。の気ままに更新「おとぼけ七五調」12

ムーチョの人生相談「ほぐしてハッケン!」

【主夫ムーチョの相談】娘がご飯を食べません・・・。

ミラノまんま見~や!

連載最終回!「駐妻のここだけの話」にしようかと思ったが…災難に遭う!

ウェブデザイナーとの対談

大きな旗は振れないけど、小旗はパタパタと振れるだけ振っていこうと思ってます。

「最高の離婚」ファントーク

<対談「最高の離婚」最終回>ホームから電車に乗ってしまってキスして・・・ロマンチックでしたね。

スパコレ

美味しい缶詰を教えて!

2014 新春企画

どうする?Over 40 新春企画「物欲俗欲福笑い」♪( メンバー編 )

フォルモサ(台湾)の女

あずみの台湾レポート「やっぱり紅が好き!フォルモサの女たち」(13)〜不景気顔卒業します

ゾロメ女の図書館小説

帰って来たゾロメ女の逆襲 場外乱闘編 連載図書館ゴロ合わせ小説  『ライ麦&博 完結編』 後編

青蓮の「マサラをちょいと」

青蓮の「マサラをちょいと~人生にもスパイスを効かせて~ VOL.12」

Tomi*さんの最適解

「Tomi*さんの最適解。 ・・・白髪とコムデギャルソンとヤフオクと」  マインド編②

YUKKEの「今日もラテンステップで♪」

YUKKEの今日もラテンステップで ~VOL.13

よもじ猫

手足十字

猫No.neko98  by YOYO

猫大表示&投稿詳細はこちら!

手足十字

猫No.neko98  by YOYO

よもじ猫とは…

全世界初!?四文字熟語と猫のコラボ!

「よんもじ」と猫がペアになって、ランダムに登場します。
ふだん着の猫の一瞬を楽しむもよし、よんもじをおみくじ代わりに心に刻むもよし。
猫が好きな人も、そーでもない人も、よもじ猫の掛け軸からタイム&ライフトリップして、ときどき世界を猫目線で眺めてみませんか。

みなさんの猫画像の投稿をお待ちしています。

投稿はこちらからどうぞ

カイゴ・デトックス 特設ページができました

Member's Twitter


  • カリーナのBILOGはこちら!「ともに生きる。

  • ZOOMでプライベートレッスン、リモート英会話AQUA
  • BLOG版 ウチの失語くん
  • 植松 眞人さんの本がでました♪「いまからでも楽しい数学―先生と数学嫌いの生徒、35年後の補習授業」
  • 「出前チチカカ湖」連載中 まゆぽさんの会社「シリトリア」

Page up