1月24日はカレー記念日

カレー記念日

なぜだろう 健康番組 気が滅入る

1月24日はカレー記念日

月亭つまみ

投稿はこちら

カレー記念日とは?

加齢を実感したら、それはカレー記念日。
抗ったり笑い飛ばしたりしながら、毎日華麗に加齢していきましょう。

あなたのカレー記念日も、教えてください。
五七五七七形式で、下の句は「○月○日はカレー記念日」なので
上の句の五七五だけ送ってね!

日付は掲載日に変えさせていただきます。

みんなのカレー短歌 一覧 >>

ゾロメ女の逆襲

【月刊★切実本屋】VOL.19 このたび、趣味がなくなりました。

ずっと「読書は趣味」だと思っていて、そう口にしてもきました。

その気持ちの中には、自分には他にこれといった趣味がないので「読書は人生の必修科目。選択科目(趣味)ではない」などとなった日には、「ってことは、自分は選択科目を履修せず、必修科目だけの味気ない人生を送ってきたってこと!?」と愕然とするおそれがあり、ことさらに「趣味」と言い募ったきたことろがあるのかもしれません。

ところが、人生もバリバリ後半の今になって、「読書は趣味」に対抗(?)する、やたら腑に落ちる読書の定義を発見してしまいました。あっけなく陥落したかも節操がないかも。

まあ。いいか。それは、穂村弘氏の書評集『これから泳ぎにいきませんか』の一節です。

穂村さんは、読書は人生の必修科目と思っています。ですから、「読書は音楽やスポーツと同じように趣味であり、読んでも読まなくてもいい」と堂々と言われると、そういう感覚にある程度の理解は示しつつ、不安と躊躇いを覚えるようです。だから彼は考えます。そして思い当たったのが「読書は言葉」ということ。

楽器やスポーツや本がなくても生きていくことはできます。そういう意味では、これらは趣味として同列なのかもしれません。でも言葉そのものはどうだろう。コミュニケーションに必要だという意味だけではなく、たとえ誰とも会わず一言も話さない日でも、我々は心の中で無意識に言葉を使って生きているのではないか。そういう観点(あくまでもひとつの観点)から見ると、言葉は人生に不可欠なのではないか。

ここから先はまさに穂村節の真骨頂。原文を読んでもらった方がいいのですが(まえがきなのですぐ読めます)、私は言いたがりなので、僭越ながら勝手にゾロメ風味の香辛料をまぶして(せっかくの味を台無しにするリスク大)、穂村理論を説明させていただきます。

物理次元の世界は何ひとつ変わっていないのに、世界が一変することがあります。

恋人の心変わりを聞く、信頼していた人が自分を誹謗中傷していたと知る、ずっとAさんだと思っていた人はBさんだった…。それまでの世界が覆ります。でも、この「世界」とは、万人にとってのそれではなく、あくまでも個人の世界像です。変わったのは前者ではなく後者。そこで穂村さんはこう記すのです。

ならば、私たちがひとつの共通の世界に生きているというのは実は錯覚で、本当はひとりひとりの内なる世界を生きているに過ぎないんじゃないか。

そして、「言葉」がその個人的世界像そのものなのではないかと考えます。人間は、言葉を介することなしに、直に世界を生きることはできないのではないか、と。逆に言うと、それぞれがそれぞれの言葉で作り上げた世界像でしか人は生きられず、同時に、個人の世界像は言葉によって置き換えることが可能である、と。

たとえば、雑音だと思っていた音、ネガティブな精神状態、に名前があると知っただけで、面白く感じたり、妙に安心したりすることがあります。それは、自分が我慢強くなったわけではなく、言葉を知ったことによって自分の世界像が変化したからなのではないか。

だとしたら、読書という行為は、言葉によって自分の世界像を拡げたり変えたり、他者の世界像を知ることができるという意味では、確かに、生きていく上での必修科目と言える…のかもしれません。

なぜ、自分がこんなことを長々と書いたのかといえば、11月の終わりから義母との暮らし第二章が始まって、正直、参っているからです。

義母の歩行と排便は、第一章時より状況が下降していて、介護の負荷は増しています。そこに、秋口から続いている身内の心ない言動。自分の世界像の中でも、ぐったりしていました。

でも、意外な方向からそれを覆す言葉を知りました。10年前に一度だけお会いした夫の知り合いの女性(ピアニスト兼カウンセラー)が、私を「サラッとしたすごさがかっこいい」(大事なので太字にしてみました)と言ってくださったそうなのです。

私は実際、そんな逸材では全然ないし、10年前の自分の、いったいなにが彼女にそう映ったのかまるで心当たりがないのですが、彼女の言葉を聞いて、自分の中にある暗くて深い井戸の底を覗き込んでいたような気分が一掃されたような気がしました。

一掃は明らかに一時的なものです。また漆黒の闇に襲われる気分になるに決まってます、それも近々。でも、いいんだ。未来永劫変わらないものなんてないことを知っているから。だからこそ、かけがえのない瞬間や言葉が、ロートル車である自分の次の給油所までの燃料になること、日常を続けていくコツだったりすること、がわかるのです。

くっそー!舐めんなよ!!…なあんて、自分の世界像を言葉で自由にしたいと、もがく中高年です。

みんな、いろいろあっぺげど、めげねーでがんばっぺ。

…あれ?ってことは、私の趣味はなんなのさ!

【木曜日のこの枠のラインナップ】
第1木曜日 まゆぽさんの【あの頃アーカイブ】

第2木曜日 つまみの【帰って来たゾロメ女の逆襲 月刊 切実本屋】
第3木曜日 はらぷさんの【なんかすごい。】
第4、5木曜日 つまみの【帰って来たゾロメ女の逆襲 ゾロメ日記】

まゆぽさんとの掛け合いブログです。→→「チチカカ湖でひと泳ぎ」


ゾロメ女の逆襲 記事一覧へ


コメント、ありがとー!

  • Jane

    つまみさん、

    大阪地震のあとつまみさんがカリーナさんのピンチヒッターで書かれた「揺れても、間違っても、在る場所で」の数カ所は私の心に大変響きまして、コピペして時折読み返しております。何も燃料になるようなことを書けませんが、つまみさんの言葉で励まされた読者もいますということをお伝えしたく。
    どうしてそのカウンセラーさんの言葉がそんなにつまみさんにインパクトを与えたのかな?と考えていたら、つまみさんがご主人ご病気以降のカリーナさんを同じような意味で賞賛されていたのを思い出しました。つまみさんがこうでありたい、と大事にされていることなんですね。
    ドロッとした感情を言葉で再構築する過程で昇華されるものありますよね。

  • つまみ

    つまみ Post author

    Janeさん、こんばんは。

    いただいたコメント、何度も何度も読み返しています。
    そして、カリーナさんのピンチヒッターで書いた自分の文章も読み直し、こんなことを書いていたんだーとしみじみもしています。

    励まされたり、インパクトのある言葉って、なにもポジティブだったり強い肯定だったり褒め、じゃないんですよねえ。
    もっと日常に寄り添う、エグ味のない言葉っていうか。

    カリーナさんに励まされるのは、日常のくるくる変わる心情を、ことさら取り繕ったり、美化したり、自己陶酔方面に引っ張らず、平常心でないことすら恐れずに、負の感情も、時に興奮気味の心情も、開示する潔さと強さがかっこいいと思うからだと思います。

    カウンセラーさんの言葉に対しては、やっぱり「強い」と言ってもらえたことがうれしかったんですかね、私。実際、そうじゃないことを痛感してるからこそ。
    もしかしたら、自分にも、自分で気づかない強さの芽があるかも、と思えて。

    Janeさんのコメント、本当に嬉しかったです。
    大げさな言い方に思われるかもしれませんが、自分の居場所が確認できたような気がします。
    ありがとうございます!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。また、コメントは承認制となっています。掲載まで少々お待ちください。


コレも読んでみて!おすすめ記事

ゾロメ女の逆襲

◆◇やっかみかもしれませんが…◆◇ 第8回 末端構成員の遠吠え

50代、男のメガネは

古都で選ばれた映画を古都で観る。

これ、買った!

わたしもFire HD 8 タブレット買った!

ミカスの今日の料理 昨日の料理

褒められたい :ただの野菜スープ

黒ヤギ通信

かわいいお年玉切手

日々是LOVE古着

古着で結婚式

今週の「どうする?Over40」

自分の不運に耽溺せず冷静に。楽しみを手放さずにいたい。

カレー記念日 今週のおかわり!

何してる 近くて遠い 10連休

おしゃれ会議室 ねえ、どうしてる?

首は回しちゃだめ!

いどばた。

乾きが止まらない!どうしてますか?

なんかすごい。

年越しの記

OIRAKUのアニメ

第11回 SSSS. GRIDMAN(電光超人グリッドマン)

わたしをライブに連れてって♪

あけましておめでとうございます

これ、入るかしら?

vol.54 衣類整理しました

絵手紙オーライ!

今年もよろしくお願いします。

あの頃、アーカイブ

【エピソード28】あの頃のお風呂屋さん

昭和乙女研究所

昭和のクリスマス

お悩み相談!出前チチカカ湖

【File No34】自分の立ち位置が定まりません。

KEIKOのでこぼこな日常

PCの前で自分に拍手!

四十路犬バカ日和

僕、12歳になりました!

ワクワクしたら着てみよう

いろいろと工夫してみました ^^

フォルモサで介護

記録、取るべし。

いろんな言葉

介護の言葉 その4

ラジオブースから愛をこめて

ノベルティグッズ

ただいま閉活中

(終)まだの人も、そろそろの人も、もうの人も、みんなお疲れさま!

じじょうくみこの崖のところで待ってます

島にいたって、人生は過ぎゆく。

着まわせ!れこコレ

冬とウェディングと後れ毛と

このマンガがなんかすごい。

第15回(最終回):マンガよ永遠なれ!

夫婦というレッスン

津端英子さんの一筋縄でいかない個性と行動力がすごい著書「キラリと、おしゃれ」

ハレの日・ケの日・キモノの日

暑くじめじめな7月

眉毛に取り組む。

総集編!眉毛ケアグッズ&お手入れ用品のご紹介

さすらいの旅人ゆりの帰国&奮闘日記

グアテマラ。そこで見た不思議な光景と懐かしい味

新春企画 輝く!カレー記念日大賞2017

輝く!カレー記念日大賞2017

≪往復書簡≫SEX and the AGE 

「女性の健康を守り、5歳若くなる抗加齢医療」だって。ボーっとしてたら、すごいことになってるね。

最近、映画見た?

第12回 「海よりもまだ深く」

Over40からの専門学校 略して「オバ専」

【オバ専インタビュー】今まで知らなかった「責任感」も含めて、人生が大きく変わりました。

じじょうくみこのオバサマー

四十九歳の春だから。

華麗なるヅカトーク

第8回 型、色、数! 嫌なことがあったら、また観に来る!

サヴァランのやさぐれ中すday ♪

in her SHOES ~ おばばは何を考えて? #8

器屋さんのふだん器

ふだん器-38  飛びかんな

2016 みんなのこれ欲しい!

サヴァランの「これ、欲しい!」。

2015 みんなのこれ買った!

【じじょうくみこ】低反発リクライニングソファ、買った!

ブログの言葉

「別冊 どうする・・・」はこんなことを大事にします。(過去記事より転載)

今日のこていれ

「今日のこていれ」最終回。1年間のご愛読に感謝を込めて。

崖っぷちほどいい天気

崖っぷちより愛をこめて〜最終回はカピバラとともに。

アラフ ォー疑惑女子

「もったいないお化け」の世代間連鎖

とみちっちの単身ベトナム&中国

ベトナムって、ハノイって、どう?

晴れ、時々やさぐれ日記

ああ、感謝。巳年と午年のあいだ。

中島のおとぼけ七五調

中島。の気ままに更新「おとぼけ七五調」12

ムーチョの人生相談「ほぐしてハッケン!」

【主夫ムーチョの相談】娘がご飯を食べません・・・。

ミラノまんま見~や!

連載最終回!「駐妻のここだけの話」にしようかと思ったが…災難に遭う!

ウェブデザイナーとの対談

大きな旗は振れないけど、小旗はパタパタと振れるだけ振っていこうと思ってます。

「最高の離婚」ファントーク

<対談「最高の離婚」最終回>ホームから電車に乗ってしまってキスして・・・ロマンチックでしたね。

スパコレ

美味しい缶詰を教えて!

2014 新春企画

どうする?Over 40 新春企画「物欲俗欲福笑い」♪( メンバー編 )

フォルモサ(台湾)の女

あずみの台湾レポート「やっぱり紅が好き!フォルモサの女たち」(13)〜不景気顔卒業します

ゾロメ女の図書館小説

帰って来たゾロメ女の逆襲 場外乱闘編 連載図書館ゴロ合わせ小説  『ライ麦&博 完結編』 後編

青蓮の「マサラをちょいと」

青蓮の「マサラをちょいと~人生にもスパイスを効かせて~ VOL.12」

Tomi*さんの最適解

「Tomi*さんの最適解。 ・・・白髪とコムデギャルソンとヤフオクと」  マインド編②

YUKKEの「今日もラテンステップで♪」

YUKKEの今日もラテンステップで ~VOL.13

よもじ猫

隠密失敗

猫No.62  by つまみ

猫大表示&投稿詳細はこちら!

隠密失敗

猫No.62  by つまみ

よもじ猫とは…

全世界初!?四文字熟語と猫のコラボ!

「よんもじ」と猫がペアになって、ランダムに登場します。
ふだん着の猫の一瞬を楽しむもよし、よんもじをおみくじ代わりに心に刻むもよし。
猫が好きな人も、そーでもない人も、よもじ猫の掛け軸からタイム&ライフトリップして、ときどき世界を猫目線で眺めてみませんか。

みなさんの猫画像の投稿をお待ちしています。

投稿はこちらからどうぞ

Member's Twitter


  • カリーナのBILOGはこちら!「どうする?年齢とおしゃれ。それからすべての生き方」

  • Cometさんこと米谷さんの著書「ウチの失語くん」が電子書籍で出版されます!
  • 植松 眞人さんの本がでました♪「いまからでも楽しい数学―先生と数学嫌いの生徒、35年後の補習授業」
  • 「出前チチカカ湖」連載中 まゆぽさんの会社「シリトリア」

Page up