侮れません。表面積のチカラを知ったものが、生活を制す。
こんにちは、カリーナです。
雨の日にスーと散歩するとき、スニーカーでいくか、長靴で行くか迷います。もう止んでいても公園はぬかるんでいるし、雑草はたっぷりと濡れていて、またたく間にスニーカーはじっとり濡れてしまって泥だらけになることもあるからです。
それでも、わたしの長靴は日本野鳥の会のわりと本格的なもの(すでに二足目。中敷きを入れて使うと快適。今見たら値上がりしてました)なんで、降ってないとちょっと大げさに見える。
そこでスニーカーで出ていってしまうわけです。
話は、そのスニーカーを乾かす話なんですが、いやあ、新聞紙を入れるとほんとに乾きますねえ。
そんなこと知ってるよ!って言われそうだけど、ほんとによく乾くよねえ。昔、母が雨のあとは必ず新聞紙を入れていたけど「そんなのやる必要ある?」ぐらいに思っていました。玄関に這いつくばる姿勢や新聞紙を丸めて入れるってところが、なんとなくいかにも庶民、いかにも、年寄りっぽい行動に思えていたのかな。かも。
でも、それから何十年も経って、30代の後半だったか、旅先で大雨に振られ、翌日もその靴を履かなくてはならず、「まあ、試しにやってみるか」と新聞紙を詰めてみたら、想像以上に乾いていて驚いた!ほとんど気にならないほど乾いてる!
新聞紙、偉大。というか、乾いたところへジワジワと移動していく水、偉大。
さらに、もう一度か二度、新しい新聞紙に替えるといいですよね。
そういうわけでスーとの散歩でスニーカーが濡れたら新聞紙風の広告なんかをくちゃくちゃにしてギューッと入れています。朝の散歩で少し濡れたぐらいなら、これだけでもう、夕方は大丈夫!
この「くちゃくちゃにしていれる」のにも理由があるんですよねえ。「表面積を多く」しているわけですね。あなどれないんだ。表面積のチカラ。
というか、「表面積」っていう概念、生命や暮らしにおいてものすごく重要ですよね。ひき肉は表面積が多いから酸化しやすく、細菌が繁殖しやすいわけだし、肉を叩いて表面積を増やすと味が沁み込みやすく柔らかくなるしね。人間の腸だって、ひだや繊毛で表面積を増やしに増やしてテニスコート一面分くらいをこの体に納めているんですから。収納の達人!
靴に入れる新聞紙だってくちゃくちゃにしたほうが水を吸い込む面積が増えて、よく吸う!!ツルツルよりくちゃくちゃ!
ということは…わたしの肌も若いときよりシワが増えて表面積増えているだから、もっと化粧水を吸い込んでしっとりしてくれてもいいのにな~!ひき肉といっしょでなんか、こう、雑菌とか繁殖しやすくなる系?(笑)
もう、九州南部は梅雨入りしたとか。ジメジメ季節は、「靴に新聞紙」に限らず、「昔ながらの知恵」が何かと活躍してくれるんじゃないでしょうか。
押入やたんすに新聞紙をぶら下げておくのもいいそうですよ。なーんか、昔の八百屋さんみたいだな。あ、もう、新聞とってないからそんなにたくさんないや。
オバフォーは今週もコツコツ更新します。時間のあるときに遊びにきてください。脳の表面積も増やして物忘れ防止しましょうねー。わたしも気がける。
なっつぼん
凄い、野鳥の会の長靴持っていらっしゃるんですね!あれカッコいいですよね。
私は…買えないので…オモチャを飾っています。(←ガチャガチャにあるんです笑)
濡れた靴にクシャ新聞紙、よく乾きますよね。湿った新聞紙を取り出す時の快感!
うちも新聞とっていないので、ストックをちまちま使っています。
梅雨時はクローゼットに下げてみようかな。
表面積のお話、興味深いです。
カリーナ Post author
なっつぼんさん
お返事遅くなってすみません!
そうなんですよー。野鳥の会の長靴、愛用してるんです。
あれ脱ぐときに靴の後ろについてるポッチを踏んで脱げるのも
犬の散歩のあとだと便利なんですよねえ。
ただ、わりに色褪せするので
タウン用のおしゃれとして使うには手入れが必要かも。
ガチャガチャにあるんですか!!!
知らなかったーーーー(笑)!!
これから梅雨まっさかり。新聞紙の出番です(とってないけど)