憧れの「びんとし」(敏捷な年寄り)を見つけた話。
ポッドキャスト「That‘s Dance」で、ミカスさん、月亭つまみさんといっしょに「もう顔なんてしわくちゃでいい!びんとしになりたい!」という話をしたのは、昨年9月のことでした。(エピソード178回でした)
ハツラツとしているとか、元気とか、若々しいとか、そういうあいまいな表現ではなく、「びんとし」は「敏捷な年寄り」。そうです。動きが敏捷なのです。生きがいがあるかとか毎日を楽しんでいるかとか、そんなこたあどうっだっていい。若くなんて見えなくていい。なんなら立ち止まっているときには、年より老けて見えたっていい。
敏捷。動きに特化。駆け抜ける足、屈伸する腰、腕、タタっと軽やかに躓かずにステップする足。
そんな「びんとし」なおばあさん、たまにいますよね。憧れです。究極の憧れ。
そして、そんな「びんとし」を見つけてしまったんですよ。
デザイナーで人形作家でもある粟辻早重さん。92歳。
こちらを見てください。スクロールしていくとご本人が出てきます。服装も素敵ですが、この立ち姿。不思議なことに立ち姿だけで「びんとし」であることが、それも「敏捷」に「柔軟性(しなやかさ)」を加えた「よりびんとし(より敏捷な年寄り)」であることを予感させるではありませんか。
さらにスクロールすると、天井のバーにぶら下がる、いわゆる「ぶら下がり健康法」を実践中の写真が出てきます。
これね、写真だけでは全貌が伝わりません。ぜひ、インスタで動画を見てほしい!
縄跳びのあと、ぶら下がり健康法をされているのだけど、縄跳びもぶら下がりもすごいから。「ザ・びんとし」。びんとしの最高峰!!
いやあ、すごいです。
インタビューは前後編に分かれているので興味のある方は、こちらをどうぞ。
住まいもなんとも素敵なのだけど、この家は、亡くなった夫のテキスタイルデザイナー粟辻博氏と1971年に建てたものなんだとか。こちらにルームツアーの記事を見つけました。読みごたえあり!住むのは大変そう。
粟辻早重さん、インタビュー後編の最後のほうでこんなことをおっしゃってます。
気分だけを優先するのじゃなくて、自分をよく見て、食べさせて、管理して、元気にさせておく。楽しくいられるように、いかに自分を誘導できるか。自分が二人いる感覚で、もう一人の自分と上手く付き合っていかないとなって。
極意が詰まってる。肝に銘じたい。「びんとし」というはるかな高みをめざして。
オバフォーは今週もコツコツと更新します。時間のあるときに遊びに来てください。待ってまーす。
まゆぽ
「びんとしになりたいよなあ」と思いながら
猫背気味にトボトボ歩いていたスーパーで、
突然背筋が伸びました。
この写真のミニトマトを見つけたから。
買って、写真を撮って、カリーナさんに送らなくちゃ。
と思いました。
いいないいな、こんなふうにミニトマトのネーミングに使ってもらって。
私も「秋刀魚のひらき 踊るまゆぽ」とか「ポップコーン 弾けるまゆぽ」を目指します。
カリーナ Post author
まゆぽさん
きゃーー!ありがとうございます!
恋するカリーナですと!?
わたしのことかしら?ミニトマトのかわいさと私のかわいさを重ねているのかしら?(笑)
もともと、カリーナはトニーレオンの奥さんの名前からとっていて
トニーレオンといえば「恋する惑星」!
「恋する」つながりで、長年の思いが実ったような
トニーレオンと結ばれたような幸せを感じています❤
うちの近所にもないかなあ。会ったら買ってきて自慢するのになあ。
「ポップコーン 弾けるまゆぽ」最高!
なんといっても「弾ける」が勢いがあって「びんとし」感!