いつもの朝とスーのトコトコトコ。
こんにちは、カリーナです。
朝は大体、6時ごろに起きてスーの散歩に行きます。約1時間歩いて帰ってくると、すぐにスーはごはん。その間に(といっても一瞬で食べてしまうんですが)わたしは、窓を開けて仏壇の花の水を変え、線香をあげます。それからベランダの鉢植えに水やり。
ついでに寝室の窓を開けようと思ってカーテンに手を伸ばすと、足元にスー。別の部屋に行き、散歩の服を着替えようとしたら足元にスー。
朝の準備の間、ずっとトコトコとスーの足音がして、ふと見るとそこにいる。一日中、こんな感じというわけでもなくて散歩の後が特にそう。なんででしょうね。この後、スーはフルーツとヨーグルトをもらったり、わたしのトーストを少しもらったりするから、その期待からかもしれません。
でも、夕方もついてきてます。トコトコトコトコ。ソファと押入の狭いすき間を通って照明のスイッチを入れようとするときもトコトコトコ。
先代犬のパロンは、一人が好きで気が付くとポツンと離れたところに寝そべっていましたが、スーは、必ずリビングのソファ。わたしが別の部屋にいって少し時間が経つと、またトコトコトコ。
なんでついてくるのだろう。なんで、こんなに何も言わず、「ねえねえ」と何かを催促することもなく、ただ黙ってついてくるんだろう。スー自身もわかっていなくて、ただ何となくついてきてしまっているんでしょうか。

この「気づけば、そこにいる」「いるからといって、何がどうってこともない」「でも、必ずそこにいる」という毎日がもうすぐ8年。早いなあ。もう、8年になるのか。
いつか終わることがわかっているのに、自分にとっていかに大切かがわかっているのに、特になにもできないのがもどかしいですねえ。
人と人が一緒に作る暮らしの時間も、人と犬も、いつか終わるとわかっているのに、だからといって何もできない。
大切にしようとお腹に力をぐっと一瞬入れてみるぐらい。
いま、日曜の夕方。さあ。散歩に行ってきます。帰ってきたら、今日もトコトコトコとついてくるでしょう。さ、スー、行こか。

今日は、「教えて!にゃまの先生~聞きたくても聞けなかったお金のこと」も本日更新されています。ぜひ、お読みください。
















































































