< いろんな言葉 > 結婚浪人が長すぎる
「父になりたいと思ってない人たちじゃないと思うんですよ。
浪人が長いだけ。めざしてはいるんです。
いいタイミングと時期があれば…で20数年というね」
〜 『ボクらの時代』より 福山雅治とリリー・フランキーの言葉 〜
*
フジテレビ系列のトーク番組『ボクらの時代』をこよなく愛しております。
仕事仲間だったり長年の親友だったり宣伝がらみだったり
いろんな組み合わせの3人がノンテーマでダラダラ話すのですが
私はこの番組を【腹黒いグータンヌーボ】と認識しております。
理由は「日曜朝7時」という、エッジのきいた時間帯であること。
そして司会者がおらず、3人だけで進行すること。
収録は日中にカフェだったり、夜にお酒を飲みながらだったり、
リラックスした状況で進行するので、出演者はかなり油断しています。
特に朝だからといって爽やかな話をするわけでもありません。
でも放送されるのは早朝なので、観る側はクリアな頭で観ています。
なので「あーこの人とこの人は仲悪いんだな」「この人わりと性格悪いな」とか
「今の言葉は社交辞令だな」「今は本音でしゃべっているな」といったことが
もう本当にね、まるっとわかっちゃうんです。
だから、それを知っている出演者は最初から警戒しています。
「朝の番組だぞ、気をつけろオレ」
と警戒しながら夜にしゃべっている出演者を
朝の放送時に観る…と見せかけて夜に酒を飲みつつ録画を観る
という歪んだ観賞方法で毎週楽しんでおります(笑)
で、先日集まったのが映画『そして父になる』の宣伝がらみで
リリー・フランキー × 福山雅治 × 是枝裕和監督 というカンヌトリオ。
父親役として出演した福山・リリー両氏は、ともに独身の九州男児であります。
映画の流れから「結婚どうなのよ?」という流れになって、
2人が放ったのが、この言葉でありました。
こういう四十路独男がいるからホント困るのよねー
って独女としてはイラッとしますねー。
2人のようなモテ男がこういうセリフ吐くと殺意を覚えます(笑)
しかしまあ、その後に独身生活についての言及が続くのですが
「リモコンとか曲がっていたら、常に直角にそろえたい。
彼女がそういうことに頓着しない人だったら
『そこはスクエアだろう』と何度も説得する」とか
「どうしたら風呂場がカビないのだろうと考えたら
風呂に入るたびに壁の水分を拭き取ればいいんだと気づいて
それからは毎回風呂上がりに裸のままT字ワイパーで拭いている」とか
はからずも福山雅治の几帳面さが露わになったのでありました。
福山、結構めんどくさそう(ファンの方すいません)
ちなみに今回の言葉ですが、
便座を下げて座って小用をするという福山に対して放ったリリーの言葉
「龍馬たるもの、しゃがんでション○ンはないぜよ!」
とどっちにしようか迷ったんですが、
サイトの品位が疑われそうなので、一応きれいなほうにしてみました。
Byじじょうくみこ
ハウザー
こんにちは♪
私もこの番組観ておりまして、この回は印象に残りました。
私が引っ掛かった言葉は「母親が苦労人の場合、息子は絶対にグレない」という内容のくだり。
なるほどという納得もあり、「あぁ私に息子がいたらダメ人間だったかもな」なんておかしな自省もあり、でもなんか違うようなモヤモヤがあり…。
そして、感じたのは「そういう息子は、母親みたいな苦労もイトワナイ女性を好み」 「そんなキトクナ女はいない」 のが現実であり、故に結婚浪人が長いんじゃないの?と勝手に結論づけた回でもありました。
爽子
二回通しで見てました。
ほーー、という感じです。
うちの主人も福山さんサイドの性癖をもっているので、それはそれは大変です。
腐る寸前のネタが美味しい寿司屋の話も、興味深かったです。
あー、またいつもの道草です、すみません。
親になることって、目指すものなのかしら。
自分の場合、子供を産んでおきながら、いうのもなんですが、全然目指しておりませんでした。
ごく普通にお見合い結婚して、当然の成り行きとして母になったのですが、なんだか突然降って湧いたような気分でした。
うわあ!ビックリした!!というのが、正直な感覚でした。
じじょうくみ子 Post author
>>ハウザーさま
こんにちわ!コメントありがとうございます〜m(_ _)m
ご覧になっておられたのですね!語り合える方がいてうれしいー(=´∀`)人(´∀`=)
まあ、あの2人は九州男児なので致し方ない部分もあるかと。。。
私も母親が苦労してるけどグレてた息子、いっぱい知ってます(笑)
そういう意味では、責任感の強いおとこ、と言えなくもないですね。
ちなみに私もたぶん息子をダメにするタイプだと思います。いないけど。
じじょうくみ子 Post author
>>爽子さま
こんにちわ♩コメントありがとうございます〜(*^^*)
見ている方たくさんおられて嬉しい限り!私のまわりは誰も見てないんですよー。
なるほど、ダンナ様はあーいう感じですか。めんどくさいですね(笑)
それにしても、なんとも羨ましいことをおっしゃる。
すんなり結婚して、目指してないのに気づいたら親になってた…理想的すぎるっ!!
目指してても結婚できないワタクシは……
いやこれ以上は申しますまい。
ちなみに私はメインの2人よりも是枝監督に釘付けでした。監督がトークしているところは何度か見かけたことがありますが、柔和なお顔しながら常に相手の言葉を逃すまいと聞き耳立てているんですよね。その風情は優しい聞き上手、というより獲物を狙う猛禽類の眼差し。下手なこと話すと脚本に取り込まれるので監督とはそうそう飲みに行けない、とある役者さんが言ってましたが、確かに油断できない男だなーと思った次第。それに比べると独男たちの無邪気なことね(笑)