Posted on by つまみ
<いろんな言葉>これがあればもっと、予定作るわよ
これがあればもっと、予定作るわよ
齋藤薫著『素敵になる52の“気づき“ 綺麗の雑学』(講談社+α文庫)より
齋藤薫サマといえば、数多の美容ライター群の中から、【美容ジャーナリスト】という新機軸なネーミング&的確にツボを押さえた文章で頭角を現し、女性誌において「美容」を一大ジャンルに押し上げた立役者と申せましょう。
私も少し前まではよく読んでいましたお世話になっていました。
美容の造詣が浅く美ポテンシャルが高くない私でも、彼女のコラムを読むとなんとなく「キレイになったろかいな!」と思ったりしたものです。
正直言って、現在は以前ほど薫サマの文章に触発されることはありません。
加齢のせいなのか、環境のせいなのか、はたまた自分の中での齋藤薫という人の存在感の変化のせいなのか、はよくわかりません。
それでも、彼女の著作を引っ張り出しランダムに開いてみることが今でもたまにあります。
薫サマの本は私にとっていまだに「読むプラセンタ」(齋藤薫節を模倣してみました)なのかもしれません。
文頭の言葉は、52の“気づき“ の中の「手帳」の章からの引用です。
薫サマが、専業主婦であまり外に出ない母親に手帳を贈ります。
「何?コレ」と言われるかと思いきや、お母様は「手帳がずっと欲しかった」と喜びます。
それをうれしく思いながらも「どんなことに使うの?」と聞く娘。
それに対する答えが今回の言葉です。
章のラストの方にはこんな文章もあります。
女の手帳には、たぶんふたつのパワーがあるのだ。女の日常を空っぽにしない力と、女の日常を雑然としない力。
まさに齋藤薫ワールド!
by月亭つまみ
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