YUKKEの今日もラテンステップで ~VOL.4
スマホはメキシコでも人気です。
もっぱらメール機能よりも、携帯電話でおしゃべりに費やす方が多いおしゃべりなメキシコ人ですが、ことカメラ機能の使い方は、日本人同様、写真が大変お好きなようで。
たまに和服なんぞを着ようものなら、一躍人気者になって「一緒に写真撮っていいですか?」とモデルの依頼が殺到します。
さて、このカメラで写真を撮るとき、ラテンの女は、絶対にピースだけなんていう無難なポーズはとりません。
体は斜め45度、顔だけ正面に向け、軽く足を組み合わせ、手は腰に軽く添えて曲げて完全に雑誌モデルのポーズを決めます。
ときに彼と一緒なら、彼の肩に軽く思わせぶりに指先を乗せたり、プールサイドならグラビア・アイドル顔負け、周りに居あわせる人が恥ずかしいほどのセクシーなポーズです。フォトジェニックにこだわる、こだわる。大変良い事だと思います。
だから自分が綺麗に映るポーズや、ロングヘアーの髪の流し方、肩をちょっと後ろにそらしたり、集合写真の時は、ちゃんと右か、左か自分の美しくみえる側へ意識して移動したりします。
プロのカメラマンに撮影してもらうのも大好きで、結婚式やイベント以外でもスーパーマーケットの写真屋でポートレート撮影を頼んでは額に入れてお部屋に飾る。もちろん恋人へのプレゼント用に真剣に自分の写真をフレームに充てながらあれこれ写真立てフレームを選ぶイケメンのお兄さんの様子も見ていて可愛い。
お友だちがFacebookで撮影した写真を気軽にアップしてくれて、私にタグつけされることしばしば。メキシコ人の友人の写真は、人物写真が実に素敵、ポーズが決まっています。
撮られることちゃんと意識しているのね。ちょっとフォトジェニックにこだわって、「わたしの綺麗な写り方」を研究しておくべきですね。
かくいう私、いつも写真撮影は油断しているので、ルージュを直すのも忘れ、どブスに移った写真にタグ付けされることが多くてかなり焦っています。今後は恥ずかしがらないでポーズ決めなくちゃね!
★ムンバイ時代に習った方法でメキシコで鯵の干物を作るYUKKEさん。日墨会館の図書館ボランティアでは、若いメキシカンとも交流中です。YUKKEさんの写真もありますよー。
★コメントには、YUKKEさんが直接お返事します!質問や感想をお寄せ下さい。蛇足ですが、不肖カリーナの記事に「撮りたい写真と、撮ってしまう写真」というのがあるのを思い出しました。メキシコ女性に習ってあきらめず、どん欲に研究したいです。
Tomi*
これ、本当に切実!
いきなりカメラを向けられても、ニコッと笑ってポーズを決めることができたらどんなにいいでしょう。
いつも棒立ちの私です。トホホ…
やはり日頃の研究がものを言うんですね。
ところで、日本人が写真を撮られる時によくやるピースサイン
海外の方から見たら異様に見えると聞いたことがあるんですけど
YUKKEさん、メキシコでもそうですか?
YUKKE Post author
Tomi*さん、わたしも隙をつかれたイケテナイ集合写真がトホホでした。むかしジャカルタで、デヴィ夫人を見かけた時、どなたに「ご一緒に写真よろしいですか?」という時に、かならず決めポーズ決めていらしてさすがだわと感心したことがあります。
メキシコでの「ピースポーズ」ですが、ここのアニメ好きギャルたちは、アキバ文化の到来で、日本人のピースのギャルポーズで決めていますよ。結構受け入れられていると思うけど。
別物ですが、アキバ系ポーズ(たとえばピースで目をフチどる)もニッポン文化のデンパなんだなぁって思ったりしています。