Posted on by カリーナ
〈 いろんな言葉 〉「嘘で固めて空気を読み、感情の辻褄を合わせるようになったら」
嘘で固めて空気を読み、
感情の辻褄(つじつま)を合わせるようになったら、
人間、お終い。・・・桐野夏生
この言葉をコピペしてメールソフトの下書きのところに保存していたから、本じゃなくて、ネットで見つけた桐野夏生氏の言葉。
ずっと座右の銘のように思っていて、ブログでも紹介した。
「おしまいには、なりたくねえ。つじつま合わせの人生はいやだーーー」と思った46歳ぐらいのころでした。
byカリーナ
桐野夏生さんの本は、「東京島」ぐらいまでたくさん読みました。「グロテスク」のお嬢様高校でのソックスにブランドマークを刺繍するところが印象的。
「倹約は淫靡だ」という表現にもゾクゾクした覚えがあります。
最後、娼婦になった女性が「コンビニのおでんのスープを飲みながら、がりがりにやせて路地に立つ」ところヒリヒリしました。
nao
公式アカウントからバックナンバーの紹介で再読しました。
どういう訳だか、同じようなお年頃だからなのか
ここは、今の自分の気持ちに寄り添ってくれるような記事に出会う確率が非常に高い場所なのです。
確かめながら進んでいきたいなと思います。
ありがとう。