ああ、連休の使いみち。脱皮と更新のあいだ。
9月の三連休。土曜はいつもの土曜と変わらず。日曜はシュジンと息子が電車で下関まで。先週作ったシュジンの老眼鏡の受け取りに。海峡タワーに登ったそうだ。電車で下関、待っているだけでも遠い。月曜、日曜から手を付けた家の中の片付け&模様替え。そういえば土曜から新聞も読んでいなかった。
息子の小さくなった衣類と靴、今までどおりどなたかにお譲りするつもりでとっておいたけれど処分した。週末の資源回収で出せば、子ども会の収益に多少のプラスになるけれど、そこにはどうしても出す気になれず。この感覚はいかがなものか。
リビングの隅にあった彼の机も、親子三人川の字にしていた寝室のベッドも。すべてこの連休中に息子の自室へ移動。本人は嬉々として自分の部屋の設えに腐心し、嬉々として「一人」でベッドに入った。
衣類も靴もなかなか処分ができなかったもの。処分したあの一枚もこの一枚もいまだに心残りだけれど。
これでいいのだ、と、思う。
模様替えの家の中は、引っ越しさながら。どなたのお訪ねもなければいいなと思いながら何とかセーフ。息子の机を階段で運び入れるのに父と子で四苦八苦。このひとたちはこういう作業が本当に苦手。わたしの手出しは彼らの学習を妨げるのでぐっと我慢。引っ越し屋さんがあうんで作業をされるのは、体力と知力そして経験値。
それにしても、引っ越し。視野に入れて荷物の断捨離に本腰を入れないと。まさかの10年超の一軒家住まいで家財膨張。これはどう考えても普通のマンションには入らない。寒くなる前に実行あるのみ。問題はハッキリわたしの本と衣類。おっとシュジンよ、あなたの独身時代のあれこれも、もうこれ以上は抱えきれぬぞ。アパート時代のガスコンロとか、初代アップルとか、大学入学のときに買ってもらったという襟がすっかり黄色いバーバリーのコートとか。
そうだシュジンよ。名古屋のお義母さんがとても口うるさかったとか、それがとてもイヤだったとか、息子の年ごろにはすっかり聞き流して平穏を保ったとか、そこにもわたしは言いたいことがあるぞ。
さて。連休中に空っぽになった冷蔵庫。お野菜もお肉も果物も、お米だって水曜の宅配まではとてももちそうにない。明日はいろいろと補充しなければ。
【 スーパーA 】 お野菜(ジャガイモ、玉ねぎ、にんじん、かぼちゃ、茄子、大根、トマト、キャベツ、ズッキーニ(安ければ)、いんげん、茗荷、細ネギ、バジル、他)果物(バナナ、ぶどう)マヨネーズ、鶏がらスープ、かつお節、あけぼのサケ缶、お豆腐、グリコ朝食ヨーグルト、チチヤスヨーグルト(赤)、ミスター伊藤チョコチップクッキー、いつもの台所スポンジ、お米2キロ、山口市ゴミ袋(大)、ちふれトップコート、100均コーナーで付箋大小。
【ドラッグストア】キッチンペーパー、洗濯槽クリーナー、セッチマ、歯ブラシ、特濃牛乳飴
【 文房具 】HBの鉛筆1ダース
【 無印 】傘、おち綿布巾、コーヒーフィルター、アルコール除菌ポケットティッシュ、カップ付インナー(着られるかな)
あきら
いつもたのしみに拝読しています。嗚呼、ここにも自意識と格闘している仲間がいる。失礼かもしれませんが、勝手にそう思って励まされています。
子供を自分のアイデンティティにするなんて間違っているとはわかっていても、そこの切り離せなさこそ醍醐味でもありますね。勝手に応援しております。ぺこり。
okosama
サヴァランさん、こんばんは!
年に数回、一斉にいろんなものがなくなり、一度に買わねばならないときが有ります。月曜日がその日でした。
【ドラッグストア】液体選択洗剤、除湿剤(詰め替え用)、部屋用消臭剤(新技術利用)、防虫剤クローゼット用・引出し衣装ケース用、トイレットペーパー、ティシュペーパー、歯磨き粉、じゃがりこ(アスパラベーコン)
【スポーツ用品店】シューレース120cm
ぶんぶん8
こんにちは。
私も連休に自分の昔の衣類を断捨離しました。
ドルチェ アンド ガッバーナもジャン ポール ゴルティエもコムデギャルソンもみんなみんな...。
大事にとっておいたけど、
『もう一生着ることは無いだろうし』
と急にさっぱり踏ん切りが付きました。
ホントは押し入れで幅を取っている、旦那のダイビングの道具一式と革のつなぎも棄ててしまいたい。
でも、本人には言えません。
それから娘の部屋のピアノを処分してベッドを入れたいのだけれど、娘が首を縦に振らず。
今はもう一人暮らしをしているお姉ちゃんの思い出があるから離れ難いんだろうな。
まぁ、ぼちぼちです。
サヴァラン Post author
あきらさま
お書入れ ありがとうございます!
若い頃からの「自意識との格闘」ご明察でございます。
年齢を重ねて「かなりマシになった」と
密かに自分を褒めたい気持ちでおりましたが
この病、そうは問屋がおろさぬようでございます(笑)
子どもという存在。
子どもがいるからこそ、自分への関心が薄れ
それがうまく「自意識」を中和してくれていたようにも思いますが、
子どもはすぐに「子ども」でなくなり、わたしを置いてけぼりにする。
わかっているつもりで割り切るまでに時差がある。
その愚かしさに臍を噛む。
このことも「醍醐味」と思えば、人生は味わい深いですね。
わたしより先を行かれるおねえさまに
応援、ありがとうございます!_(._.)_
サヴァラン Post author
okosama さま
コメントありがとうございます!
ああ、ほんとだ。ほんとだ。
家の中の棚卸、あります!あります!
でも、そうですね。
これって「年に数回」やらなきゃダメですね。
そのリズム感って、とてもとても大事ですね!
okosama さんの買い物メモ
ガン見させていただきました@@
クローゼット関係、まさに「今!」ですよね。
「じゃがりこ」のアスパラベーコン、まだ見たことな~い!
山口へ南下してくるのはこれからかな?
スポーツ用品店でのシューレース
トレッキングシューズ用かな?ジョギング用かな?何色かな?
ひとさまの買い物メモって、妄想がとまりません!!
サヴァラン Post author
ぶんぶん8さま
コメントをありがとうございます!
>ドルチェ アンド ガッバーナもジャン ポール ゴルティエもコムデギャルソンもみんなみんな
うわ~、懐かしきバブルの星たち☆彡
あの~、どうやって処分されましたか?
わたしは、今の「半透明ごみ袋」というシロモノが
人々の「断捨離こころ」を鈍らせると密かに思っております(ああ、ヘタレ)
でも。
「急に踏ん切りが付く」感覚
わかります!わかります!!
喩えは悪いですが、何かこう「つきものが落ちた」ように
「急に踏ん切りが付く」。
わたしゃ、次のステージに上がったぜよ。うっしっし。
ぶんぶん8さんは
↑こんなお品のないことはつぶやかれないと思いますが。
でもまあ、つきものの全部が落ちたというワケではなく(笑)
家族には家族の「踏ん切り」のタイミングがありますしね。
そのあたりも「ぼちぼち」ですね。
ありがとうございます!
ぶんぶん8
サヴァランさん
半透明ごみ袋にガシガシ押し込みましたよ(^O^)/
もう、過去は振り返らないのだー、うっしっし。
と心の中でいい気持になっておりました(^▽^;)
『じゃがりこ』のアスパラベーコン、鹿児島には来てますよ~(^◇^)
okosama
何がきっかけってことは無いけど踏ん切りがつくって、わかります〜!
ぶんぶん8さまの皮のつなぎはバイク用でしょうか。
趣味の道具ってなかなか捨てられないけど、アウトドア用品は素材の進化が目覚ましくて、最新のものは軽くて快適に使える様になってるんですよね。
数年前にのキャンプ道具一式を処分しました。寝袋とダッチオーブンは緊急用に残しましたが。
旅用スニーカーに市松模様の茶系シューレースを買いました。秋色。
サヴァラン Post author
ぶんぶん8さま
半透明ごみ袋にドルガバ、ゴルチエ、ギャルソン…
おおー、勇者だー\(^o^)/
ほんと!過去なんか振り返ってる場合じゃないっすよねー。
わたしもぶんぶんさんの勇志を借りて
今週末断捨離大魔神になろー!ガシッ!ガシッ!ガシッ!
じゃがりこアスパラベーコン
山口をとばしたのか?わたしの目がとんでいるのか?@@
サヴァラン Post author
okosama さま
そう!そう!
何がきっかけってことじゃない。
でも、からんだ糸がほどけるように
つーーーと執着から解放されるときがありますね。
自分の割り切りに驚き少しの寂しさもありながら、
同時に新しい希望も感じている。
手放すことで満たされるのか
満たされたから手放せるのか。
わたし、火曜には息子が隣に寝てないことで
めそめそしてたりしてたんですが
二晩目にはすーっかり平気になりました。
なんだよー
そんなことかよー>自分
キャンプ用品の進化、びっくりしますねー。
シューレース
ああそうかー。旅行用スニーカーの秋支度かー。
シューレースに取り入れる秋色って、なんて小粋で素敵なんでしょう!!
ぶんぶん8
okosamaさん
革のつなぎは、旦那のレーサーみたいなバイク用の、それこそバブルの遺物です。
プロレスラーみたいな体型なのに、思いっきり膨張色の白に、Kawasakiカラーの黄緑でラインやら文字やらが入っている物凄いブツです。
身体が大きいだけにすごい場所を取っているのですよ。いやぁ、昔はなんでも重くて大変でした。
子どもたちが見たらびっくりするだろうなー、こんなの。
スニーカーの秋支度、素敵ですね。
あー、どこか旅行に行きたいなー(^-^)
サヴァランさん
川の字から息子が抜けて、家族の新しい関係が始まると思いますよー。
一つの別れは新しい始まりです(*^_^*)
いくつになっても、新しい出会いがたくさんあるんだなぁって思います。
これからどんなことがあるかと思うとワクワクしますねー(*^▽^*)
サヴァラン Post author
ぶんぶん8さま
川の字から息子が抜けて、
次の日からはシュジンが抜けました。
(出張です^^)
1の字はつまらないのでこの際、大の字に。
息子の部屋には翌日の放課後から友だちが集合。
増えたり減ったりの毎日です^^。
革のバイク用つなぎ
それは相当かさばりますね。
むかしのスキーウエアも
なかなかすごかったですよねー^^。
パプリカ
サヴァランさま
あらためまして、
はじめまして、
二度まして。
先日は“中島。邸”で
ドガの踊り子を観る美女の
秘蔵作品を特別に見る機会を得て大変光栄でした。
中島。さまに感謝。有難うございました。
さて、
サヴァランさんからの赤は好きですか?の問いに
お返事を考えておりました。
して、お返事は
赤は好きでした。の過去形です。そして、赤再びの未来形。
昔々、暮らしの手帖の記事で
KENZOの赤いコート特集がありまして、
(もちろん、高田賢三さんのデザイナー時代のもの)
それはそれは素敵なページだったのを覚えています。
多分、切り抜いていたと思いますが、いつかゴミと消えました。
モデル、異国の冬、赤のコート、それだけでうっとりでしたが、
高田賢三さんの言葉が
“赤は… 愛と優しさと情熱だ!” ←正確ではないかもしれませんが。
に刺さりました。やられちゃったわけです。
記憶は勝手に幻想と化しますので、違ってたらすみません。
その冬は真紅のコートを買いました。着てました。KENZOではありませんでしたが。
今は、手持ちの赤は
タータンチェックの赤スカートだけです。
十分年甲斐もなく… の部類のものですが。
還暦に向けて、赤好みが復活しそうです。
で、リアル現在、好きな色は紫、ヴァイオレット、パープル、藤色です。
サヴァランファミリーに私と好みが近い人がいらっしゃる気がいたします。
親近感がありますよ。
(じょうねつのあか♪あいしゅうのあお♪いままぜあわせて♪ゆめのせかいへ♪)
サヴァランさんは赤がお好きと聞いて、
思い浮かべた絵をご紹介いたします。
ヴァロットン展で大変に印象に残った作品です。『赤いパプリカ』
http://www.allposters.co.jp/-sp/%E8%B5%A4%E3%81%84%E3%83%91%E3%83%97%E3%83%AA%E3%82%AB-Posters_i10890240_.htm
ナイフの赤はナイフにパプリカが映っているだけなのに
まるで血のようにも見えます。サヴァランさんのルージュはDQN♡
長文失礼いたしました。
パプリカ
p.s.
赤の追記
お写真のうるしのお盆の赤、素敵ですね。
サヴァランさんのお住まいのセンスきらり…
サヴァラン Post author
パプリカさま
こちらへも遊びにいらしてくださってありがとうございます!
昨日 パープル好きな義母から電話がありました。
義母と話すと アタマの中に義母の好きな色が広がるから不思議です。
パプリカさんのKENZOの赤いコートの記事のおはなし。
ああ、そういう印象深い雑誌の記事との出会い。
本当にいいですよね~(うっとり♡)
わたしにもむかしありました。。。
しばらくはそのページが頭から離れないほどの
強烈なインパクトを感じた記事。。。
あの手のインスパイアを
今も何かに求めてしまいます。
美術館
街にお住いの方は本当に羨ましいです。
ヴァロットン
最近とても興味惹かれる画家の一人です。
と申しましても
わたしがこの画家のことを知ったのはごくごく最近のこと。
日曜美術館での紹介や
↓このサイトの対談などをときどき見直したりしています。
http://mimt.jp/vallotton/sp3.html
赤の使い方
年とともにすこしずつ変わってきました。
パプリカさんの真っ赤なコート
みなさんそれぞれ思い出の一枚がおありでしょうね。
(またまたうっとり♡)
赤いペディキュア
中島。邸でのご推察どおり
わたしの足の指は真っ赤です。
うるしのお盆
もうすっかり艶がなくなってしまったのですが
これはこれでいいかなあと。
今日スーパーで赤いパプリカを
カゴにひとつ入れて帰ってきました。
そんな「赤」との付き合いです。
パプリカ
サヴァランさま
ヴァロットン展の高橋館長、角田光代さんとの対談記事
面白く読ませていただきました。
ありがとうございます。
実は三菱1号美術館高橋館長の秘かなるファンなのです。ワタクシ♡
というのも、美術展のガイド音声に特別出演で高橋館長のアナウンスが
入っており、その素敵なヴォイスにくらっときてしまいました。
ですから、サヴァランさんが対談記事を
お返事に載せてくださって、『透視!なんでわかったの?』
と驚いてしまいました。
私もヴァロットンは今回の展覧会で初めて知った画家です。
えへん、2回みちゃいました。2回とも音声ガイド付きで。
サヴァランさんの旅写真イラストでの赤いルージュから
KENZOの赤いコート
そして、ヴァロットンの赤いパプリカへつながりましたよ。
ルージュの伝心!?(*^_^*)
赤は女性讃歌の色です。本当に!
パプリカが考えるにサヴァランさんのご主人さまはこの上なく
“Happy man” です。
『嗚呼、至福。 Violet と Red を愛する女性の間』
次回のプチ家出のときは(おすすめはしませんが、)
鏡にルージュの伝言をね。愛をこめて(^_-)
サヴァラン Post author
パプリカさま
おお!高橋館長!(ちょっと馴れ馴れしく^^)
日曜日美術館のヴァロットン展の回のときも
角田さんと高橋館長がご出演で
とても息が合った感じでした。
パプリカさん ご覧になりましたか?
最近のキュレーターさんや館長さんは
とても素敵な方が増えましたよね~♡
企画展示も楽しみだけど
そこに携わられる人々も素敵って
美術館って、ほんとに美味しい~。
あ、違った。ほんとに楽しい~~~!
ヴァロットンの赤いパプリカ
お教えいただいて初めて見たのですが、
わたし、むかし、油絵の落書きをしていた頃に
カラーピーマンとナイフの絵を描いたことがあって
びっくり@@
もちろんわたしのは「こ、これ、パプリカ?」っていう
落書きなんですが、
テーブルの端にナイフを描くっていうのが
わたしはあの頃大好きだったシャルダンの影響で
好みの構図だったんです。
ヴァロットンは古典からの換骨奪胎で
彼独自の「胸騒ぎの風景」「冷たくて熱い景色」を
描くところがなんともそそられます~。
わたしはパプリカさんの
「ルージュの伝言(伝心)」というお言葉に
ドキッ!
あの。うちのシュジンはですね
もともと非常に淡々とした水のようなにんげんなのですが
わたしの事情を知る友人に言わせると
「ご主人は、今、
生きてる~~~!っていう実感があると思うわ!」と。
紫と赤に挟まれていれば
そりゃもう水も泡立つしかないだろう、と。
ジンセイって面白いよね~ バン!(←シュジンの肩を叩く音)
高橋館長のお声
あとで日曜美術館の録画を見て確認しまっす!!