犬だってサンタでチャリティ!! ~Osaka Great Santa Run 2014~
皆さまこんにちは!ふぇんふぇんです。
あまり皆様気に留めてらっしゃらないかもしれませんが、
犬バカ日和のヘッダーはサンタ写真になっているのをお気づきでしょうか?
ヘッダーの写真は昨年撮影したものなのですが、
またまたバトーと共にサンタ衣装に身を包む日がやってまいりました!
(ということは、この犬バカコラムももうすぐ1年ですよ…早いなぁ)
そうです!
今年も11月30日に、Osaka Great Santa Run 2014 に参加してきました~。
我が家は今回で3度目の参加なのですが、
このサンタランは別に犬のイベントではなく、普通の??人間向け(笑)のチャリティイベントで、
参加者が皆サンタ衣装に身を包み(クリスマスツリーとかの人もいますよ)、
大阪城の周辺5キロを走る(実際には歩いている)というものです。
我が家が初参加した一昨年は3000人、昨年は6000人、今年は1万人!!
と参加者も倍々ゲームで増えています。
サンタの格好でみんなで練り歩く…というだけで楽しいイベントなのですが、
主目的のチャリティは、今入院して病気と闘っている子供たちに、クリスマスプレゼントを贈ろう!
という趣旨で、参加費の一部がプレゼント購入費に充てられると共に、
クリスマスカードに子供たちへのメッセージを書くコーナーなども設けられています。
みんなで楽しむことがチャリティにもなるなんてとっても嬉しいですよね!
サンタランが楽しくて有意義なのは分かったけど、
それがこの犬バカコラムとどう関係あるのー?と思ったあなた!
ナイス質問(疑問?)です(笑)
あのですね、私は常々「犬と一緒に楽しむ生活」というのは、
もちろん「犬専用のイベント」や「犬専用の遊び場」なんかが増えるのも
もちろん楽しいことだとは思うのですが、
最終的には「人のイベントに犬も一緒に行ってよい」とか「犬を同伴しても良い場所」
というのが増えて、「普通」に社会の一員として犬が参加できるようになればよいなー、
と思う訳です。犬バカですから。
(もちろんアレルギーなどへの配慮は必要だと思いますが)
そういう意味において、
このサンタランはバリバリの人間向けの大規模イベントであるにもかかわらず、
最初から犬に門戸が開かれているありがたいイベントな訳です。
それも「犬参加」に伴ってありがちな、「ガチガチの規則」等も特にありません。
フツーに「ワンちゃんも来たければどうぞ」的な感じで。
もうこれは犬バカにとっては感涙物の神対応なのです。
でもだからこそ、いついつまでも「犬参加OK」にしていくために、
参加する側の犬と飼い主には自主的な節度ある態度が求められると思うのです。
大規模イベントな分、問題が起きたら規制されるのは悲しいかな一瞬ですからね。
今回はそのことについて少しばかり思う事をば…。
人が多く集う場所に、犬と一緒に行く場合、やはり人口密度はすごいことになります。
これは普通犬にとっては決して心地よいことではないですよね…。
ストレスの大小はその犬によっても違うとは思いますが、
飼い主は自分の犬を的確に把握して、ストレスをなるべく軽減する工夫が必要だと思います。
例えば、バトーは小型かつ短足犬なので、地面を普通に歩かせたら踏まれる危険もあるし、
バトーの興奮も急上昇で吠えちゃったりする可能性が大です。
でもバトーはバギーに乗せるとすごく落ち着く性格なので、
まずこういう時には彼の場合バギーが必須(笑)
後は、スタート地点のように密集した状態でしばらく留まるような状態が続く場合は、
バギーに乗っていてもキョロキョロして少し落ち着かなくなり、
アクビをしたりブルブル身震いしたり(←ストレスを感じている時のサインです)するので、
なるべく人混みの真ん中ではなく、列の端っこをキープして片側の空間を確保する、
などの工夫をするようにしています。
後は、いろんな人から「可愛い~」とか「写真いいですか~」などの
有難い声掛けをいただくのですが、これも犬にとっては実はストレスのもと。
そういう時は、私がバトーを優しく撫でたりして落ち着いてもらうようにしています。
バトーの場合、私がそばにいれば一応愛想よく頑張れるようです。
ただ、写真撮影が終わった後などは、やはりブルブルっと身震いしているので、
そういう時は「頑張ったねー」と褒め褒めやオヤツも忘れずに(笑)
こういったある種「避けがたい」ストレスをなるべく軽減するためには、
やはり日頃からの人馴れや、少しずつのお出掛け練習が必要だと思います。
ほとんどお出掛けしていないワンちゃんが、
いきなり1万人の大イベント参加…となると、人間も犬も大変だと思うので、
何事も少しずつ…が肝要だと思います。
それから最も重要なのは、「犬目線でも楽しい時間」を作ること。
サンタランでいうなら、人が密集した空間をバギーで行進する時間が過ぎたら、
集団の最後尾辺りで大阪城公園をのーんびりお散歩できます。
そこで写真を撮ったり、お水を飲んだり、ソフトクリームを食べたり!?と、
「バトーにとって楽しい」時間を毎回過ごすように心がけています。
今回は、のんびり歩いて1時間というコースだったのですが、
ゴールした時に時計を見たら1時間45分!?も経っていました。
なので、ゴール後に参加予定だった空撮での全体写真もとっくの昔に終了~。
まあ、人間が普通に歩いて1時間な訳だから、
バトーの短足だとそりゃ到底無理ですよね(笑)
後は、基本的なことですが、
人を威嚇したり、吠え続けたり、排泄物を放置したりというのは、
周りの犬連れでない参加者の方々のご迷惑になるだけでなく、
皆さんの楽しい気持ちに水を差すことになると思うので、
やはり飼い主が十分に気を付けるポイントだと思います。
こんな風に書くと、「完璧な犬しか参加できないんじゃない?」と思われるかもしれませんが、
そうではなくて、「あー、うちの犬はこういうことが嫌い」とか「こういう時吠えちゃう」とか、
そういうことをキチンと把握したうえで、ちゃんと愛犬から目を離さないでいれば、
事前に防げることも多いんじゃないかな~?と思うんです。
だって、「完璧な犬」なんてどこにもいませんよね?
バトーだって、吠えるときはガンガンに吠え出すんですよ~(汗)
バトーの吠えポイントはね、「大型犬」ちゃん。
大型犬ちゃんがそばを通ると、相手にされてないのに吠える吠えるー!
でも小型・中型犬ちゃんだと超スルー。この差の訳は不明ですが…(笑)
なので、私の役目はバトーより先に大型犬ちゃんを発見し、
なるべくバトーの目に触れないようにする、もしくはなるべく遠くを素早く通り、
吠えないように、吠えてもなるべく短くてすむように鋭意努力しています。
そのおかげで、最近は動体視力が上がったような気がするくらいです(苦笑)
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「みんな違ってみんないい」じゃないですが、
毎回サンタランには大人も子供も、障害をお持ちの方も、外国の方も、犬も!
参加していてとってもあったかい気持ちになるんです。
みんながそれぞれ、配慮しあいながら、一緒の空間と時間を共有する。
そんなイベントがずっと続けばいいなぁ、と切に願わずにはいられません。
来年も犬禁止になりませんように…。
そしてそういう「犬同伴普通にOK」の流れがもっと日本に広がりますように。
犬バカな皆様、犬の地位向上に共にがんばりましょうね!
そして、来年は皆さんもサンタランいかがですかー?
今年から東京でも開催されますし、名古屋や沖縄…各地に色々あるので、
是非ご興味ある方は調べてみてくださいね!
ふぇんふぇんさんのプロフィール
大阪のおばちゃん予備軍な40代前半。
30代は中国4都市に「なんちゃって駐妻」として7年ほど生息。
帰国と同時に犬と暮らし始めて「正真正銘の犬バカ」に。
現在の犬バカ活動?!は主にInstagramで行ってます♪
犬バカ指数100%な「#犬バカばんざい倶楽部」ハッシュタグ主催(笑)
Instagram ID:kamayuko