「老化」が、話の腰を折らせる犯人か!?
♥「どうする?40代からのファッション&生き方」過去記事再掲♥
今朝、めずらしく時間にゆとりのあった夫に
娘の友だちの「コカド君」について
上機嫌に語っていたら、
「コカドってどっかで聞いたなー。
漫才コンビにおらんかった?」
と言うではありませんか。
(中略)
あれだな。
小学生低学年男子と同じく、
夫も話を聞いていないんだな。
やっぱり。
(中略)
夫も、若いころなら、
わたしの話にテキトーにあいづちを打ちながら
「うん?コカドってどっかにおったな。
ああ、そうか、そうか。ロッチね、ロッチね。
はいはい。はいはい。
それにしてもあのロッチも、どうなんやろうなあ・・・」
と頭の中でこっそり「コカドずらし」を成し遂げ、
「ロッチ」という人気お笑いコンビの行く末を案じてみることにし、
ひとり、「芸人として生き抜いていく厳しさ」について
わが身と比べながら
ああでもない、こうでもないと考えをめぐらしてみる、という
ひそかな「退屈しのぎ」に興ずることができたのに、
いかんせん年を取って記憶力が減退したために
「うん、コカドってどっかにおったな。
あれ?だれやったっけ?だれやったかなあ。
うーん、うーん、うーん・・・」
と、退屈しのぎのスタートラインで、
いきなりつまづき、
一歩も前に進むことができず、
進退窮まって、
「コカドってどっかで聞いたな。
漫才コンビにおらんかった?」
と、まるで長時間潜っていた水中から
顔を出した一発目の呼吸みたいに
とっさに口にだしてしまい、
上機嫌でしゃべり続けている妻の話の腰をポキリと折る、
という結果になっているのでしょう。
これも老いのなせる技か!?
(中略さず)
いやあ。
みなさんも、夫や親や年上の上司なんかに
同様の傾向が見られませんか(笑)
とは言うものの、
今朝の会話を思い出してみると、
夫の「直近の仕事の話」から
わたしの「コカド君の話」への移行が
どのように行われたのか
まったくもって思い出せません。
話の腰を折ったんでしょうか、わたしが。
それは、いったい、どんな方法だったのでしょうか。
無意識だけに、もんのすごく乱暴な方法で
ボキン!と折っているような気がしないでもなーし。
会話って話の腰を折りあうことなのかもね。
「どうする?40代からのファッション&生き方」
2012.6.13 「老化」が、話の腰を折らせる犯人か!? より~
七蓮しずく
ふふふ…つい笑ってしまい、サヴァランさんの記事にコメントしたくなりました(笑)
そういう事って、日常茶飯事です!!!
長年の相棒(彼氏)とは、付き合い長過ぎて(十数年程)、
特に、話の腰を、互いが折り合ってる傾向高し。
昔の私は、「もぅ~っ、ヒトの話の腰折って…」と言ってましたが。
相棒によると、「話の途中で、思い出した事を忘れないうちに話さないと、また忘れちゃうからね♪」と言う理由に妙に納得させられて、今は、お互いに、それを許しあっております。
私自体が、話の腰折られたら、
「その途中までの自分の話を、えっと、何を話したかったんだっけ!?何の話だった?」って、マジで聞いちゃうくらいに、忘れっぽくなってるもので(冷汗)。
よっぽどの重要な話は、ちゃんと聞いてくれてますからね。
(そう言う意味では感謝してます)
話の腰を折るって言う状況は、その直前の話を聞いてるからこそ、
ある単語に引っかかって、何かを思い出した証拠だし(笑)
会話って、ある種のコミュニケーションだから、
最初の話から、互いが脱線しあっても、何かを伝えたい事には変わらないのだと、
これを読んでて再認識しました。
それなりに、会話が成立する相手が存在するだけでも、
互いのコミュニケーション能力を老化現象と共に、
確認出来ていいかも知れないと、思う此の頃…。