ショートブーツを履くとやぼったくなります!
Q: ロングブーツはよく履くのですが、
ショートブーツやふくらはぎあたりまでの
微妙な長さのブーツがどうも上手にはけません。
町で見かける年長のおばさんに長めのダウンに膝丈スカート、
微妙な長さのブーツという人がいますが、ああはなりたくない!
気をつけることがあったら教えてください。
A:なかなか辛口ですね~(^^;)
ご質問者が「ああはなりたくない!」と思われるのは、
年長のおばさんだからではなく、
単にバランスが悪いからですよね(^^;)
上重心・下重心、
身体のバランスは、年代関わらず人それぞれです。
そんな、身体のちょっと気になるバランスを
コーディネートで補い、整えられれば、
スタイルアップしてかっこよく見えるんですよね。
全身のバランスの中で、
足元が重ければ重心が下がりますし、
軽ければ重心が上がります。
「靴まで重心!?」と思われるかもしれませんが
全身のバランスを整えるために、靴はとっても大事です。
ショートブーツはどちらかというと重めの靴となりますので
重心を上げたい方にとっては、比較的難しい靴ということになりますね。
こういう方がショートブーツを履かれる場合は、
少しでも軽い印象のものを選ばれるといいですよ!
例えばピンヒールとウェッジソールでは
ピンヒールのほうが印象は軽いですよね。
トウが丸くて厚いものよりは
薄くて細いポインテッドトウのほうが軽いでしょう。
というように、
自分に似合うショートブーツを選ぶためには
まずは軽い印象のものと重い印象のものを両方履いて、
全身鏡で見比べてみてください。
それから
もう一つは丈ですね。
一般的には、ふくらはぎのいちばん太いところ、
または太くなりはじめのあたりで切れてしまう長さは、太さが強調されますし、
膝下の長さも短く見えてしまって難しいですね。
最後に加えるなら、
足首の周りの筒の太さにゆとりがあるのかないのかも
意外と似合うか似合わないかを左右しますね。
ショートブーツは、
長さ、太さ、ボリューム感などデザインのバリエーションが多いので
自分に似合う一足を選ぶのに手間がかかります。
好きなタイプばかりでは、
何足履き比べても、
実は同じタイプばかり
履き比べていたということになりがちです。
「好き」と「似合う」が違う場合は、
似合わないタイプばかり試着してしまっているのかも!?
重いもの、軽いもの・・・違うタイプを色々履き比べることで、
今まで思いもしなかったものが似合えば、おしゃれの幅が広がりますね!
メイク&ファッション アドバイス:小島葉子
骨格診断・パーソナルカラー診断・メイクレッスン My Own Style
イラスト:中島慶子
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