Posted on by サヴァラン
〈 いろんな言葉 〉 「はにかみながらもおしゃれをしている」
若い時のファッションが、自分と他者を厳然と区別するものなら、
大人のファッションは、他者の間に入っていき 「くつろぎ」を与えるもの。
自己主張のかっこよさから、「それ素敵ですね」とお互いに声をかけあえる、
そんなファッションでありたい。
私自身もかつて着るのは黒ばかりでしたが、 今は天然素材のピンクも着ます。
茨木のり子さんの詩の一節、
「 年老いても咲きたての薔薇
柔らかく 外にむかってひらかれるのこそ難しい」 という表現が好きです。
はにかみながらもおしゃれをしている、というのが
大人のいい感じではないかと思っています。
~ 光野桃 インタビュー 雑誌クロワッサン 2011.9.25日号より ~
※ 抜粋されている茨木のり子の詩は「 汲む ― Y.Yへ ― 」
byサヴァラン