Posted on by SHOJI
第2回 SHIROBAKO
SHIROBAKOは、P.A.WORKS制作の、アニメ制作会社を舞台にした群像劇です。
お仕事アニメなので、これはたいへん!こんな気持ちにもなるよねーと登場人物を応援したくなります。現場の雑多な空気感を出しつつもピリッとしていて清々しい画面は、輪郭線の太さと色のせいでしょうか。画もお話も、実に丁寧に作られた作品です。いいものを見たわと満足し、元気が出ます。
アニメーションのメイキングアニメーションと言いたくなる作品です。劇中劇の制作過程を追いながら、監督、作画、動画、CGなど各担当クリエイターとプロデューサーや進行の役割について紹介しています。前半1から12話ではひとつの役割についてほぼ2話分を当てており、後半13から24話では、入社二年目の社員が大抜擢を受け、文字通り仕事にもまれながら1シリーズ作品を完成させるまでのお話になっています。
中の人がどうやって作っているのかを知ると、クリエイターへのリスペクトも深まるというものです。某テレビ局「美〇壺」を見たあとで工芸品を見るときのように、このSHIROBAKOを見た後ではアニメの見方が変わります。
もう一本。P.A.WORKS制作の「有頂天家族」。京都特別親善大使だそうです。