コスプレマスク。
マスクをする生活にすっかり慣れた。慣れすぎて、マスクをせずに外を歩くのがちょっと怖い。コロナにかかるかどうか、ということよりも、周りの人から「マスクしてないよ、あの人」と思われるのが嫌だという気持ちのほうが強いかもしれない。
正直、夜遅くに近所のコンビニに行って、ジュースを買ってくる、というシチュエーションで、マスクが必須とは思えない。だって、夜すれ違う人なんてほとんどいないし、万一いたところで、距離があるし密室でもない。すれ違う瞬間に故意に咳やくしゃみをしない限り、僕が感染していたとしても飛沫なんて絶対に飛ばない。そして、店に入っても、夜中のコンビニに人はほとんどいないし、店員さんはマスクしてるし、こっちがお口にチャックしてれば、絶対大丈夫、だと思う。
でも、家を出てしばらく歩いてから、「あ、マスク!」となると、ちゃんと取りに帰る。それはきっと、マスクをしないまま外を歩いて、人にうつしてもいい、うつされてもいいと考えている凶暴の人だと思われたくないからだ。
しかし、ほとんどの人がマスクをしっかりしているように見えるけれど、実は布マスクのほとんどは大きくくしゃみをすると実は横のすき間から盛大に飛沫が飛ぶという話もある。アベノマスクなんて絶対にそんな気がする。ランニング中に多くの人がしている下にだらんとしているマスクは、実はマスクのように見えて、ただの日焼け防止の薄っぺらい布だったりする。
つまり、機能がちゃんとしていない、ただ「マスクしてますよ」ということを伝えるためのコスプレマスクも多いんじゃないだろうか。まあ、ないよりマシだし、周囲が怖がるより安心した方がいいので、コスプレマスクも大切な気がする。
どっちにしても、ワクチンが開発されて、みんなに行き渡るまではしばらくこんな疑心暗鬼な日々が続くのだろう。「ああ、早くワクチン開発されないかなあ」と台風クラブの工藤夕貴のような感じで呟いてしまう日々である。
植松さんとデザイナーのヤブウチさんがラインスタンプを作りました。
ネコのマロンとは?→★
「ネコのマロン」販売サイト
https://store.line.me/stickershop/product/1150262/ja
クリエイターズスタンプのところで、検索した方がはやいかも。
そして、こちらが「ネコのマロン、参院選に立つ。」のサイト
http://www.isana-ad.com/maron/pc/
植松眞人(うえまつまさと) 1962年生まれ。A型さそり座。 兵庫県生まれ。映画の専門学校を出て、なぜかコピーライターに。 現在は、東京・大阪のビジュアルアーツ専門学校で非常勤講師も務める。ヨメと娘と息子と猫のマロンと東京の千駄木で暮らしてます。サイト:オフィス★イサナ
★これまでの植松さんの記事は、こちらからどうぞ。