Posted on by カリーナ
<いろんな言葉> 生命力が出番を待っている。
「生命力が出番を待っている。」
じっと待っていると自然回復力が助けに来てくれることもある。
by中井久夫「こんなとき私はどうしてきたか。精神保健いろは歌留多」より
精神科・中井久夫先生の講演を書籍化した「こんなとき私はどうしてきたか」の巻末に
付録みたいについている「精神保健いろは歌留多」の「せ」のところの言葉です。
どうもダラダラして何のやる気も起きないとき、「だめだな。こんなにダラダラしてはダメだなあ」と「勤勉なほうのわたし」が「ダラダラなほうのわたし」に文句を言うことがある。「あれもやんなきゃいけないんじゃないの?」とか、「これもやっていないでしょ?」とかささやくこともある。
努力ベタでもあるけど、弛緩ベタでもあるんだなあと思うのです。
でも、そうやって「勤勉」VS「ダラダラ」の戦いになるのが、一番、もったいない。
ゆえに、ダラダラしたいときは、やる気が起きるまでダラダラし尽くすことにしたい。
からだのサインかもしれないし。そして生命力の復活を待つ。
中井先生のダラダラ推奨系ことば↓
今日できることも明日までのばそう。
今日やりすぎたら明日は手を抜こう。
残しておけば明日が楽しみ。(←これ、特に好き)
by カリーナ
(イラストのモデルもカリーナ。
「ぷっ!似てない」という指摘は、コメント欄でも受け付けておりません)