同感したり、されたりで心が軽くなる時
以前、終の棲家はどうなるか・・・ということを書きました。お互いにエレベーターなし、5階の古いマンションが持ち家、今はそれぞれの子供が住んでいますが現実的に考えてそこに住むことはほぼない。実家が大好きなマメオ君ですが実家に行くのも難しい。私は今住んでいる場所がとても気に入っています。駅に近い。病院、役所も近い。自然も多い。とにかく便利なので、通院、買い物などに行く時に時間のロスがない。私が仕事と介護の合間に筋トレ行ったり習い事行ったり、買い物したりするのに時間の計算がとてもしやすい。私が今ほしいのは持ち家でなく時間。確かに家賃は厳しいけどもうしばらくどうにかやっていけそう。困るのはどちらかが自宅で生活できなくなって施設と二重生活とかになった場合。まあ私が施設に入る時はマメオ君も一緒だろう。
私たちは再婚同士でそれぞれに子供たちがいるから何かあった時に不動産とかあると色々と面倒なことになりそうだからという気持ちもある。大した財産は残せないと思うが子供たちにとっても不動産より現金がいいだろう。
アマゾンプライムの特典で本が無料で読めたので87歳、古い団地で愉しむひとりの暮らし
を読んだ。母とほぼ同い年の著者ですがとても興味深い本でした。その中でずっと団地暮らしの著者が持ち家じゃないから自分に何かあった時に子供たちも楽。と書いてあった。同感だーと思いました。全然知らない方でも同じようなことを考えてる人がいると思わず嬉しかったり安心したりします。
カリーナさんを知ったのはマメオ君がまだリハビリ病院に入院している時でした。引っ越しをして自宅介護のための準備を始めた時に「そうだ新聞をとろう」と思い、地元の情報が多い神奈川新聞を頼み、始めて配達された日の新聞に掲載されていた「献身と保身のはざまで」を読み、自らの中にあった感情と似たものを感じ、ほっとしたことをとてもよく覚えています。
今、ほぼ毎日LINEでやりとりをしている方がいます。その方のご主人もマメオ君と同じく右麻痺に重度の失語症です。私のブログを読んでコメントをくださったことが縁でやりとりするようになりました。年齢も近く今の立場が似ていてお互いに愚痴をこぼしあっていますがそれが日々のエネルギーにもなっています。顔も声も知らないのになぜか何年も前からの知り合いのようです。
たとえ一人で悩んでいても同じような事を思っている人がいたり自分の考えに同感してもらえたりするとちょっと安心します。マメオ君が倒れてからの4年間は特にそう感じています。
さて年男、60歳のマメオ君は厄年なので私が代理で厄除けに行ってきました。
八方除けで有名な寒川神社へ行ってきました。
平日でしたが多くの方が来ていました。この神社は再婚する前にはほぼ毎年お参りにきていたところ。長女は巫女さんのバイトをやっていました。そういえば元旦に外の特設売り場に配置され寒さで体調を崩してお参りでなくお迎えに行ったこともありました。ちょっと懐かしい気分にも浸ってお参りしてきました。