もしものための老犬ホーム探し
皆さまこんにちは!
昨日の2月20日はバトーの家族記念日でした。早いもので丸17年一緒に暮らしていることになります。17歳っていうと人間なら高校2年生。大学から一人暮らしを始める予定だったりして、そろそろ親元を離れていく年齢ですよね。
犬の17歳はというと、もう犬生終盤のハイシニアですから、やっぱり人と犬との時の流れは全然違うんだなぁと改めて思い知らされます。
ということで、我が家の17歳男子もいよいよ一人暮らし用のアパートを探す…訳は無く、今後の飼い主ワンオペ体制による「もしも」に備えるべく老犬ホーム(ホテル)を探すことにしました。
ドッグホテルや犬の預かり施設って、動物病院やトリミングサロン併設などで全国津々浦々あると思うんですけど、こと老犬対象となると受け入れOKの場所がグッと減ってしまうんですよねぇ。
そりゃそーですよね。預かり中に犬に何かあったら即クレームだし、老犬となると何かある確率は格段に上がる訳ですから。とはいえ普通のお店で老犬にだけつきっきりっていうのも厳しいだろうし。
更に、犬関連施設は1年以内の狂犬病などのワクチン接種証明やノミダニ予防薬の投与が必要なことがほとんどで、もう身体が弱ってるのでそうしたことが出来ない(あえてしてない、させたくない場合も)老犬にとってはなかなか大きな障壁なんですよね。
でも最近のペット高齢化につれて、シニア犬の預かりに特化した老犬ホテルや、更には介護付きの老犬ホームまで登場してきました。関西でも多くはないけどなんとか選べるくらいの数はある模様。ありがたいことです。
まずは、バトーを受け入れてくれそうな老犬ホーム(ホテル)はあるかな?と色々調べてみたところ、山沿いなどで広い敷地がある/都会のど真ん中で室内のみ、メニューや規約が細かい/比較的ざっくりしてる、飼い主の気持ちに寄り添い系/ビジネスライク、短期長期預かりOK/長期のホームのみ、老犬のみ/若犬も可、などそれぞれ特徴があって。
その中から、我が家から遠すぎず、サービス内容や料金がものすごく細分化、明文化されてたお店をピックアップ。次に半年ほどお店のSNSをチェックしてました。
なぜこんなことしたかというと、ペット系施設ってハード(お店の外観内装やウェブサイトなど専門業者さんが作った部分)はいいけどソフト(実際の運用やサービス)がイマイチ…っていうのが結構あるあるなんですよねー。
半年間毎日SNSを見てるうちに、流動的ではあるものの大体のワンちゃんの数、長く滞在している子たちの様子、介護ケアの様子などもなんとなく掴めてきて。
全体的にサービスが安定している印象を持ったので、先日満を持してバーくんの「お預け2時間体験」に行ってきました!
バーくんは昔からお泊まりが本当に苦手で、慣れ親しんだお店に預けても一晩中声が枯れるまで吠えたりする困ったちゃん。見えない聞こえない状態でいきなり知らないお店にお泊まりだとバーくんも不安だけど私も不安なので、まずはお試し体験をお願いすることに。
結果、最も心配していたずっと吠え続けるとかはなく、次に心配だった他のワンちゃんと喧嘩するとかもなかった模様(特に犬には興味ないみたいでしたよ〜、とのこと)でまずはひと安心。
でも、2時間の長丁場なのに一度もリラックスすることなくずーっとウロウロ歩き回っていたらしく(リラックスしてくれると一番安心なんですけどね、とのこと)、後半は玄関近くのゲートの前でピーピー鼻鳴きしながら飼い主を待っていたらしい。
(↓お店の方が撮ってくれた動画より)
バーくんは任侠キャラの割には、私がいない時は意外とあかんたれというか、分離不安気味なんですよねぇ…バーくん疲れちゃうからゆっくりリラックスしていいんだよー!
でもバーくんの頑張りのおかげで、今後もしも何かがあった時にはバトーを預かってもらえそうな場所の目処がついたので、飼い主的にはほんの少し安心できました。バーくんありがとう!
もちろんワンオペでも今のところはまだ私も大丈夫だし、もし何かあっても実家で見るからねと言ってもらってるんだけど。先のことは誰にも分からないしね。
老犬ホーム(ホテル)は犬だけじゃなくて飼い主にとってもセーフティーネット。
使わないで済むのが一番だけど、もし何かあったら使えばいいじゃない!って思えることそのものが、高齢化が進むペットの飼い主達の気持ちを少し楽にしてくれる気がしています。
◆ふぇんふぇんプロフィール◆
5年間のバンコク暮らしを終え、現在大阪北摂暮らしの50代前半。宝塚ファン10年目。華流ドラマファン3年目。最愛のバトーくんは17歳、ハイシニアともなると愛おしいを超えてもはや尊いの極み!今はこの貴重な時間を何よりも優先して日々過ごしています。
★バトーくんInstagramもやってまーす!→ fenfen_bateau で検索してみてね。
絹ごし豆腐
鼻スピ泣きは、聞くとこちらの心にダメージ大きいですよね。
でも吠えっぱなしでお預かりを拒否される、ということがなくて何よりでした。
我が家のトイプーもどき15歳も、今は全体的に白髪が増えた程度ですが、あと数年で目や耳に老犬らしさが出てくるのでしょうか。
瞳を覗き込むと白内障の始まりかな、というような様子が見えます。
最近は仕事中も甘ったれくぅくぅ泣きの回数が増えてきて、これも年齢のせいなのかな、と思っている次第です。
その割に昔と違ってベッドで一緒には寝てくれなくなって、寝る時だけは気ままにわがままに振る舞いたい様子、寒い夜には寂しい飼い主です。
ふぇんふぇん Post author
>絹ごし豆腐さま
鼻スピ鳴きはほんととんでもなく哀愁が漂いますよね。
絹ごし豆腐さんの愛犬ちゃん、お仕事中は構って欲しいのに夜は1人で寝たいっていうのがとっても可愛いですね♡
きっと絹ごし豆腐さんにして欲しいことが年齢と共に明確になってるんでしょうね〜。なんて愛おしい!