Posted on by 爽子
清流を泳ぐめだか
2006年の春。
初めての友達との海外旅行は韓国でした。
旅慣れぬわたしは、予約から何から何まで頼り切りで、今思えば
申し訳ないことこの上ありません。
仁寺洞(いんさどん)を散策して楽しかったのが思い出です。
篆刻のちいさなギャラリーには、長い時間いたかったですが、お店の
人の視線が痛く。。。((笑)
韓紙を探していた友人のお目当ての紙は見つかりませんでしたが
陶器店で、お気に入りを見つけてしまったのです。
めだかの絵付けは一碗だけで、友達はここでも譲ってくれました。
ああ、申し訳ない。
でも、今でも大事にしています。
青磁(といってもいいのかどうかというほどのお土産価格)の
夏茶碗。
くるくると布に巻いて機内持ち込みで大事に持ち帰りました。
清流を泳ぐメダカの群れ。見るたびに思います。
絵てがみのあて先は、もちろん彼女です。
メダカがどうにも器の上に浮いて見えるので、どうしたもんか。。
と、スケッチの先生にアドバイスしていただきました。
メダカの柄の輪郭線を弱くするために白ペンでなぞって、影の方向を変えてみました。