マット類
ウサギの足裏は毛がみっしり。そういう足にはフローリングの床は滑るし平坦すぎるしで何かしら敷く必要があります。
不測の汚れを洗いやすいのは絨毯よりマット類です。
そんなことで、うさちゃんはマットをたくさん持っています。洗い替えもありますが、良かれと思って買ったり作ったりしたマットがお気に召さずお蔵入りとなっているのです。
ため込まずに捨てれば?といわれそうですが、「一定期間使わない物は処分」というお片付け格言はウサギには当てはまりません。
しばらくして出してみると今度は大のお気に入りになったりするからです。「セレブマット」という手触りの良いマットもそういったものの一つでセレブマットばかりに乗っているというブームが定期的にあります。
最近のお気に入りは下僕のお下がりリメーク品のマットです。
冬用のもこもこシーツ(暖かい。寒冷地のホームセンターで何気なく買ったのがとてもよかった)の四隅のヘタっていない部分をうさちゃんサイズに作り直したもの。直接アゴを載せて眠る姿は可愛いのなんの。
適当に切って縫ったのですが大ヒットでした。くつろいでマットをぺろぺろなめて大切そうにしています。友達を気遣うような、子ウサギを世話しているような優しさです。うさちゃんの横にお友達や子ウサギがいたらうさちゃんはもっといいのかなあ。でも以前、小さなウサぬいぐるみを置いたときには怒ってくわえて振り回して投げ飛ばしたなあ・・・。
うさちゃんはあまり「しんみり派」ではないのでした。
ウサギって弱いけど強いのです。
もうひとつは義母が使っていた介護ベッドの圧分散ウレタンマットです。
居間に置いていたベッドを処分する際、マットが案外薄くて軽く扱いやすそうなのに気づき「捨てるならそのマット頂戴。どう使ってもいい?(うさぎに使うとは言いにくかったので)」ともらい受けました。
うさちゃんは後ろ足の軽い麻痺のため足裏に均等に体重が乗らず、足裏の一部が禿げています。足裏の保護のためにも圧分散マットは試したい。
すぐに一部を天然氷のように切り出してカバーをつけ、うさちゃんの窓枠の定位置に敷き、残りはうさぎ部屋にラグ代わりに敷きました。初めはおそるおそる乗ってきたうさちゃんですが、どうやら気持ちがよいみたいでだんぜんマットに乗っていることが多いです。
マット上で軽くBinkyしたりもします。下僕も寝転っても体が痛くなく、いつまでもうさちゃんの横顔を眺めていられます。
そしてマットの圧分散のおかげでしょうか、足裏が赤くなることが減った様に思います。介護用品、さすがです。
うさちゃんは穴を開けるほど布類を囓ることはないのですが、ケージの中には安心安全の牧草でできたマットを敷いています。
囓ってバラして遊んでよし。食べても美味しい「うさぎの座布団」。
新品を敷くとお座敷みたいに見えるのも良い感じです。わらっこざぶとんで遊んでいるうさちゃんもとても可愛いですよ。