Posted on by プリ子
最良のものを凍結した結果
宝塚出身の女優大空祐飛が、
タマラ・ド・レンピッカを演じた公演のトークショーで語っていた言葉。
この公演では、「神様がおつくりになったものはみんな最良のものなのよ」
「私はそれを写しているだけ」 というセリフがありました。
晩年のレンピッカがインタビューに答えるという設定です。
え、レンピッカの絵はまったく自然ではないよね…??
と誰もが疑問に思うと ころ。
これを大空祐飛は「彼女の絵は写生ではないけれども、
最良のものを「凍結」した結果だと思う」と解説していました。
なーるほどー。
そして、「自分も脚本をもらったら、
この役はこれ以上でもこれ以下でもないと思って取り組む」と。
宝塚は当然、自然ではないし、
大空さんは、宝塚の中でもさらに異色の人でした。→HP
でも、別に狙ってやってるわけじゃなかった。
ただ「最良のもの」に向かい合ってるだけだった。
レンピッカの絵も、最初からデフォルメを狙ったから素敵なのではない。
ただ「最良のもの」に向かい合ってるだけだった。
最良のものをそのまま受け止めて、
それが自身の個性で凍結されたからこそ、素敵なのですね。
Frankincense Lab.
タマラ・ド・レンピカ大好きです。お芝居があったとは知りませんでした。
絵はたしかに自然ではありませんよね。美が凝縮されている感じがしていました。
彼女の生き方も非常に興味深いです。
Tompei
プリ子さんはゆうひさんのファンなのかしら?!
私はプガチョフを観て以来、ゆるーく応援していました。
って、ここはそういうことを語る場所ではありませんね。失礼!
ひさびさに名前を見て嬉しくなって、つい……。
プリ子 Post author
Frankincense Lab.さま、コメントありがとうございました!
レンピカは絵も素敵だし、人生もドラマチックですよね。
凍結、凝縮…レンピカが個性的だからこそ、ああいう絵になったのだと
あらためて感じました。作品は人なり。
プリ子 Post author
Tompeiさん、ヅカファン仲間のコメントありがとうございます!
私はリカさんのファンだったので、
ゆうひさんには思い入れがあるんです。
プガチョフのころは新人公演を観るほどのディープなファンではなかったので、
映像で見ただけなのですが、すごく頑張ってましたね。
そして、最後は立派なトップさんになって…
って、ここはヅカブログじゃなかったですね^^;