＜いろんな言葉＞ 人生に後悔はつきものなんじゃないかしらって
「人生に後悔はつきものなんじゃないかしらって。
ああすればよかったなあ、という後悔と、
もうひとつは、
どうしてあんなことしてしまったのだろう、という後悔……」
映画『男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け』より
Illustrated ｂｙ 中島慶子
『男はつらいよ』の第17作。
昔の恋人（宇野重吉）と数十年ぶりに再会した、
品のいい銀髪女性の台詞です。
演じているのは岡田嘉子。
彼女自身、女優をしていた30代のときに愛人とソ連に亡命し、
壮絶な苦労の末に70代で帰国したという経歴が。
何気ないひと言に、波乱に満ちた人生の重みが感じられます。
でもね、いずれにしても後悔するなら
「あんなこと」をしたほうが、間違いなく人は豊かになる。
岡田嘉子の面差しは、きっぱりとして美しい。
そしてこの作品のマドンナとして芸者を演じている太地喜和子は、
うっとりするほど華があるのです。
by Comet
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Tomi*
嗚呼、本当に後悔してます・・・
私は身内を三人（父・母・姉）亡くしていますが、後悔ばかりです。
以前飼っていた猫の「たま」に対してさえも、後悔ばかりが残っています。
「もっとああすればよかった」「あんなことしなきゃよかった」
でも、それが今の私に教訓となっていることは確かだなぁと思います。
家族に対してはまだまだだけど
４匹の愛猫達には「たま」の分も愛情を注いでいます。
だけど、なんだろうなぁ・・・
親孝行にしても介護にしても「これでいい」ってことはないんですよね。
どれだけやったとしても後悔は残るんだろうなぁって思います。
それを次に繋げていけばいいのかな・・・
Comet Post author
Tomiさん、そんな思いを抱えながら、ピシッと笑顔でおしゃれを楽しんでいるんですね。別冊メンバーのメーリングリストで「オンナはサムライ」「心は漢」というやりとりが、ついさっき交わされていたところですが、Tomiさんのコメントを読んで、本当にそうだ、と。そしてサムライらしく「後悔するのが当たり前」と腹を括れたら、そこから何か始まる気がします。