プリ子
１９７１年生まれ。横浜出身、在住。家族は、ダメ夫一人と、おじいちゃん猫一匹。都内の某図書館勤務。
痛い事も痛いが綺麗な事も綺麗ぢや。
脊椎カリエスで寝たきりの正岡子規が、激痛の中で枕元の金魚を見ていわく。 絶望的な状況でも、美しいものに目がとまる不思議。それとも、絶望的だからこそ、美しいものが際立つのでし …
（１０）大小大小大小小
トイレの話じゃございません。周期の話です。 年々周期が短くなり、今では19日とかがざらなんです。もともと20代の頃から、27日、26日と減ってきていたんです。30代後半のとき、「23日ぐ …
（９）ブラックボックスからの眺め
健康話題でもう一つ。 手の指が腱鞘炎なんです。PCのキーボード早打ち、PCが使えないところでは鉛筆で高速筆記、、、をやっていたら親指と人差し指がいたーい。やだちょっと、 漫画家さんみたー …
（８）低血糖で、ひもじい熊になる
健康方面で今一番困っていること。それは、お腹がすくとイライラすること。 当り前じゃん、と言うなかれ。尋常でないイライラなんです。そのへ んに棒っきれでもあったら、振り回して何もかもをなぎ倒しそうな勢い …
だってそのぶんだけ思い出がたくさんになるんですもの
中学生のとき、NHKのラジオドラマで寺山修司の童話を放送していました。その中の一つのお話の最後のセリフ。今でも言い回しを覚えています。 年をとるってすてきなことね だって、 …
（７）値札のない世界
あけましておめでとうございます。写真をもとに中島。さんが描いてくださった似顔絵を、カリーナ部長に「意外に美人（笑）」と評されたプリ子です。 見栄をはって写りのいい写真を選んだばっかりに。。。これでは、 …
（６）老化は細部に宿る
「美は細部に宿る」という言葉がありますが。全体として美しいものは、細部だって美しいというような意味かと解釈しておりますが。老化だって同じなんでございます。全体としてたるんで、いかつくて、かさかさして、 …
（５）ブリザードスイッチ
噂をすれば、早速です。何十日も来訪がなかったあの方が、ふっと訪れ、始まりは粉のようであり（おおお、粉だよ、粉！）、痛みがなく（おおお、痛くないあれだよ！）、そしてだらだらと続いて、取り替えても取り替 …
（４）女の記号
友人Mに「インク壺どころじゃないってよ～」と伝えておきました。そして「最後のお知らせなんてものはないらしいよ～～」と。 想像以上に手ごわい閉経の日々を思い知らされたMは、突如こう言ったのであります。 …
（３）インク壺ひっくり返し伝説
「最後の一回って、ものすごい量が出るんだって！」 友人Mが興奮して言うのです。 「ある女の人がね、豪華なレストランで食事してたのに、ちょっと立った瞬間に、どばーーーって、インク壺をひっくり返したみたい …
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