漫画家、政治、ダイアン・キートン、RIP SLYME…心があっちこっちに行った一週間。
こんにちは、カリーナです。
先週、仕事ばかりしていたら世の中がどんどん動いて、一体全体、どうしたらいいのか。いや、わたしには、何もすることはできないのですが、心だけが忙しかったです。みなさんも忙しかったのではないでしょうか。
SNSでは、江口寿史氏のイラストが一般人や雑誌のモデルなどのトレースだと話題になっていました。「むむ?イラストレーターって書かれているけど、この方、漫画家だぞ」と思うのにしばらく忙しかった。最近は、イラストレーターとしての仕事が多かったんですね。知らなかった。なんか休載多めの気まぐれな人だけど、抜群に才能ある漫画家というイメージでした。
高市早苗さんが自民党総裁に選ばれたのが先々週土曜日。私は支持していないけど、「女性の閣僚を10人ぐらい登用する」なんてニュースが流れて、それは見てみたいとちょっと思った。だけど、まさかの公明党の連立離脱。連立政治、民主党政権を間にはさみつつ26年間だったのですね。26年って…。そ、そんなに?いや、そうだろうけど当初、「急場しのぎ」のようなイメージでいたから、26年という長さに改めて驚きました。
公明党議員のかなりは、与党の経験しかないわけで決断したとはいえ、大きな変化に右往左往するだろうな。それにしても公明党代表は、いつも身なりが上品でこざっぱり。いやあ、しかし、連立の始まり、26年前というと、このわたしでさえ、まだ37歳。若かった。1999年、小渕内閣のときだったんですね。
阪神大震災の4年後、東日本大震災(このときは、民主党政権下)の12年前に始まっていたんだな。二つの地震で時代を考える癖がついたのなんでだろう。
それと前後して女優さんの薬物利用疑いのニュースが流れて驚き、昨日は、ダイアン・キートンさんの死去のニュース。79歳。
「アニー・ホール」の公開は、1977年。わたし、16歳。憧れました。憧れたけど、何をどう組み合わせれば、あんな感じのおしゃれになるのか、わからなかった。前の下半分を開けたベストの下から出た太いネクタイ。ダイアン・キートンにはすごく似合っているけど、あれ、からだの骨格がしっかりしていないと似合わないファッション。隣に立つウディ・アレンが小柄なのもよかった。70年代、女性たちがつかみはじめた「自由」と「対等」が身長差にも表れてて。
RIP SLYMEが再結成していたのも知らなくてびっくり。THE FIRST TAKEを見たら、「RIP SLYMEがいる。でもPESはいないよな」と思ったら、いてびっくり。幸せそうで雰囲気よくてびっくり。彼らの服装も雰囲気も身のこなしも好きだ。これは、いいニュース。仲直りして期限付きとはいえ再結成するなんて、大人だ。成熟している。GQ JAPANの密着動画も見たけどよかった。チェッカーズでも見たかった。
結論。
30代後半でわたしの認識は止まっている。止まっていないものあるが、止まっているものが多い。
この前、いつも会う柴犬の飼い主さんが珍しく二人の子どもを連れていて、これにもびっくり。抱っこ紐に入った赤ちゃんと幼児だったのに、ガンバのユニフォームを着たふたりの兄ちゃんになってた。スーと散歩して7年。そりゃ、大きくもなるよね。子どもの成長ってすごいな。時間をムダにしていない。
大人の、というか、わたしの時間は止まりがち。でも、本当は止まってないのよね。人も、わたしも、何もかも。
ダイアン・キートンさん、80代、90代と自然体のかっこよさを見せてほしかったです。憧れの先輩が亡くなるのは、ほんと寂しい。
オバフォーは今週もコツコツと更新します。時間のあるときに遊びに来てください。待ってまーす。