転倒注意。からだは骨折しなくても、心が軽く骨折する。
こんにちは、カリーナです。
朝、スーの散歩から帰って着替えて、ふと向きを変えた瞬間、スコンとコケました。前向きに。膝をついてバタン。手を前に伸ばして、五体投地。
ラグにひっかかったんです。ウォーインクローゼット風に使っている部屋のラグは、元々大きいものを二つ折にしているため、少し分厚いんです。分厚い上に二つ折。
足を引っかけそうだなあ、とは思っていました。特に二つ折にした輪っかのあたりに。
でも、まあ、何もないより雰囲気がいいかと思って敷いてました。
でも、見事にコケた。次の瞬間。立ち上がるや否や、そのラグに憎しみをぶつけてひっぺがし、乱暴に丸めて部屋の端っこに投げるように置きました。
もう、あんたとはやっとれん。別れてやる。捨ててやる。フン、の勢い。
こういうのは、勢いでやらないと、また敷きっぱなしになって、そのまま何となく無事に過ぎて、そしていつかまたコケるのです。必ずコケる。
英断だったと思います。
その翌々日ぐらいですよ。これまた散歩から帰ってきて玄関でスーのハーネスだのリードだのを片付けているとき、靴下履きの足がスニーカーの上に乗ったんですね。正確に言うとスニーカーと隣のサンダルの間。でもって、スニーカーとサンダルの高さにちょっと差があったんでしょう。
その差で、足がクネっ。
気持ちがガクッ。
いやあ、家のなかのケガが多いとは聞きますが、こんな小さな「段差」でクネるかと。段差といえども、「スニーカー」と「サンダル」の極小段差ですよ。いや、段差は小さくても指先がひっかかればコケるし、中途半端なところに足を置けばクネるんですよね。段差の高さに関係ない。それがたとえ、5ミリであってもひっかかるときはひっかかるし、カクンとなるときはなる。
幸い、どちらも何事もなく終わりましたが、突然の出来事にびっくりしました。
油断しきっている家のなかで突然、バタンと倒れたら、めちゃめちゃ驚く。自分自身が。不意に何の前触れもなく床にひれ伏し、「道に倒れて誰かの名を呼び続けたことがありますか~♪」の態勢になって、そのショックで呆然とする。
それなりに張っていた糸がプツンとキレて、茫然としてしまって、そこから気持ちがしおしおとしてしまうような。つまり、体は骨折しないまでも、気分が軽く骨折するんです。気をつけないといけないわああ。
インフルエンザも流行ってます。こけない、くねらない、うつらない。気をつけましょうぞ。
オバフォーは今週もコツコツと更新します。時間のあるときに遊びに来てください。待ってまーす。

















































































