「就活」「婚活」があるならば、あの問題だって。というわけで新コンテンツが誕生します。
わたしのブログには、「40代 ファッション」とか「同窓会」などのキーワードに続いて「閉経」で検索してこられる人が多いようです。読者の方にそんなコメントをいただいたとき、改めて検索してみるんですが、どうもインターネット上には通りいっぺんの情報が多い。ためしにいま、「閉経 出血」で探してみましたけど、「こうこうこういう可能性があるけれども、深刻な病気が潜んでいる可能性もあるので産婦人科を受診しましょう」というサイトが続いて隔靴掻痒。「うーん。知りたいのは、そんなことじゃないんだけどなあ」とがっかりするわけです。(ブログの関連記事はこのあたりに→★)
インターネットには膨大な情報があふれているというけれど、そこにはどうも偏りがある。「閉経」問題は、そもそも当事者である女性たちが、料理やファッションや美容やダイエットや節約ほどに熱心に発信しようとはしないところに特徴がある。何となく「うやむや」にしておきたい。できれば、生理がまだあるような、ないような、こう、なんというかグレーな感じにとどめておきたい・・・切ない祈りのようなものがないこともない。それゆえに、「閉経ブログ」ランキングなんてものもありません。当事者たちのクチコミ情報が非常に少なくなってしまいがちな分野なのです。
でも、現実には、「ずっと大量の出血が続く」とか「立ち上がった瞬間がやばいの」とか、「1カ月間出血が止まらないけど、どうしたらいい?」とか、いろいろな悩みを抱えて過ごしている女性が大勢います。さらに何とか無事に閉経を迎えても、相変らず当事者たちは沈黙を続けているので、その後にどんな状態が待っているのか。カラダはどう変わるのか。変わらないのか。気持ちはどうかわるのか。変わらないのかあんまりよくわからないままです。当事者たちが語らないので、「閉経後もエッチはできる!!」「そっちのほうがいい!」というような「高齢者の性」扱いの情報が目につくようになって、もう、心底ゲンナリするということだってあります。いや、ほんとに。
というわけで、わたしは、ずっと、この「別冊」で「閉経」や「更年期」に関することを、もっと当事者目線で、フランクに、役に立つ情報(こんなナプキンを使えばいいよとか)も気軽に交換しあいながら、「すーっと気持ちがラクになり、自分の立ち位置が見える」ようなコンテンツができないかなあと思いつづけてきました。
そんなときです。ブログに1通のメールをいただいたのです。そこには、「閉活」という見慣れない言葉が書いてありました。「就活や婚活のようなめでたさはありませんが、終活のような、どうせ来るなら前向きに、という開き直り感がないでしょうか」と書いてありました。
メールの主は、42歳の女性。たしかに就活、婚活、終活はすでにあれども、閉活はなかったぞ!!「活」がつくだけで、「前向きに活動する」「準備することで楽しくなる」気がするじゃない?!わたしは、初めてもらったメールに返事を書きました。「その切り口で書いてみませんか」と。そんな説得のかいがあり、間もなくここに「閉活」コンテンツが誕生することになったのです。
10月からスタートするプリ子さんの「ただいま閉活中」。閉活なんて遠い先の方はきらーくに、閉活中の方は、プリ子さんといっしょに右往左往しながら、そして閉活の努力が実り、晴れて閉経正社員の地位を得た方々は、「わたしはこうしたよ」などとアドバイスをいただけたらと思います。ぜひ、いっしょに育ててください。よろしくお願いします。
★カリーナの他の記事はこちらをどうぞ。
keyaki
(おまけに?最後に?)もう1人産んだらどうだと、周りにあれこれ言われるお年頃の田舎在住37歳です。私の場合、閉経はまだ視野にありませんが、閉経を自分の言葉で語ってくださる先輩がここにいることに感動して、嬉しくなりました。ありがとうございます!記事を楽しみにしていますね!
ちーこ
鎮痛剤なしでは無理だった生理痛がすっかりなくなった48才です。
物忘れが激しく、先日はタンポンを入れているのを忘れ、2本目のタンポンを入れてしまう始末。なぜ気づいたかというと、2本目のタンポンを抜いた時に、最初に入れていたタンポンの紐が覗いていたから。って、それ「気づいた」わけじゃないし…紐が中に入ったままだったら、と思うとゾッとしました。縦に二本入って違和感ないのが一番の驚きでしたが。変な話で失礼しました。
周期やら、量やら、ダラダラ続くかと思いきや、短く終わる時もあり。
新しいシリーズ楽しみにしています!
きよ
現在、『閉活』真っ最中の48歳 既婚子無し 女です。
定期的に婦人科に通院しているので、 ①無排卵月経が続いている ②女性ホルモン量が低下している
などという閉経前の現象を、 数値としても受けとめています。
この切なさや不安を、「誰かと共有できた らなぁ~」と 常々思っていました。
でもこの「誰か」は、今のところ、 私の知らないどなたかを希望なんですよ ね…。 (親以外にはまだ言いたくないです)
「閉活」コンテンツが始まるということを 伺い、 神様から救いの手がさしのべられたような 思いです。
楽しみにしてます♪
いまねえ
当方54歳、同年代では多くのお仲間が既に閉経の時。私も指折り数えてその日を待っているのですが
まだまだ、いつ終わるとも知れぬ状態に半分「飽き」?も来ております。
若い頃より量が多くなり貧血も併発、更には筋腫も大きく育ち、数ヶ月無いと思うと2週間置きにあったり。。
考えてみると母親はどうであったかもわかりませんし、閉経を迎えた親しい友人に「このような状態が
あったのか否か」という問いかけをする程度で、ほんとうに情報としては「分断」されている分野だなあと。
私もぼちぼちと自分のブログで今の自分の状態を書き記していますが、こちらでのコンテンツは
とっても嬉しいし、楽しみです。
Tomi*
数年前に晴れて閉活を終えました。
若い頃からずっと生理痛が酷くて、生理不順で量も多く、生理には苦労してきたので、早く閉経を迎えたかったです。
閉経間際には、夜用特大ナプキンでも用を足さないほどの大出血もありました。
ちーこさんと同じ失敗をしたこともあります(^w^) ぶぶぶ
今ではすっきり!温泉も旅行もいつだって行けます♪
この解放感、最高〜〜〜\(^0^)/
でも、でも、閉経後の悩みもあります。
女でなくなってしまった体の変化に戸惑っています。
そういうことも誰かとお話しできたらいいなぁと思います。
MJ
まさにタイムリーな!
っていうのも最近ついにホルモン治療を始めたとこなんです
相変わらずの大量出血とお腹の痛み
しかも筋腫はまだまだ成長続けてるし
手術したくないならとりあえずやってみようってことで
ホルモンによって偽閉経状態にするわけです
一番良いパターンはそのまま閉経になってしまうこと
それを願ってるけど、どうなることやら・・・
ジャスミン
41歳です 女性ホルモンのバランスがどんどんおかしくなってきています(ToT)
排卵日と生理とその前後に、便秘、下痢、腹痛、口内炎、腰痛、胃の不調、イライラ…
調子の悪い日がドンドン増えてきたので、婦人科に行って漢方薬をのみ始めました。
いまいち効いているのか、いないのか分からない状態ですが
この手の話って、なかなか友達とも職場でも話さないから
沢山の人と共有出来たら、嬉しいです
おつぼね洟子
現在56歳ですが、閉経は52歳。
閉経前の2年間はホルモン剤(ピル)のお世話になりました。
と、いうのは 生理不順と半端ない量の出血のため慢性貧血でしたので。
閉経してわかったことが二つあります。
ひとつは、白いパンツをいつでも履けること。
もうひとつは、友達との温泉旅行の日程に悩まなくていいこと。
閉経前後それぞれ5年、計10年の期間を更年期と言うそうですが
さしたる障害もなく、バイバイした生理にちょと寂しくもあり懐かしくもあり。
(そうそう、「布ナプ」使いたかったなぁ・・・)
新番組『閉活』 いろんな声が聞けると思います。楽しみにしていますよ~。
melon
はじめまして。「閉活」真っ只中の50歳。
様々な更年期障害に悩まされ、今は不眠(早朝覚醒)が一番ツライです。
毎日、4時間と寝られず、かといって、昼寝をしようと思っても頭は冴えていて眠れない。
横になったら直ぐに寝られる体質だったので、寝られない事がこんなに大変だなんて・・・。
集中力、記憶力、食欲、気力、体力等々、ないない尽くし。
抑うつ感で胸が苦しい日もあり、産婦人科で処方された漢方薬に頼る日々です。
ホルモン補充療法を相談しましたが、低めながらもホルモン量は異常なしでダメでした。
周りに同世代はいても、皆さん、このような症状はないそうで、慰めあう友人もいません。
一人孤独に戦うには長すぎる更年期。
早速コメントされた皆さんのコメントを読み、心強く、少し気持ちが晴れました。
新しい企画、楽しみにしています。
nao
51歳の真っ最中です。春頃もうなくなりかけていたような気がするのですが、のぼせやメンタルの落ち込みがひどくなって、命の母Aを飲み始めたところ、、戻ってきてしまいました。この2ヶ月は順調に来ています。
私の母は、以前私に、更年期の症状はあまり感じていなかったと言っていたので、私も軽いのかと思っていたのですが、なかなかちょっとヤな気分の体調です。
おまけに、母は妹には更年期が辛かったと話していたことが判明。母の記憶はあてにならないってことだけが確かでしたw 過ぎちゃうと忘れるのかも。。
今は豆乳飲んだり、体操したり、出来ることはやって、後は気にしない生活を目指しています。
sherry
50歳。閉活中と思われます。とってもタイムリーな話題で,とっても期待しています(^^)
私の場合。
昨年は1回だけ生理が来ないことがあって,終わったのかと思ったら,あとは普通に来てしまいました。今年は,2回ほど来ませんでしたが,また,先日始まったので,「まだあるのね」と。
結構頻繁に,ごく少量の出血があることもあって,「閉活中だし」と気にしていなかったのですが,人間ドッグの尿検査と大腸がん検査の両方で潜血が見られたために再検査となったので,念のため,ちゃんと調べるつもりです。
眠れなかったり,メンタルで落ち込んだり,最近はないけどほてりもあったこともあったけど,更年期なのか仕事のストレスなのか,よく分からない。
上記のジャスミンさんのコメントを読んで,「便秘、下痢、腹痛、口内炎、腰痛、胃の不調、イライラ……」も,そう言われれば,ほとんど当てはまる!やっぱり閉活中だから?更年期だから?
仕事が忙しく,なかなか産婦人科に行ってホルモンの値を調べる暇もなく,いろんな「?」を抱えながら,日々過ごしてます(‘_’)
YUKKE
子どもの独立、親の終末(看どり)、夫の転勤に加えての更年期。
ゆえに、積極的に更年期治療の投薬で、「(体調的な)上質な暮らし」を得るべく、医療でコントロールして乗り越えました。
我慢しないで、お薬に頼りきっての2年の治療。
ホルモン補填療法(お腹にシールを貼るタイプ)、積極的に無排卵月経を毎月きちんと起していくピルの併用です。
産婦人科の定期検診で、何もかも、いっぱいいっぱいの私は、体調の悪さを先生に伝えながら、号泣しちゃたの。
そしたら、「薬の治療は嫌かもしれないけど、それに引き換えで、上質な暮らしも手に入るわよ」という女医さんのお薦めでした。
ヒサミツのこちらのHPで当時のCMの浅田美代子さんに、シンパシー感じながら。
http://www.hisamitsu.co.jp/hrt/
ホルモンバランス管理を先生にみたいただきながら、卵巣のう腫や、子宮がん、乳がんのリスクや検査も併用しながらです。
嘘のように正しく、修羅場を超えちゃった気がします。
副作用もなくとっても快調でした。とってもすっきりした気がしますけど。
わたしも、今年の夏はどうどうの白いパンツでした。
好きな時に旅行も、温泉に行けるし、ビーチだっていつだってOK!
ちなみに、夫にもよーく、詳しく治療のことや、改善への協力を求めました。
言ってもわからないと思ったけど、協力的で、今もとっても、仲良しでーす!
あんず
お初でございます。
最年長!58歳です。
50歳で閉経し、前後して、突然眠れなくなりました。
melon さんと、同じ症状です。
私もすぐ寝つけていたし、長くも寝ていたので、それはそれは苦しかったのですが、
いずれ治まるだろうと積極的な治療はしませんでした。
結局、不眠が昂じて抑うつ感が半端でなくなり、レディースクリニックに行きました。
その間、3年。6キロ体重が落ちていました。
YUKKEさんのように、「どうやって生きていったらいいのかわかりません」と先生に訴えて、
号泣しちゃいました。
塗るタイプのエストロゲンと飲む黄体ホルモンを使うホルモン補充療法を始めたら、
画期的に効いて、その日から、眠れるようになりました。
治療が必要なほど更年期の症状が重いのは、その時期の女性の2、3割だそうです。
友達には、お薬で治療した人はいません。それは7割のほうなんでしょうね。
誰かが経験してて、ススメてくれてたら、3年も苦しまずに済んだかも・・・・・・
情報はすごく大切。
カリーナ部長様のもと、みなさまが、うまく更活を乗り切られますように。
治療後(遅いよ!)納得した、
女性成人病クリニックの村崎芙蓉子先生のインタビュー
http://www.meno-sg.net/iryou/clinic4.html
Neko
まさに閉活中の49歳です。
ここ1年ぐらい、いろいろな症状に悩まされています。やっぱり辛いのはメンタルの落ち込みと、体力の低下、不眠、でしょうか。
婦人科も受診しホルモン値も低かったのでホルモン補充療法を1ヶ月ほど試しましたがパッとした効果はなく、今は漢方薬と安定剤でしのいでいます。
幸い、信頼できるかかりつけ漢方医がいます。安定剤を敬遠する私に、
「時間が解決するから、それまでは薬に頼りなさい」と言ってくれます。
更年期の方が集う掲示板とかのぞいたこともあるのですが、症状を毎日報告して励ましあうような感じでしたので、私には合わないと思い見なくなりました。
新しいコンテンツ期待しています!前向きに閉活、っていいですね!