みんな意外に、「右も左もわからない」で生きている。
先週木曜日の「いどばた。」は、「実は私、コレが苦手です。アレができません」がお題でした。コメント欄には、思わず笑ってしまうような「苦手&できないこと」が並んでいます。
この「苦手」が、掃除とか、英会話とか、人づきあいとかのちょっと高度なものだったら、こんなにみんな「苦手」をカミングアウトしなかったんじゃないかなあ。掃除なんて範囲が大きいし、何か、ちょっと見栄も張りたいような気がしないわけでもないしねえ。
でも、月亭つまみさんの出した例が、「口笛が吹けません。指を鳴らせません。アルファベット順がいまだにわかりません」だったもんだから、「ああ!そういうことなら、これもできない、あれもできない」と思い当たることがザクザク出てくるわけです。
わたしもアルファベット順がいまだにわからないんです。でも、自分だけだと思っていたなあ。必ず、「キラキラ光る~♪」の替え歌の「ABCDEFG・・・♪」を歌うんですけど、「HIJK~♪」あたりからメロディも怪しくなってきて「LMNOP・・・♪」のあたりは、もう、ほとんど呪文です。
右と左の区別はつきますが、「右」について考えると「右手」のどこかがちょっと反応している気がします。「こっちが右よ」ってこっそり教えてくれている感じ。右手の責任感ですかね。
算数も苦手なんで「40人は、350人の何割?」なんていわれると、どんな計算をすればいいのか必ず悩みます。
しかしまあ、コメントを読むと、出てくる、出てくる。ひどい方向音痴、九九が苦手、簡単な縫い物がダメ、数字全般がわからない、リズムがダメ、漢字がダメ・・・など、大人とは思えない苦手事項がゾロゾロゾロゾロ。
もう、みんな、大人のくせして。そんなこともできないの~?
というわけで、みんな何でもできそうな顔しているけど
「え~と、右はどっちだ」なんて思っているわけですね。
総理大臣や偉い学者さんなんかも、きっとそうですよ。
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