きっと私だけじゃない。「取り返しのつかないことになっていないか」と不安に思う新型コロナの1年。
こんにちは!カリーナです。
この記事は、朝、バタバタと書くことが多いんですが、今回は、前日日曜の午後に書いています。公開される時間は、取材で外にいるからです。
…と、ここまで書いてハタと気づきました。取材に出るのは、どれぐらいぶりでしょう。決まっていた取材が「新型コロナで中止になりました」と連絡を受けてから、もう、どれぐらい経ったのか。しかも毎年、これからが、かきいれ時なのに、そのスケジュールも決まっていませんよ。
はっ。やはり、新型コロナの影響がひたひたと私のところにも迫ってきているのか。きっとそうだな。こ、こわい。
ヨーロッパのほうでは、再び感染者が激増しているようで、あちこちで規制がはじまっていますね。夫が入院する病院は、今年の2月20日に閉鎖されたんですが、そのとき、看護師さんは、「少なくともひと月は続きますね。インフルエンザよりは深刻そうです」と言ってましたが、まさか、それから8カ月も経ってしまうなんて!間にひと月ほど解除の期間がありましたが、このままいくと1年があっという間に過ぎてしまいそうです。
1年っていろんなことを大きく変えるに十分な時間ですよね。出会った男女が結婚を決めるにも、遠距離恋愛が破局するにも十分な時間。そう考えるとこわいなー。夫のように、もともと体力のない人間にとっては、おそろしく長い時間です。うっすらと、少しずつではあっても、とりかえしのつかない衰退が深刻化している気がして、なんともいえない不安に駆られます。
この「うっすらと少しずつでもとりかえしのつかない衰退」が、社会のいろいろなところで進んでいるような気がするのも、鬱々とした気分に拍車をかけますね。
犬のスーと散歩していると樹木の紅葉がはじまっていることに気づきます。「そうか。地球は衰退していないぞ」と確認するみたいな気持ちで見つめています。
みなさんの暮らしや、気分はどうですか。
わたしなんか、一人と犬一匹なので、ときどき、無音のエアポケットに入ったような気分になります。そう、ここにも、いますよー。さびしいヤツがー(笑)。
日暮れが早くなり、駆け足で時間が過ぎていきますが、オバフォーは、今週もマイペースにコツコツと更新します。よかったら毎日、遊びに来てください。待っています。
こちらやこちらの記事で紹介した私の本が出版されます。アマゾンや楽天でも予約が始まっています。ぜひ、ご予約ください。
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Jane
オバフォー、アメリカ今日のコロナ死者数の確認と同じくらいの回数、毎日何度も遊びにきていますよ。なにげないツイッターにも、救われます。生活の殆どは、あえて言うほどのことでないことで成り立っているけれど、そこを誰かと共有できないことはとても寂しいと思います。
死者20万人超えたくらいから現実感がなくなってきましたが、時々親しくはないが知ってはいる知り合いや、知り合いの知り合いから「コロナかかった/亡くなった 仕事/家なくなった」というニュースがぽつぽつ聞こえてきます。私の住むところもしばらく前に第二波突入確定しました。今年の冬は厳しくなる、と。
「危機感をもって気を引き締める」のと「考えてもしょうがないから明日を生きることだけ考える」って、反対方向の努力のような、一緒にできるような、どちらにしろ私には難しいことです。
こちらでは大統領選を控え、コロナも絡んで神経を逆なでられるようなニュースがいっぱいです。選挙後はローカルな暴動がいっぱい起きるとか、銃の購入数が増えているとか聞くと、まあ大丈夫だよねと思いつつも、睡眠の質に響きます。
1年て、大きいですよね。本当に、変化が起きるに十分な時間ですね。
Jane
はっ、つい暗いコメントを送ってしまいました。自分でフォロー?のために、また長くなってきた入店待ちを、少し楽しくしてくれるカボチャのディスプレイの写真を送ります。