人生は、本筋と異なる決断の連続&お知らせいろいろ
こんにちは!カリーナです。
先週の土曜日、大阪フェスティバルホールで開かれた玉置浩二氏のライブに行ってきました。10月末に出版した本を書いているとき、ずっと聞いていたので、客席の隅から「お世話になりました。おかげさまで完成しました」と心からお礼を申し上げ、感動の涙に打ち震えたのですが、それはさておき。
本はこちらです。よかったらぜひ。
冬場のライブ前には、必ず決断すべき問題があります。それは、「どこでトイレをしておくか問題」。ある程度の年齢の女性が集まると会場のトイレは混雑が予想されるので、できるだけ会場以外でスッと済ませておきたい。しかし、出発直後の駅なんかだと早すぎて途中でトイレに行きたくなってしまう。適度な時間に、適度かつ清潔な場所で済ませておきたい。…そういうわけで近くの新しめの駅で済ませてまいりました。決断、オケ。
その後、ちょっと早めに着いたので輸入食品店で時間をつぶそうと思いました。中華調味料のコーナーに行くと、豆板醤の大瓶・中瓶・小瓶が並んでいるではありませんか。その下には、豆鼓の大袋。ちょうど豆板醤を切らしていて、もうすぐ豆鼓もなくなりそう。「近所のスーパーに豆板醤の大瓶はないぞ。しかも大瓶なら大さじがそのまま入って使いやすいぞ。豆鼓も近くにはないぞ」と心の声がささやきます。買おうか、買うまいか。
だが、どうなんだろう。いまから玉置浩二。しかも今回は、シンフォニックコンサート。バッグにそのまま入れた豆板醤の大瓶が転げでもしたら、雰囲気ぶち壊しだぞ。ああ。どうしよう。まさか、フェスティバルホールで豆板醤を買うかどうかで悩むとは思わなかったな。
結果からいうと買いませんでした。理由は、レジが混んでいたから。いやあ、「どこでトイレをしておくか問題」に続く「豆板醤を買うべきか問題」。ああ。選択と決断って、どうしてこんなに隙をみて紛れ込むのか!人生は、本筋と異なる細かな決断の連続なんだ!
YouTubeで宮迫博之氏と中田敦彦氏によるトークバラエティ番組「Win Win Wiiin」の本番前の様子を見ていたら、中田さんの楽屋に前説を担当するというピスタチオの二人が挨拶にやってくる場面がありました。
中田さんは、着替えかなんかしていて挨拶する後輩に優しく元気に対応しています。ピスタチオもYouTubeをやっていると聞き「ああ。そうなんだ。やっているの?」と聞き、返事を受けて「ああ。そうか。今見る。なんて検索すればいい?」という感じで聞いて、すぐさま、そのチャンネルを探して見るのです。
すげえ、と思いました。ささいなことだけど、この決断と行動の速度、すごい。
中田氏は、パッとみて「1.3万人か苦戦してるね。相方もバンバン出したほうがいい」と簡潔にアドバイスするのです。もし「後で見ておくね」と笑顔で約束したとしても、そんな時間はとれないだろうし、時間を作るほどピスタチオの二人に興味はないでしょう。「後で見る」は「見ない」ことなんですよね。だから、瞬間的だけど今、見る。おそらくパッと見るだけで「どんなレベルか」はある程度は判断できる。見て、気づいたことは言ってあげる。彼らにしてあげることは、今は、その程度でいい。しかも自分自身の記憶にも残り、どこかの引き出しにも入る。
日常的に、何かの決断をする際、複数の選択肢を思い浮かべると同時に、自分の行動のクセや習慣や忙しさも思い浮かべて現状ベストな選択をする。その習慣を努力して身につけた人なのだと感じました。後輩が相手、という、適当に流せば済むことにも自分のルールを適用しているように見えて、これは、なかなか、マネできないぞ、と感嘆しました。
人生は、本筋と異なるところで、いくつもの決断を迫られる。そして、その決断が本筋の質すら左右する。
トイレと豆板醤と中田氏の行動で、そんなことを思った次第です。
ミカスとつまみのPodcast番組「That’s Dance!」金曜に公開されています。お暇な時間にぜひおききください。ダラダラ聞きにぴったりのゆるさです。ご意見や感想もお寄せくださいねー!
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今日は、ゆみるさんの記事も公開されています。いい友だちがいるなあ。ゆっくりお読みください。