「在宅デトックス」で、近所に建設中の分譲型シニア向け高級マンションに興味がわいた話。
土曜日の在宅デトックスで「わたしたちも、いまはこうやって『介護する側』として話しているけど、あっという間に『介護される側』になるんだよねえ」という話から、グループリビングという高齢者の住まい方に話が広がりました。
グループリビングとは、「各人は独立した住戸(または居室)に暮らし、食事を共にしたり、家事の一部を分担する、など何らかの共同生活を行いながら、運営主体や地域の中の生活支援サービスを受けて、地域での自立した生活を目指すもの」だそうです。(高齢者グループリビング支援ネットワークより)
「独立した住戸」で気ままに暮らしつつ、ちょっと寂しくなったら「仲間のいる居心地のいいカフェ」に足を運んで、何か困ったら「手助けしてくれる介護や医療の専門家」がいると最高だなあと思いました。
そこで、ハタ!と思ったのです。毎日、スーの散歩で通る工事中の場所に「温泉掘削中」と書いてあり、「これは、もしや、日帰り温泉ができるのでは?」と期待したら、しばらくして大きな看板が表れ、そこが「天然温泉付きのシニア向け高級分譲マンション」だとわかったことを。そうか、がっかり…と忘れていましたが、「あそこっていくらかかるんだろう!?」とにわかに興味がわき、ネットで調べてみました。
やっぱり、高かった。
そのかわりウェブサイトにアクセスすると、完成後に表れるであろう夢のような住空間が広がっていました。こんな感じになるのかとうっとり。同シリーズのマンションですでに暮らしている小ぎれいな高齢夫婦のインタビュー動画なども配信されています。幸せそうな笑顔。肝心の分譲価格は、まだ公開されていませんでしたが、既存のマンションの価格を見たら入居時2700万から4500万、入居後毎月8万~13万円。その他、住戸内の水道光熱費は別途ということでした。
こういった分譲型の場合、初期費用は数億、さらに毎月数十万という物件も多いそうなので、比較的、安価なほうなのでしょう。とはいえ、わたしには無理!!しかも所有権付き分譲形式ゆえの問題もあるようです。いずれにしろ、「自分が快適に、かつ尊厳を保ちつつ、子どもなどの家族に負担をかけずに生き、そして死ぬことのできる住まい」を選ぶって難事業!てか無理!
わたしもきっとグズグズと決断できず、いまの古いマンションに住みつづけ、「もう、おかあさん、一人では無理でしょ!」なんて心配されつつ粘るだけ粘って自分にとって極めて不本意なカタチで他の施設に行くことになるのでしょう。
何事も将来を見越して、早めに考えておいたに越したことはないので、イメージトレーニングぐらいはしておこうか。まったくもって気が進まないけど。それにしても、お金をかけずに創意工夫でなんとかならないもんかなー。最後の最後は仕方ないとしても、できるだけ長く自由に、好きなように、気ままに暮らして、時々、気の合う友だちとカフェなんかに集っておしゃべりしたり、ワクワクしたりして生きていく暮らし。
とはいえ、土曜日の在宅デトックスは、あちこちに住む人が集まれるカフェといえなくもないですね。コーヒー片手に。オンライン上のグループリビングといえなくもない。実際にいっぱいおしゃべりして楽しかったしな。なんか、創意や工夫が生まれるかも。
このところ、オバフォーは、在宅デトックスウィーク。今週の土曜日は、目先を変えて「プロと話そう」を開催します。すでに、たくさんの方に応募いただきました。当日が楽しみです。座席があるわけではないので、まだまだ参加可能です。なじみのカフェに行くような感じで気軽にお申込みください。無料ですよー。詳細とお申込みはこちらから。
今日は、ゆみるさんの記事が公開されています。パートナーが亡くなってからのゆみるさんの行動力がすごい!引っ越しの決断、不用品の処分(婚礼家具あり!)そしてその間、3匹の猫を預ける手配も(送迎付き)!この間の費用も書かれています。意思をもって駆け抜けている。
オンラインショップ、ただいまリニューアル中です。再オープン後、またお知らせしますね。今週もオバフォーはコツコツと更新します。時間のあるときに遊びにきてください。待ってまーす。