スマホは、命綱。ポッドキャストと友人の話に学ぶ。
こんにちは、カリーナです。
金曜配信のポッドキャスト番組「That‘s Dance」でミカスさんが、「トイレにもスマホを持っていく」と言っていました。その理由として挙げたのが、「ニュージーランド地震で生き埋めになった若い男性がスマホで日本の兄に連絡し、そこから救助された」こと。なるほど!わたしも一人暮らしだし、いつ何時、地震があるかわからないし、地震じゃなくても、何らかのアクシデントでトイレに閉じ込められることがないともいえぬ。トイレにスマホだな!と思ったのです。
そして昨夜のことです。月に一度、電話をくれる夫の友人が「おやじの弟な。おれのおじさん。行方不明やって言ってたやろ」と言いました。そうなんです。今年に入って、彼の電話は、必ず「別荘地に一人で住むおじさんが行方不明になっている。あちこち探しているが見つからない」という話題になっていました。
友人のお父さんもすでに亡くなっていて、おじさんとのつきあいはまったくなかったため、深刻というより「参った。どこに行ったんだろう」という感じが強く、しばらくすると話題はほかのことに移っていきました。そのおじさんが、遺体で見つかったというのです。なんと家からわずか20メートルしか離れていない深い溝のなかで。検死の結果、事件性はないとわかったそうですが、友人は実際には見ていないものの変わり果てた姿で発見されたと聞き、ショックを受けていました。
その遺体がなぜ、おじさんとわかったのか。身分証明書やキャッシュカードなどがすぐそばにまとまって落ちていたからだそうです。大事なものをいつも身につけて歩く方だったんですね。ただ、ひとつ、携帯電話を持っていなかった。そのことが悔やまれます。
おじさんは、友人のお父さんが存命中、「街に帰ってこい。一緒に暮らすか家を見つけよう」と言っても頑なに拒否し、静かな暮らしを貫いた人だったそうです。こんな最期は予期しなかっただろうけど、なにがしかの覚悟はしていたのかもしれません。
「年寄りになったら、溝に落ちても、その日のうちに誰かが通りかかって見つけてくれるとこに住まなあかんで。あと、スマホな。持ち歩きや」友人の言葉です。スマホは、命綱でもある。
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