「旅脳」が立ち上がり、自分がお調子者だと知る。60代は、旅に最高かつ最後の適齢期かもしれぬ。
こんにちは!カリーナです。
先週金曜日、3泊4日の北海道(道東)旅行から帰ってきました。いやあ、楽しかった。どんな感じかというと、パソコンにあらかじめインストールされているもののまったく使ったことのなかったアプリを使ってみたら、すごく楽しくて快適だったので常駐アプリにしたい!みたいな感じでしょうか。わかりにくいですかね(笑)?
「旅脳」が立ち上がった。また、行きたい。
とうようなことが言いたいのです。
角田光代さんの小説が好きで、よく読んできましたが、さほど興味のなかった旅のエッセイを釧路から大阪に帰る機内で夢中になって読みました。角田さんが20代から30代のころに書いたものです。すでにわたしは、数日前のわたしとは違います。なんせ、「旅脳」が立ち上がっているのですから、面白い面白い。
きっと、これまでは「旅する人のエッセイは、自分の『旅してなさ』を自覚させられて、ますますつまらない人生に思えるから、できれば敬遠したい」ぐらいに思っていたんでしょうね。
自分と縁遠い、と思っているものが、ほんの数日の旅でぐっと身近になるんだから、わたしという人間は、つくづくお調子者です。そして、ちょっとしたきっかけで意見を変えるヤツです。
一観光客として見知らぬ街を歩いてみたら、一人で旅する人は、老いも若きも男も女もたくさんいました。
観光業に携わっている人たち…ペンションのオーナーも無人駅のカフェのオーナーも、カヌーのインストラクターも、観光バスの運転手さんもガイドさんも、空港リムジンバスの運転手さんも荷物の受け渡しをしてくれる人も、みんな老齢寄りの中高年でした。世の中は、中高年であふれている!
だから一人だということも、自分が60歳だということも意識せずにすんだし、「若い女」でないゆえに不安や危険も感じずにすみました。
犬がいることやお金の都合で、そんなに旅行できないけれど、60代は、おそらく最高かつ最後の旅適齢期なのではないでしょうか。やっぱり旅は歩くし、段差も多いし、体力勝負ですから。
そんなこんなで普段使わない「旅脳」を使うことができて、本当によかったです。
北海道もすばらしかったけれど、この方のブログを読むとわたしの生まれ故郷・長崎ながら、一度も行ったことのない五島列島もすばらしそうだ。行きたい。
オバフォーは、今週もコツコツと更新します。時間のあるときに遊びにきてください。待ってます。