栗に、柿。おいしい秋の味覚に潜む、危険。
こんにちは、カリーナです。
一昨日、業務スーパーで茨城県産山盛りの栗を見つけて、つい買ってしまいまいた。900gほど。そして昨日の朝、少し熱めのお湯に浸して皮を柔らかくした後、皮をむきはじめたのですが、力を込めて包丁を動かすたびに、なぜか腱鞘炎を患うこめPの顔が浮かびます。記事の内容もあれこれ思い出します。
こめPは、確か、「膨大なメール削除か何かのパソコン作業で腱鞘炎を発症」したのです。栗をむくのは、それ以上に指と腕に苛酷な作業です。
わたし、こんなことしていて大丈夫か。
だいぶん、よくなったとはいえ、すでに頚椎症で左肩から左腕にかけては痛いのです。右はなんとか普通に動きはするものの、これで痛めるのではないか。
500gの皮むきを予定していましたが、300gを超えた程度で断念。イヤになったのと、不安になったのとで。
若いころから皮むきは嫌いだったけど、今は、「この作業、やっていて大丈夫か」という恐怖が襲い掛かってくるという新たな地平に到達していたのです。
できあがった栗ごはんは、甘くてほくほくしておいしかったです。残りは今朝、土鍋で蒸し栗にしました。
秋の味覚は、これにて終了!と言いたいぐらいがんばった。まだサンマも、マツタケも食べてないけど、サンマも痩せてるし、マツタケはそもそも高すぎて手が出ないし、もういいや。
先日、庭先に実った柿をとろうと高齢のご夫婦が格闘していました。脚立をのせた狭い橋の下は、水の流れる用水路。奥さんが支える脚立に旦那さんが乗って手を伸ばしているのですが、少し、バランスを崩したら用水路に落ちて大けが必至、という危険なシチュエーション。
ずっと、そうしてきたんでしょうねえ。そして干し柿にでもしたのか。
旬の実りは、甘くて、おいしい。過去の記憶も美しい。でも、危険も潜む。