わたしを置き去りにして、世界は遠くへ行ってしまう。懐かしい人は、亡くなってしまう。
こんにちは、カリーナです。
急に寒くなりました。みなさま、お元気にお過ごしですか。お変わりありませんか。
わたしは、とくにお変わりなく、というかまったくお変わりなく、わたしのまわりもおかわりなくいつも通り変化に疎く、変化に取り残されて過ごしておりましたが、
3日(火曜)の夜に韓国で戒厳令が出され、6時間半後には解除されるという大政変があり、6日(金曜)には、54歳の若さで中山美穂さんが亡くなるという痛ましいニュースが駆けめぐり、昨日8日、シリアで24年間続いたアサド政権が崩壊するという、これまた大大大政変がありました。
わずか5日間でこんなことってある?
ベルリンの壁崩壊にしても、もう少し、予兆というか、なんとなく「いずれ、そのうち感」があったように思うのは気のせいか。自分が注意深く見てないから、わからないだけか。
世界は動きを止めない。わたしが加齢とともに、大きな変化を求めなくなっても、それとは関係なく世界は動きを止めない。
わたしを置き去りにして、世界は遠くへ行ってしまう。懐かしい人は、亡くなってしまう。
さらに日経新聞ネット版の見出しを見ていたら、「JR東日本、Suicaの位置情報活用で改札を通さずに乗車可能に ― 2028年からSuicaの革新的機能拡張を計画」という特報が出ていましたよ。
利用者のスマートフォンから取得する位置データを基に、乗車駅から降車駅までの移動を自動で検知し、適切な運賃を徴収する仕組みを構築する。
んだそうです。
改札がなくなる未来!
きっとレジもなくなる未来!
データとしてすべて把握されるわたしの行動と自分さえ気づいていない考えや嗜好!おそらく、習慣、傾向、弱点なんかも!
いやあ。どうなるんですかね。ついていけなくなる気しかせん。
話しが飛びますが、Netflixドキュメンタリー「コールドケース: ジョンベネ・ラムジーちゃんを殺したのは誰だ」を見ています。あまりにもずさんな捜査と無責任なマスコミによって無実の両親がむごい扱いをされた事件ですが、しかし、痛恨の思いがするのは、両親が愛するジョンベネちゃんを美少女コンテストに出してしまったこと。あんな田舎町の小さなコンテストでも、どこからともなく小児性愛者はやってくるのです。そして獲物を探し出すのです。
ネットなき時代でも、あんなむごい事件を招いたことを思えば、今の時代、可愛い子どもであればあるほど写真や動画を載せちゃいけません。チェコのドキュメンタリー「SNS 少女たちの10日間」もそのおぞましさを証明しています。だめ、ほんまに。
あっちこっちに話がとっちらかってすみません。
中山美穂さん、ほんとに早すぎる。美しい人でした。
圧政と虐殺から解放されたシリアの人々に平和が訪れますように。
そして自分さえよければいいという気持ちが透けて見えるようで言いにくいけど、かなうならば、どうか、わたしの平穏な暮らしが続きますように。
オバフォーは今週もコツコツ更新します。時間のあるときに遊びに来てください。待ってます。