「おさげ」という攻めたスタイル。髪型とケガと動揺と。
こんにちは、カリーナです。
わたしが白髪染めをやめて、たまに利尻ヘアカラートリートメント(ブラック)をするだけになったのは、銀粉蝶さんのインタビューを読んでから。銀粉蝶さんが、「何もしてない。ただ、撮影や舞台の前に『髪を黒くして』って言われるときがあり、そんなときだけ利尻ヘアカラートリートメントをしている」と答えておられたからです。
そ、そうなのか。それで、こんないい感じになるのか!わたしも、そうしよう!と思ってから、1年とちょっと。
ヘアスタイルはどうしているかというと、少ない毛量にクルクルのスパイラルパーマをかけ、かつてのソバージュ風にしております。(面倒なのでウィッグはまったくかぶっておりません。「いいよ、いいよ」って新聞のインタビューでも答えたし、連載にも書いたのにまことに申し訳ない)
で、髪型のほうは、なんとなーくですが、伊藤比呂美さんの迫力あるロングソバージュに憧れていたからかも。「かも…」と書くのは、「めざそう!めざす」とはっきり決めたわけじゃないからです。なんとなーく「オバアサン感のあるロングヘアが好き」なのです。
そんな憧れの伊藤比呂美さんは、雑誌「婦人公論」に「猫婆犬婆」というエッセイを連載していらっしゃる。毎回、楽しみに読んでいるんですが、な、なんと最新号の冒頭が、
「ヘアスタイルを変えました」
な、なんですとー!
その衝撃もさることながら、伊藤さんのヘアスタイルへのこだわりも意外と言えば意外、納得といえば納得。自然な感じで長年そうしておられるから、いつの間にか今の蓬髪風ソバージュになったのかなあと思ってしまいそうだったけど、そんなはずはないわけです。パーマだって面倒くさいんだし。
ジャニス・ジョプリンがお手本でした。27歳で亡くなってしまったロックミュージシャン。そうだったのかあ。
そして、次なる髪型は、現在のジョニ・ミッチェル。グラミー賞の授賞式に登場したとき、「おさげ」にしていたそうなのです。伊藤さんは、「いつかおさげに」と美容師さんに話したら、その美容師さんが教えてくれたんだとか。
蓬髪ソバージュの次に来るのは、おさげだったか!!虚をつかれた。しかし、わからんでもない!(ジョニ・ミッチェル、検索してみてください。おさげです)
でもって、さらに驚いたのが、そうは言うものの伊藤さんが実際におさげをやってみたのは、年末、「家の中の階段を転げ落ち、頭をぶつけて血まみれ」になり、ケガは大したことなかったが髪を洗ってはダメと言われ、血糊でゴワゴワの頭を隠すために帽子をかぶっておさげにして講演に行ったら、みんなに褒められたからだというんですよ。
階段から転げ落ちたんですかーーーー!とここでまた、別の方向に衝撃が!
今回の「婦人公論」、川中美幸さんも登場しておられるのですが、そのインタビューのタイトルがまた「カーテンをはずそうとして大ケガ。完治までの半年で自分を見つめた」というもの。
な、なんというか、自分が、60代になった今、婦人公論は「著名人のケガ動向通信」になりつつある(笑)。いや、笑っちゃいけない。というか、笑ってない。わたし、大真面目。
いやあ、髪型からケガへと衝撃続きで、気持ちが忙しい!ひどいケガでなくてよかったです。(ご安心ください。川中さんも治っておられます)
おさげ、については、やはりガツンとした特異な個性と信念、それに骨格が必要な気がしますね。難易度高し。
昨日、日曜日、ものすごく久しぶりにじじょうくみこさんが、記事を公開しておられます。「崖っぷちほどいい天気」からのファンの方も、初めての方もぜひぜひお読みください。変わらぬ面白さ!来週日曜日の後半の公開です。お楽しみに!
川中さんは、「脚立を出さなかった」そうですよ。電子ピアノの椅子に足を置いたら届かず、電子ピアノに足をかけたら、それごと倒れたんですって!みんな気をつけて!オバフォーは今週もコツコツ、更新します。時間のあるときに遊びに来てください。待ってまーす。
なっつぼん
こんにちは。
タイトルを見て「どんな内容なんだろう?」と興味津々で読ませていただきました。
伊藤比呂美さん、私も大好きです。
あの髪型には理由があったんですね。おさげ髪も似合いそうですよね。
確かに…おさげはハードル高そう〜確固たる個性や職業を選びそう。
以前テレビで見た、90歳を超えてバレエの講師をやっている方が、確かおさげでとてもお似合いでした。
でも…ちょっとだけやってみたい笑
ケガ、転倒や高所作業は気をつけないといけない年頃ですね。少しでも体幹を鍛えたいです。
まゆぽ
カリーナさん、こんにちは。
おさげ! 今、私と友人たちの間で盛り上がっている話題です。
ネットフリックスで配信されている『ミッシング2 〜彼らがいた〜』というドラマがあります。この中で「カン船長」と呼ばれる女性を、イ・ジョンウンさんというベテランでどんな役でも存在感を発揮する俳優さんが演じています。
カン船長は、たぶん50代後半で、村の人に美味しい料理を提供し、子どもたちの面倒を見て、いろんな住民の相談に乗るお母さん的存在。
その彼女のファッションがめちゃ可愛い!
おさげ、カチューシャ、編み込みセーターや丸襟ブラウス!
若い時にはしなかったタイプのファッションですが、今からならできるかな、やってみたいね、と60代おばちゃん仲間で話題沸騰中です。
(写真はKstyleより借りました)