リモートで映画を作ろう。
こんな時期だから撮れる景色があるはずだと、短編映画を撮ることにした。映画の学校の卒業生と安全第一でコロナの時代を象徴するような画を撮ることにした。しかし、それだけでは少し物足りない気がして、他の卒業生や在校生にも声をかけて、それぞれの自粛生活をスマホでもいいからと撮ってもらい、それを作品に盛り込むことにしたのだ。
これをリモート撮影というのかどうかはわからないけれど、なんとなくワクワクしている。すでに何人かの撮影素材が集まってきていて、その素材を見ていると、それぞれが自分自身の暮らしを向き合っている様子がわかり、みんな頑張ってるなあと思うのだった。
コロナの時代ってなんだろう、とずっと思っていたのだけれど、ものすごくざっくりとした感想としては、目先を変える、ということなんじゃないのかなと思う。もちろん、こんなことになったからこそ目の当たりしてしまった嫌なこととか、辛いこととかもたくさんあるんだけれど、ちょっと目先を変えただけで、あれも出来る、これも出来そうだ、ということを見つけられた気がする。
その一つ一つが、全部実現可能かどうかはわからないし、収束後は元の黙阿弥ということもたくさんあるはず。だけど、一度気付いたことは、次の可能性としてずっと心の片隅にあるだろうし、気づいてしまったことを知らんふりすることも出来ないはずだ。
まだ、うちにはマスクも来ていないし、10万円の申込用紙も届かないし、すでに申し込んだ給付金の振り込みもないし、税金の還付金も届かず、正直八方塞がりだけど、実はほんの少しだけ気持ちが軽い。たぶん、この状況に乗じて、とんでもない法案を通そうとするような今の政権の小ずるさに日本全体が気づき始めたことも含めて、悪いことばかりじゃないと感じてるからかもしれない。
植松さんとデザイナーのヤブウチさんがラインスタンプを作りました。
ネコのマロンとは?→★
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クリエイターズスタンプのところで、検索した方がはやいかも。
そして、こちらが「ネコのマロン、参院選に立つ。」のサイト
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植松眞人(うえまつまさと) 1962年生まれ。A型さそり座。 兵庫県生まれ。映画の専門学校を出て、なぜかコピーライターに。 現在は、東京・大阪のビジュアルアーツ専門学校で非常勤講師も務める。ヨメと娘と息子と猫のマロンと東京の千駄木で暮らしてます。サイト:オフィス★イサナ
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Jane
そうそう、「こんな時期だから撮れる景色があるはず」ですよ!
uematsu Post author
Janeさん
ほんと、そう思います