「縁起でもないこと」への備え
皆さまこんにちは!いよいよ11月はバーくんのお誕生月です。
先月受けた健康診断は、血液検査、腹部・心部エコー、尿検査など取り立てて大きな変化はなかったので、このまま19歳を迎えることを目標に、誕生日の準備も少しずつ始めました!後は歯周病やてんかん、膝やヘルニアがこのまま悪さしないことを祈るばかりです。
さて、そんな我が家ですが、先日ペット霊園の見学に行ってきました!(唐突)
実は結構前から、いつか旅立ちの時が来たらまずどうしたらいいのか?どこで何をすればいいのか?がずっと気になっていたんですよね。
そうなった時に考えたらいいのかもだけど、その時の私にまともなリサーチ力と判断力が残っているとは到底思えず…
でも旅立ちのセレモニーは私達がバトーにしてあげられる最後のことだから、なるべく我が家的最適解で送り出してあげたいという気持ちも大きくて。
ので、バーくんがまだ元気でいてくれて、葬儀に関するものを目にしてもそんなに悲しくならないうちに、やっぱり色々調べておこう!と思い立った訳です。
もうなんだかんだ言って19歳ですからね、いつやるの?今でしょ!です。
ちょっと調べてみたら、今はなんと天下のペット保険アニコム様まで、アニコムメモリアルなるペット霊園検索サイトを作ってるじゃありませんか!
ゆりかごから墓場まで方式でしょうか?なかなかのサービス展開。
アニコムメモリアルによると、ペットのお葬式は、大きくは 1)合同火葬、2)一任個別火葬、3)立会個別火葬、の3種類になるみたい。
合同火葬は、私の住んでる市でのペット火葬もこの方式。お骨は返してもらえない。
一任個別火葬はちょっと分かりにくいけど、合同じゃなく個別で火葬はしてもらうけど飼い主さんは立ち会わないスタイル。お骨は返してもらったり、そのまま納骨堂などに納めたり、という形のよう。なるほど、これは初めて知りました。
立会個別火葬は、飼い主さん立ち会いのもとお別れセレモニー(場合によっては読経も)、火葬を待って飼い主も一緒にお骨上げという、人間の葬儀に一番近い形。
我が家はもちろん「立会個別火葬」がいいんだけど、我が家がお願いする可能性が高そうな立地にあるところだけでも、結構色んなタイプがあって。
お寺併設だと、読経がお願いできたり供養大祭とか月例法要(自宅の骨壷を持って行っていいらしい)があったり。
人間用の(という言い方もおかしいけど)霊園に併設のとこだと、ペットちゃんのお墓だけじゃなく飼い主と一緒に入れるお墓プランがあったり。
霊園墓石企業主催のところは、棺や花もあって人の葬儀に近いスタイルだったり。
あ、後は自宅まで来てくれて車の中で火葬するサービスとかもあって。
うーん、もっと選択肢がないものかと思ってたのに、意外とバリエーション豊富で悩む…
とりあえず、第一候補の「人間の霊園に併設されているペット霊園」を見学に。
ここは火葬プランは立会個別火葬の一種類。お別れは個室で10分程度、火葬は隣の人間霊園内にある火葬場で行うので、係の人が車で移送するのを飼い主が見送る「お見送り用駐車場」あり。お骨はまた車で戻ってくるので、その後に飼い主も一緒にお骨上げ、という流れ。
霊園主催だけあって、セレモニーとしての葬儀よりもお墓の形態がバリエーション豊富。まず共同墓地(ネームプレートオプション)、個別ペット墓、個別レンタル墓(10年)、永代供養の共同納骨堂。
我が家的に興味深かったのは、個別の納骨堂。見せてもらったらコインロッカーみたいになってて、それぞれちゃんとネームプレートもあって。
その1区画には何を入れてもいいから、骨壷の他に写真やおやつ、おもちゃとかが飼い主さんによって可愛らしく飾られてたり、同じお家で暮らしてたペットちゃん達の骨壷が並んで入ってる区画(ではなく霊座というらしい)もあったり。どの区画を見ても、それぞれの飼い主さんの愛情を感じてほのぼの。
なぜ興味があったかというと、我が家事情的なことが大きくて。バーくんが旅立った後、私が日本にいるなら骨壷は自宅に持って帰る一択なんだけど、たぶんすぐ出国しちゃうので、骨壷全部を海外に持って行ってまた持って帰ってくるのも万が一何かあった時にうーん…だし、誰もいない家に置いておくのもまたうーん…だし、祖父母のお仏壇の横に置いてもらうのもちょっと変かな…だし、なかなか悩ましいんですよね。
聞けば納骨堂は出入り自由(笑)らしいので、一時帰国の時には取りに来て、また戻る時に返せばいい、というのはなかなかいいのでは?と思ったり。
でも、こちらの葬儀自体はすごく簡素で棺とかお花とかもないから、その辺りは自分で手配しないといけない。でも何もない分、愛用のクッションに寝かせたまま火葬してもらえたりする(ダメな場合もある)そう。
旅立ちのショックでメンタルやられてる時に、お花の手配とかできるかな…これも予めお花屋さんに相談してお花の種類とか金額とか相談しておかないといけないよね。
我が家も出来ればバーくん超ご愛用の昭和羽毛布団を一緒に送り出してあげたいけど、どうかなーさすがにダメかなー?とりあえず持ってきて係の人に見せてみてくださいって言われたので、ダメ元で持ち込みはしてみるつもりだけど。
もし羽毛布団がダメなら、実はバンコク時代に既に身体を包む用の白いおくるみは買ってたので、第2案はそれにするとして。でもよく考えたら、霊園までバーくんをつつがなく運ぶものがないではないか?ということで、先日新たに白いクーファンを買ってみました。

クーファンはこんな感じ。
人間の赤ちゃん用だからバーくんが横たわっても広々サイズ。
中にバンコクで買ったおくるみ入れてみたけど、久々に出してきたら黄ばんでるじゃないか!要漂白案件!
備えている物品も時々チェックすることが必要ですね、学び。
少し前にSNSで、クーファンごと火葬してもらいましたと書いてらっしゃった方の投稿を見たのが購入したきっかけなんだけど、我が家も希望としてはクーファンの中にバーくんの色んな好きなものを入れて、送り出してあげたいな。ローソンのプチシュー49個とかね!
そんなこんなで、霊園を見学すると、ここで葬儀するとしたら何を準備すればいいか?が具体的に見えてくるので、頭の中がクリアになっていいなと実感。
でもまだこの霊園がベストか分からないので、お寺併設(読経と法要はいいよね)のとこと、霊園墓石企業のところ(人間のお葬式に近い形もいいよね)を見に行ってみようかなぁ…と思っているところです。
ここまで読んで、そんな縁起でもないことばかり考えて…と思われる方もいるかも?ですよね。ふふふ、その気持ち分かりますよー!私も、自分がこんな性質じゃなかったら、その時になってから考えたと思います。
でも何の因果か私ってばとりあえず調べないと気が済まない!気質なので、きっとそんな時でも必死に調べると思うんですよ、誰に頼まれてる訳でもないのに。私めっちゃ悲しいのにー!今こんなことしたくないよー!って思いながらね。
なので、私が思う存分、邪念なく、お別れの時だけ悲しみだけに浸れるように、下調べは先にして後は各所への連絡一本でOKなようにしておこうって感じです。
後はですね、昔からの私のジンクスで「すごく心配してすごく準備万端にしてたことは、実際には起こらない」っていうのがあるんです。
あれは小学生低学年くらいかな、すごい大きな雷が鳴ってた夜に「落ちるんじゃないか」ってすごく心配になって、いつ避難してもいいように貴重品(と当時思ってたもの)とかをリュックに詰めて、それを背負ったまま布団の上で三角座りしてた頃からの(笑)ジンクスなんですよ、ふふ、結構長いでしょ?

なので、準備すればするほどバーくんの旅立ちも起こらない…
っていうのは自然界の摂理として無理だとしても、まだまだ限りなく限りなーく遠い先のことになればいいな、と願うのです。
◆ふぇんふぇんプロフィール◆
5年間のバンコク暮らしを終え、現在大阪北摂暮らしの50代半ば。最愛のバトーくんはもうすぐ19歳、ハイシニアともなると愛おしいを超えてもはや尊いの極み!今はこの貴重な時間を何よりも優先して日々過ごしています。
★バトーくんInstagramもやってまーす!→ fenfen_bateau

















































































