続・家族だものいつも一緒に!~イマドキワンズのお出かけ事情その2~
みなさまこんにちは!
コメ返しが亀以上に遅いくせに、コメント頂けるとキャピキャピ喜んでいるふぇんふぇんです。
なんだか蒸し暑いですがみなさま体調など大丈夫ですかー?
今日は前回のお出かけ事情「ホテル・ペンション」編に引き続き、
「旅館」編をお届けしたいと思います!
(キャンプ編はその3へ続きまーす…長くてすみません!笑)
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人間だけだと「旅館って…ねぇ!?」といった気もしないでもないですが、
ワン連れ旅行では、旅館は燦然と輝くアドバンテージを放つのです!
そう、それは「食事の部屋出し」という1点において。
前回も書きましたが「犬と一緒に泊まれる」と「犬と一緒に食べられる」は
必ずしもイコールではないので、犬と一緒に食べたければ、
旅館は俄然選択肢に食い込んでくるわけなのです。
ということで今日は我が家お気に入りの、タイプの違う旅館をふたつご紹介しますね。
トップバッターは「全く犬仕様になっていない+でも犬用ルールもなんにもない」旅館。
普通に犬連れじゃない団体さんも泊まってるし、
地元の人の日帰り温泉なんかも受け入れてるような、
いわゆる日本全国津々浦々にある「普段着温泉」。
ここは滋賀県の奥の方で、「お市の方も湯治に訪れた」由緒ある場所らしいので、
観光地化した温泉というよりは、いわゆる昔の湯治場ですね。
実際ここに泊まっても、周囲には遊びに行く場所がありません。
人間がいくところもないんだから、もちろん犬もありません(笑)
このような温泉宿になぜ「犬OK部屋」があるのか不思議なほどですが、
仲居さんにお聞きしたところ、よくわかんないくらい昔から犬OKだったらしいんです。
結構最近改築されてるんですが、その際も犬OK部屋を残さないと、
今までのお客さんが来れなくなっちゃう~、ので改築後もOKになった、
というぐらいの深い歴史が。
私が思うに、たぶん昔は山へ入る猟師さん?とかが猟犬と一緒に
湯治に来たりしてたのが、ルーツなんじゃないかしらん?
そしてこちらで驚くべきは「犬だけがOK」なんじゃないところ。
仲居さん曰く、「この間はヤギが来てましたね~、小鳥もよく来ます」とのこと。
おぉー! なんてワンダホー!!
更にこちらは犬受け入れOK施設にありがちな「ガチガチな規則」がぜーんぜんないの。
「吠えてもいいですよ~」とか(←え?吠えちゃってもいいですか?)
「お部屋のお風呂にワンちゃんと一緒に入るときは、
備え付けの薬用入浴剤はワンちゃんに悪いですから気を付けて~」とか。
(↑え?部屋のお風呂に犬を入れてもいいんですか?)
ゆるい~ゆるすぎる!そのゆるさが何やら温泉のように心地いい!
最近犬OK施設が増えて嬉しいのは嬉しいんだけど、
なーんか「あれダメこれダメ、あーせいこーせい」ってガッチガチのルールが多くて、
それはしょうがないことではあるんだけど、実はかなり萎えるんですよねぇ~。
だからこういう「犬も普通に来ていいよ」「特に何の特別な準備もしてないけどね」
というようなお宿は実はすっごく飼い主側がリラックスできるんですよね~。
バトーもこちらではのーびのび寛げるようです。
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さてさてお次は、「すべて犬仕様になっている+だから犬用ルールはなんにもない」旅館。
こちらは伊豆修善寺にある旅館なのですが、なんと!「犬連れ客のみ旅館」です。
仲居さんもなんと!犬関連の資格保持者ばかり。
すーべーてーがー!ワンちゃん中心に考えられている驚きのシステムです。
お部屋に入ったら、「バトーくん」とかかれたウェルカムメッセージに数々のおもちゃ。
そして、仲居さん自作の「消しゴムハンコ」には「BATEAU」という文字が。
すごいですよねー。予約時に犬の名前まで聞かれるのはこのためだったんですね。
お水や虫除けなどを入れたお散歩バッグも各部屋に備え付けられているようです。
そして、この旅館の特筆すべきは「犬もベッド(布団の上)に乗っていい」ということ!
これがねー、実は犬連れ旅行の「最後の砦」なのです。
だいたいどんな宿泊施設も「犬はベッドに乗せないでください」というのが普通。
理由はもちろん分かります。そりゃそうですよね。毛も抜けますしね。
でもね、普段おうちで一緒のベッドやお布団で飼い主さんと寝ているワンちゃんって、
実はとっても多いんですよね。
我が家のバトーくんもずっと一緒ではないけれど、自由に乗り降りしています。
なのでただでさえ不安な旅先で「飼い主が寝てるそばに来ちゃダメ」っていうのは、
結構可哀想ではあるんですよね~。
でもこちらは「どうぞ一緒にお休みください」という方針。
もーねー、それだけで飼い主側も犬側もフリーダム感満載です(笑)
それが気に入っててリピートしてる人達も多いんじゃないかな?
また、すべてはワンちゃんのために、という心遣いはお食事にも。
ワンちゃん用の食事にまで、ちゃーんとお品書きが!
バトーは夜ご飯はワンちゃん用お鍋を、朝ご飯は茶碗蒸しをいただきましたよ。
ワンちゃんのご飯まで部屋出しで出して頂けるなんて、スペシャル感満載ですよね~。
あ、ちなみに、人間のお食事も十分ゴージャスな旅館のお食事でしたよ。
もちろん一品ずつ、仲居さんが運んできてくれました。
館内の設備も、ドッグラン(屋外・室内)はもちろん、玄関には足洗い用シャワー、
愛犬も連れて行ける足湯などなど犬が入れない場所は皆無。
この時私達は、離れのお部屋に泊まったので、部屋付露天風呂のそばには、
ちゃーんと愛犬用の温泉も備え付けられていましたよ~!
ほんと、いたれりつくせりで、リピーターさんがすごく多いのも頷ける旅館でした。
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さてさて。いかがでしたか。
居心地がいいのは同じだけど、「何にもない」「何でもある」の両極端の二つの旅館。
みなさんはどちらがお好みですかー?
実は我が家は、ふたつめの旅館に到達した後、
そんじょそこらの犬OK施設では満足できなくなりましたぁ~(笑)
でもこちらのお宿はしょっちゅう行くには高すぎるぅ~(泣)
でもやっぱりバトーももっと自由にさせてあげたい!
もっと気軽にバトーと旅したい!
ってなことで、「バトーと自由に、気楽に宿泊」を追求した結果、
犬連れキャンプへと突入していくのです…
…でもそれは、また次の話(笑)
ふぇんふぇんさんのプロフィール
大阪のおばちゃん予備軍な40代前半。
30代は中国4都市に「なんちゃって駐妻」として7年ほど生息。
帰国と同時に犬と暮らし始めて「正真正銘の犬バカ」に。
現在の犬バカ活動?!は主にInstagramで行ってます♪
犬バカ指数100%な「#犬バカばんざい倶楽部」ハッシュタグ主催(笑)
Instagram ID:kamayuko
miya
ふぇんふぇんさん、こちらでははじめまして☆
絆さんで、反応しちゃうのってヤッパリ?って思ってるお顔が思い浮かびます(笑)
うちもリピーターですが、特に気に入ってるのは絆さんはワンズの食事まで配慮してくれる所。
うちの子のアレルギーを考慮して作ってくれた食事には脱帽でした。
ホント、居心地の良い旅館です。
コラム読んでたら、また行きたくなっちゃった( ´艸`)
ふぇんふぇん Post author
>miyaさま
こちらに初コメントありがとー!
アレルギーのあるワンちゃんにまで対応してくれるお宿はなかなかないものね。
色んな状況のワンちゃんに対応してくれるお宿がもっと増えたらいいのになーって、
私も願ってやみません~♪♪