愛犬の主治医探し ~バトーの場合・後半戦~
全国の犬バカ(予備軍)の皆様こんにちは!ふぇんふぇんです。
今日は先週お届けした「バトーの主治医探し・前半戦」に続き、
早速 後半戦の模様?!をお届けしちゃいますよ~!
それでは、はじまりはじまり~。
【Step3.飛び込み営業ならぬ、飛び込み診療にチャレンジ】
一年以上通っていた地域の病院にとうとう心折れた私(とバトー)。
かといって「次はここへ行こう」という当てがあった訳ではないので、
急遽主治医探しの旅?!に出ざる得ない羽目に陥りました。
何か起こってから探すのじゃ遅いので、
まずはバトーと一緒にどうでもいいことで病院に行って、
院内の雰囲気とか先生や看護師さんの対応とかを見たりするついでに、
「手術の糸は何を使ってますか?」と聞いたりして。
大きい病院は設備は充実してるところが多いけど、
院長先生以外は若干頼りなさげなお医者様が多くて、
多少(いやかなり)不安な気持ちに襲われたり、
院内はやたらめったら消毒薬臭がプンプンにするけれど、
診察室で治療に使ってるお薬が整理整頓出来てなくて、
なんというか「清潔」の概念をはき違えてそうというか、
バックヤードの管理がちゃんとしてなさそうな病院もあったり、
「ここにしよう!」という決め手に欠ける状態が半年ほど続くことになり、
最後はバトーを連れて行くのもバトーの負担になるので、
自分ひとりで少し遠くの病院にの様子を見に行ったりしたのでした。
なかなか決まらず不安な時期でしたが、
じっくり獣医さんについて考えてみるきっかけになった気もします。
【教訓】
主治医探しは犬が元気なうちに納得いくまで行いましょう。
【Step4.とうとう主治医をネットサーフィン】
色々と病院を自分の足で回ってみて感じたのは、
結局のところバトーが自分の症状について話せない訳なので、
先生に何を言われてもそれを「ホントかなぁ?」と思ってしまったら
もうそこで終わり、ということ。
病院選びって、規模とか、設備とか、先生の専門性とか、人柄とか、
院内の雰囲気とか、色んな要素が絡み合ってて、
「全部自分好み」の病院ってなかなかないことに気づいたんですよね。
結局は、何かを得れば何かを失う、何かを選べば何かを選べない、
「トレードオフ」の状態な訳で。
だから自分が「何を得たい/選びたい」のかをはっきりさせないと、
永遠に選びきれない(納得できない)なと思ったんですよね。
結局は自分自身にすべてかえってくるという…。
なんだか就活みたいですよね(笑)
その一方で、病院のホームページって外部業者に委託していたとしても、
大まかな色合いや雰囲気、コンテンツ内容なんかについては、
絶対に先生の意見(感想や好みレベルでも)が入ってるし、
業者が入ってる場合は特に、他の病院との差別化をはかるような、
病院の売りやコンセプトなんかを絶対入れてくるのがセオリーなので、
ある意味自分の価値観と合うかどうか分かりやすい面もありますよね。
ということで、
「何とか車で日常的に通えそうな範囲」で、
「HPのつくりや書かれてる内容に好感」がもてて、
「手術で使用している糸についてHPに言及のある」病院について、
(↑その時の最注目事項だったので)
ネットサーフィンした結果、
なんと!バトーの今のかかりつけ病院がヒットしたのでした!
便利ですよねー、ネットって(笑)
【教訓】
主治医探しでは「飼い主自身の価値観」を明確に。
【Step5.ようやく主治医探しの旅もひと段落】
ネット検索という文明の利器でたどり着いたバトーのかかりつけ病院は、
自宅から車で20分弱のところにあります。
最初は手術の糸について意識が高い、というところに着目して、
病院を訪れたわけですが、最終的にこの病院をかかりつけにしよう!
と思ったのには他にもいくつかの要素があったので、
ちょっとそれを列挙してみたいと思いまーす。
***
1.先生の専門が「椎間板ヘルニア治療」
⇒どうせ通うならダックスに多いヘルニアに見識のある先生がよい
2.院長先生は常に淡々と事実(エビデンス)のみを話す
⇒自分の意見や方針より前に「ありのまま」の事実や選択肢を
示してくれるところが非常に私のニーズとマッチ
3.飼い主(私)の浅はかな知識や漢方やハーブをバカにしない
⇒でも先生自身は西洋医学のエビデンスベースド派
4.動物夜間救急病院のすぐそば(歩ける距離)の立地
⇒近い分連携も強いらしく、夜間診療の心得を教えてもらえて安心
もしもの時の転院などもスムーズで負担が少ないと予想
5.奥さんも獣医師さんでめちゃくちゃ美人で愛想もいい
⇒こんな奥さんをゲット出来たなんて先生なかなかやるやん?!と
かなりの好印象(←え?そこ?)
6.先生の子供(2名。当時赤ちゃん)が診察室を這いずりまわっていた
⇒実は一番の決め手はこれ!(え?そこ?その2)
自分の子供が床を這ってもいいくらい綺麗にしてるのかな?
自分の子供がいる前ではそんな悪どい診療しないよね?
と勝手に判断(笑)
***
いかがでしたでしょうか?
「事実(エビデンス)が重要よね!」とか言っちゃってる割には、
決め手の最後のほうになればなるほど、
突っ込みどころ満載の「そんな理由なのか?」ばかりですが、
主治医選びって結局は「そんな感じ」ですよねー?!(←え?違う??)
結局は「頭」じゃなくて「心」で選ぶものなんだろうなっていうのが、
現時点での私の結論で~す!
皆さんはいかがですか―??
【最後の教訓】
主治医選びは「アナログ」作業。
心のままに選ぶしかなさそうです!
ふぇんふぇんさんのプロフィール
大阪のおばちゃん予備軍な40代前半。
30代は中国4都市に「なんちゃって駐妻」として7年ほど生息。
帰国と同時に犬と暮らし始めて「正真正銘の犬バカ」に。
現在の犬バカ活動?!は主にInstagramで行ってます♪
犬バカ指数100%な「#犬バカばんざい倶楽部」ハッシュタグ主催(笑)
Instagram ID:kamayuko