戦いすんで受け入れて ~愛犬との試行錯誤・散歩編~
皆さんこんにちは!ふぇんふぇんです。
先日、Carinaさんとランチしていた時に、
今の『犬バカ完成形』みたいな結果だけを書くのではなく、
もう今となっては忘れてしまったような試行錯誤の過程とか、
昔の『犬バカ初心者だった私』が知りたかったこととかにも、
意外と皆さん興味があったりするのじゃないかな?
という話になり、「なーるーほーどー」ということで!
「昔はダメだと思っていたけど今はへっちゃらでやってること」とか、
バトーとの生活の試行錯誤の中で「あきらめた」「受け入れた」ことなど、
記憶の引き出しを引っ張り出しながらツラツラ書いてみたいと思います。
長くなったら次回に続く…ということでよろしくでーす♪♪
確かに、愛犬のことをコラムで書かせて頂いてると、
「バトーくんってとってもお利口ちゃんなのね?」とか、
『ザ・麗しい誤解』をして下さる方も多いのですが、
何をおっしゃいますやら全然違うんですよー(苦笑)
そんなことも、実感としてお伝えできれば嬉しいでーす。
***
ではまずは、
「昔はダメだと思っていたけど今はへっちゃらでやってること」編
1)散歩に行かない
どうどう?いきなり爆弾発言でしょ?(笑)
散歩だけは「飼い主の勤め」として死守してる方も多いのでは?
私もねー、もちろんそう思ってたんですよ。
バトーが3歳くらいまではね(←遠い目)。
それも夕散歩では30分のボール投げもセットという体育会系でね。
でもですね、
ある時からバトー自身が散歩に行きたがらなくなっちゃって。
公園にも行きたがらない。着いてもすぐにUターン。
焦りますよねー、飼い主的には。
あんなに散歩好きだったのにどーして行かないの?
どこだったら歩いてくれるのかしら?何が嫌なの?
とばかりに、あちこち公園やルートを変えたり、
嫌がるバトーをそれこそ引きずったり抱えたり…。
散歩行ってくれないとママ困っちゃう!的なね。
こうなると誰のための散歩か分からないですよねー。
今思えば、
「私を良い飼い主たらしめるための散歩」になっちゃってました。
そうこうしてるうちに、バトーが軽いヘルニアになり、
安静が必要ということで、2か月近くお散歩禁止に。
そう、「散歩に行かない」ではなく「行けなく」なったんです。
1日2日ならともかく、2か月も!散歩に行かないなんてこと、
さすがに想像も出来ず、どうなるのか不安でいっぱいでした。
でもですね…出来ちゃったんですよねー、結構あっさりと(笑)
特に散歩に行きたくて暴れるなんてこともなく。
おうちの中でずーっとご機嫌に過ごしてくれてました。
「・・・なーんだ!!」
ですよねー(笑)
散歩行かなくてもどうにかなるんだ!というコペルニクス的発想の変換。
すごくすごーく心配していた「筋肉量の低下」もお医者さんによると、
家の中でフリーにしているのであれば、ダックスのような小型犬であれば、
心配しなければならないほど筋肉量が落ちることはない、とのこと。
そこからですかね。
「バトーが行きたがらないなら行かなくてもいいや」
「今日は寒いから腰に悪いし行かなくてもいいや」
と思えるようになったのは。
もちろん、犬にとって何らかの運動や刺激は必要だと思いますが、
それが「散歩だけではない」ということに気付いた感じでしょうか。
もちろん散歩大好き!大喜び!なワンちゃんもたくさんいますが、
お友達のワンちゃんとか見ててもお散歩嫌いの子は結構多いんですよ。
そう思うと日本はちょっと「散歩至上主義」な気もしますよね。
これって犬に対して、
「ちゃんと散歩してるから大丈夫」「散歩さえしてればOK」
というある種の思考停止にも繋がりかねないので、ある意味危険かも?
人間も同じですが「犬も色々、欲求も色々」なので、
自分の犬がどんな犬で何が好きなのかは、
自分でよく観察するしかないんだなーと思います。
例えば、バトーを見ていると、
「近所や公園をリード付けて歩くだけなのは全然好きじゃない」
「でも車や自転車に乗って行くようなお出掛けは大好き」
「家の中でフリーで動けるボール投げや遊びも大好き」
「ちょっと頭を使うようなトレーニングは大好き」
「お天気が良いときのベランダでの日向ぼっこは大好き」
ということのようです。
なので、彼の場合は、
「散歩はどうでもいいが、毎日一緒に遊んで欲しい」タイプ。
その証拠に、散歩のおねだりは1週間でもしてきませんが、
遊ぼう!のおねだりは、毎日してきます(笑)
そんなこんなで我が家の今のお散歩事情は、
「お天気がいいときやバトーが玄関で行きたそうにしたら行く」
というなんともテキトーなものに落ち着いたのでした(笑)
***
ありゃりゃ、1)散歩だけでまたもやめっちゃ長くなっちゃった(汗)
ということで、2)以降は次回に…。
2)は一応「一緒に寝る」です。たぶん(笑)
テキトーに、でも無理なく楽しく、
犬とお互いに折り合いつけながら暮らしていくためのあれこれ…。
そんな試行錯誤(←これがまた楽しい)が伝われば嬉しいです♪♪
ふぇんふぇんさんのプロフィール
大阪のおばちゃん予備軍な40代前半。
30代は中国4都市に「なんちゃって駐妻」として7年ほど生息。
帰国と同時に犬と暮らし始めて「正真正銘の犬バカ」に。
現在の犬バカ活動?!は主にInstagramで行ってます♪
犬バカ指数100%な「#犬バカばんざい倶楽部」ハッシュタグ主催(笑)
Instagram ID:kamayuko
ひろ
ウチのダックスもお散大嫌いです
だけど、昼の明るい時間に少しだけ家を出るのは好きみたい
それでもせいぜい10分位で猛烈に帰りたがる
ベランダでまったりしたりは好き
ドッグランは苦手 犬嫌い と、強引にせず自然に合わせるようになりました
ふぇんふぇん Post author
>ひろさま
お散歩嫌い仲間ですね~♪♪
そうそう。うちもドッグランは連れて行っても周辺を嗅ぎまわってるだけで
特に楽しそうでもないので自然と行かなくなりましたー(笑)
犬嫌いなワンちゃんも結構いますよねー。
「みんな仲良く遊ぶ」っていうのも飼い主の一つの幻想ですよね。
付かず離れず喧嘩にならなければそれでいいんだなーって
思えるようになるまでに、私は結構時間かかりました(笑)
ほんと、ワンちゃんそれぞれ個性があって、
良く考えれば実はそこが一番楽しいですよね♪♪
えびちゃん
もう深く深く同感だよー!
私もごんの目が悪くなった時にこの壁にぶち当たって、実はものすごく悩んでたの。
もともと散歩嫌いなきくと、見えなくて気が抜けないごんを連れて、今まで通りに歩けないことに私もイライラしたりして。私もきくごんも散歩自体がストレスになってたのに、散歩しないことはいけないこと、って私が思い込んでたんだよね。
その時に、いつもの仲間が、楽しめないなら散歩休んでみたら?って言ってくれて、目からウロコだったなー(遠い目)
しばらく休んで私の気持ちが落ち着いた時、なんかだんだんうまく歩けるようになっていったんだよねー。
お互いの気持ちが合っている時はうまく歩けるって気がついた時、散歩ってただ筋肉だけの為じゃないんだって、散歩の意味も考えちゃったよ。
散歩は大事だけど、散歩にしばられなくていいのよ!って、教えてもらえて救われた私。
ふぇんふぇんさんのこのコラム、悩んでいる人に届くといいね(^-^)
ふぇんふぇん Post author
>えびちゃん
こちらへのコメントありがとう!
そうそう。散歩って意外と飼い主の悩みどころというか、
なんだか分からない引け目になったりするよね。
忙しかったりすると気持ちの余裕がない散歩になっちゃうけど、
それがまた犬には全部ばれてるのが恐ろしいよねー(笑)
ほんと「散歩の意味」って深いなーって私も思ってまーす♪♪
ちえ
こんにちは。今更ながら過去記事のバトー君のあれこれ読ませてもらいました。やっぱり似てますね。我が家のキキ、メスですが、肩幅広く前ポーがでっかい 骨太です。
いろいろ共感できて、読んでて楽しいー!
ラブが好きだけど買えないからキキを買ったこと。
獣医さんも、先生に認めてもらう⁉︎ために、来なくていいと言われるまで意地でも通ったり。
散歩も…。キキは好きではさそうなのに、私が罪悪感から、暗くなった窓の外を見ながら、「ごめんね〜、今日も行けなくて〜」を繰り返していました。
昨日3/11、9歳になりましたよ。
バトー君も今日も元気に‼︎
ふぇんふぇん Post author
>ちえさま
わぁ!わざわざ過去記事まで読んでいただきありがとうございます~!
とっても嬉しいです♪♪
むふふ。キキちゃんもデカチュアちゃんで♪♪男の子も女の子もなんだか可愛いですよね。
デカチュアちゃんは特にレトリバーに似てる気がしますよね~。
そんなところもひそかなチャームポイントですよね!
キキちゃん昨日がお誕生日だなんておめでとうございます!!
バトーのひとつお姉さんですね♪♪
バトーは東京オリンピック観戦目指してまーす。
お互い元気で頑張りましょうね!!