Posted on 2017年2月4日 by ふぇんふぇん

シニアドッグのONとOFF

新年快楽！旧正月おめでとうございます〜。

みなさまこんにちは！

節分はもちろん季節の行事を…何もしませんでした！ふぇんふぇんです。

最近はあれですよね、あれこれ年中行事？イベント？が多くていかんね。私は手作りセンスも飾り付けセンスもほぼゼロなので、最近その辺りは華麗にスルーしております（笑）

さてさて。そんな怠惰な飼い主と暮らすバトーくんですが、10歳現在、普段は非常にまったりと暮らしています。以前にも書いたかもしれないけど、バトーはON/OFFのとてもはっきりした性格な上、激しく省エネ犬なので無駄な動作はほぼしません。

まず、最近は散歩嫌いに拍車がかかり、全く散歩しない。毎日「窓を開けて〜」というので開けてあげても、外気の寒さを確認するだけでベランダには出ない。

でもそれじゃ運動不足になっちゃうし、犬なのにあんまりよねぇ？ということで、足腰冷えないように重装備でお外に連れて行くと…

半端ない被害者モードで震えるんですよ〜。見てください、この嫌そうな顔！それも全く歩いてないし！散歩の意味ないし！バーくん、ママ情けなくて泣いちゃう！

そんなバーくんのマイブームな過ごし方がこちら↓↓↓

いきなり難度高すぎる写真で恐縮ですが、バトーどこにいるか分かります？

羽毛ぶとんの中から鼻先がちょこっと出てるでしょ（笑）これです。バトーはとにかく羽毛布団が好きで、特にこの時代を感じるうん十年前の客用布団がお気に入り。断捨離しようと思って出してきたら猛然とバトーに取られ、あまりの気に入りっぷりに捨てられないまま早数年。

その上、バーくんこだわりのお気に入りの寝方というのがあって、まず綺麗に４つ折りにして、そのミルフィーユ状になった隙間を（私に）開けてもらって潜り込むんだけど、気分によってそれが一番上の層だったり、一番下の層だったりで。

気分じゃない層をお勧め（開けて）しても、ジーっと固まったまま入らない。じゃあ、２２層目ですかー？あ、違う？３層目ですかー？とお伺いしながら、あちこち開けてみた結果、気分の層になるとようやくしずしずと布団の中へ入って行くというね。ははは。

布団を開けてほしいとか、畳み直して欲しいときは、布団の前に仁王立ちになって「ヴゥ〜」と低いうなり声を出して僕（しもべ＝私）を招集。ほんと何様？（バトー様）ですよねぇー。しもべはその度に甲斐甲斐しく布団を開けたり閉じたり大忙しです（苦笑）。

それにしても、この布団、柄行きがもう古臭くて嫌だったのに、バトーのせいでリビングに常に広げているという、犬バカあるあるインテリア的トホホ状態。ほーんと、惚れた弱みとはいえツライわぁ（泣）

そんなこんなで、まったりしすぎな日常を送るバトーくんが、唯一アクティブなONモードになるのが、３度の飯より好きなトレーニングの時。最近は、もうバトーも10歳だし引退かな？と思いつつ、飼い主が忙しいのもあってお教室も休んでいたんだけど、あまりにバーくんが散歩してくれないので、久しぶりにトレーニングに行ってみたんですね。散歩に行かないからトレーニングに行くって、自分で書いててもどうなのよそれ？って思っちゃいますが（笑）

その時、たまたま体験できたのが「ノーズワーク」というトレーニング。ノーズワーク自体はあんまり知らなかったのですが、実は以前から「臭気選別」というトレーニングには興味があって。シニア犬がちゃっちゃと歩いたり走ったりがだんだん難しくなって、目も見えにくく、耳も聞こえにくくなった後に、最後に残るのは嗅覚らしいと聞いていたので気になっていたんです。

トレーニング大好きなバトーに、最後まで何か楽しいことをしてあげたいなと常々思っていたのと、かなり脳トレというかボケ防止？にもなるのではと思っていたものの、臭気選別って人間の匂いでやるので、匂いの準備がなかなかハードルが高い。その点、ノーズワークは最初はオヤツ、進んでもアロマオイルの香りみたいなので、その点なかなか敷居も低くていい感じじゃありませんか。

ノーズワークの説明はこちら↓↓↓

https://www.docdog.jp/2016/11/magazine-nosework-01.html

https://www.docdog.jp/2016/12/magazine-nosework-interview.html

バトーのノーズワーク体験の様子はこちら↓↓↓

普段散歩で全く歩かないとは思えない、ウキウキぶりでしょ？（笑）

ノーズワークがどんなものかまだ私もあまり分からないけれど、ハンドラーが指示出ししないので、目や耳が不自由になってもあまり問題ないのと、指示を聞かせるためにご褒美のオヤツをバンバンあげなくていいのがいい感じ。（シニア犬にはこのトレーニング時のオヤツ問題は結構大きい。若い時ほど食べられないし食べちゃいけないので。）

ただ、動画を見ても分かるように、トレーニングの絵面として非常に地味（一見犬がウロウロしているだけ、笑）な上に、地味な割にはトレーニング方法が結構難しい（出来れば専用のオヤツに専用の首輪やハーネス使用、自己流では練習しないほうがいいなど）らしく、日本で普及するかどうかはまだかなり未知数かも。

まあ、またそれはそれで私のマニアック心をビシバシ突いてくる（笑）ので、バトーも楽しそうだったし、お教室で講座開催されたらチャレンジしてみて、練習が進んだ暁にはまたご報告しますね〜。（え？そんな報告いらない？）

さて。こんなウキウキモードのバーくんですが、トレーニングが終わった瞬間、椅子の上においてたキャリーバッグを自ら引っ張り下ろし、勝手にバッグの上に乗って伏せちゃった後はもう一歩も動かず、バッグに入ったまま教室を後にしましたとさ（笑）

ふぇんふぇんさんのプロフィール

40代ど真ん中な大阪北摂暮らし。中国駐在からの帰国と同時に家族に迎えた愛犬バトーも早10歳。犬バカ歴10年ともなるとイタズラすら愛しい今日この頃です。