細道の効能
皆さまこんにちは!風邪などひいていませんか?
我が家はバーくんのために早くも暖房デビューしてしまいました!ついこの間まで冷房かけてたのに…ハイシニア犬のいる家には電気代が安くなる季節は訪れないようです(涙)
年々秋らしい日が短くなってる気がしますが、今からしばらくは犬の散歩が楽しいシーズンですよね。
とは言っても、ハイシニアバーくんに距離を歩かせるのは至難の業なのです…が!
バトーの若かりし日には全く気づいてなかった、老犬を歩かせる秘策(?)について今日はご紹介したいと思います!
バトーの目が見えなくなってから、散歩は障害物や段差などが少ない、ゆったり広めの公園に通っている私達。
それはそれでいいんですが、目が見えてないので何気に同じ場所をグルグル回ってる、なんてこともしばしば。
そのうちバーくんが疲れて立ち止まったらお散歩終了、というのがいつものルーティンです。
でも最近、広くのんびりした公園よりも、バトーが自発的にせっせと歩いてくれる場所を発見したんです。
それは意外や意外、「細道」!!
我が家のあるマンションのご近所に、ちょっとした休憩場所程度のミニ公園があるんですけど、お散歩にバリエーションを加えるために時々そこへも行ってたんですね。
我が家からその公園には、狭めの小道を通り抜けて行くんですが、道幅はバギーを押してると前から来た人と行き違いできない程度の狭さ。
なのでなるべくササーっと通り抜けたいところなのですが、そんな場所に限ってバトーが歩きたがるんですよね。
それも一度や二度ならず、小道の入り口から出口まで毎回えっちらおっちら張り切って歩くので、私もリードを持ちながらバギーを押して牛歩のお付き合い。
広々とした公園に比べて、日当たりが良いわけでも足場が気持ちいいわけでもない小道で、どうしてこんなに歩くのかなぁ?と考えてたどり着いた答えはズバリ、
「狭い」から!(そのまますぎる…笑)
その小道は公園に繋がってるので、同じマンションに住んでる犬と飼い主さん達も結構通るんですけど、なんせ狭いので全犬その小道の上のバッチリ同じ箇所を通るわけです。
どうやら目の見えてないバーくんにはそれが都合良いみたいで。
広い場所だと、犬がいっぱいいても皆それぞれのルートで散歩してるので、誰かの匂いをずっと辿って歩くってことはちょっと難しい。
もちろんクンクンしてたら偶然ピンポイントで匂いに当たることはあるけど、そこか長距離歩くモチベーションまでには至らない感じとでもいいましょうか。
でも細い小道だと、見えない目で左右にウロウロしなくても、狭い範囲の動線上を色んな犬の匂いが上書きされてるので、せっせとクン活に勤しんでるうちに毎回小道を完走できる、ということのようです。
なんだーそうだったのかー。
ずっと良かれと思って広い公園に連れて行ってたけど、確かに人間も目隠ししたまま歩くとしたら、だだっ広い場所よりも手が触れられるような幅の廊下とかの方が、断然歩きやすいもんね。
気付くのが遅れてごめんよ、バーくん。
きっと他にも、こんなふうに「それはちょっと違うんだけどなー」ってこと、バトーにはいっぱいあるんだろうなぁ。
それはちょっと申し訳ない気もするけれど、これからもお互いに試行錯誤しながら頑張ろうね!
◆ふぇんふぇんプロフィール◆
5年間のバンコク暮らしを終え、現在大阪北摂暮らしの50代前半。宝塚ファン11年、華流ドラマファン4年、K−POPファン1年目。最愛のバトーくんはもうすぐ18歳、ハイシニアともなると愛おしいを超えてもはや尊いの極み!今はこの貴重な時間を何よりも優先して日々過ごしています。
★バトーくんInstagramもやってまーす!→ fenfen_bateau で検索してみてね。