Posted on 2018年12月3日 by ゆみる
新しいカレンダー
11月の終わりに上井草にある「いわさきちひろ美術館」に行きました。

自分もつらい闘病中なのに、飼い猫の具合が悪くて
落ち込んでいる私を励ましてくれた学生時代の友人のリクエストで。
彼女は猫好きな私のために猫のイラストのレターゼットで手紙を
くれていたのですが、夏になる前には返事もなくなって・・・。
その様子からシビアな状況を感じずにはいられませんでした。

夏の終わりに久しぶりに彼女から電話が。
電話の声には笑顔が見えました。
調子が良さそうで嬉しいと言うと、いろいろな薬を使ったけど
どれも効かなくなって一時はもうダメかと思っちゃった。
でも新しく使えるようになった薬がとても良く効いてと張りのある声。
「会いに行くから一緒にいわさきちひろ美術館に行ってくれない?
来年のカレンダーを買いたいの」
小春日和の中で久しぶり会った笑顔の彼女は、
前に使った薬のせいで髪質が変わって少しウェイビーなショートヘアに。
元気な様子の今の彼女にとても似合っていました。
学生時代に茶道部の落ちこぼれだった私たち。
少し前に見た映画の「日日是好日」の中で、
左足から部屋に入るように茶道の先生が教えるシーンが。
「気がつくと私の歩き出しは左足からなんだよね」と私。
「何年か前におじぎがきれいとほめられたよ」と友人。
「二人で秘密の特訓もしたのに身についたのってそれだけ!?」と
笑って話しているうちに美術館に到着しました。
こじんまりとしてアットホームな感じの美術館には、
平日なのに作品に出てくるような小さな子どもを連れた親子の姿を多く見ました。
そして感じのよいカフェも。
どこかで見たことのあるやさしい作品たちをゆっくり見た後は、
友人は売店で念願のカレンダーを購入。
もちろん私もポストカードを何枚か購入しましたよ♪


美術館を出た後はランチをしながら彼女の帰りのバスの時間までおしゃべり。
また暖かくなったら会おうねと約束して別れたあと、
何回振り返っても私を見送ってくれている友人の姿が。
最後はその姿が視界がにじんで見えなくなりました。
今年のノーベル(医学)賞の授賞式のニュースを私は感謝しながら見るでしょう。
友人が来年のカレンダーを買うことが出来るようになりました、ありがとうございますと。















































































Jane
ああ二十六、七年前くらいに職場の年上の女友達とその美術館に行った日がぼんやりと思い浮かびました。まだ苦労も知らず独身でのんびりほわーんとしていた私たちと、いわさきちひろの絵の優しい感じがゆみるさんの文で蘇りました。
何気なく過ごした時間があとで思えば宝ですね。
ゆみる Post author
Janeさん、コメントをありがとうございます^^
Janeさんもちひろ美術館に行かれたのですね^^
その職場の年上のご友人とは今もお付き合いされて
いるのでしょうか。
Janeさんが書かれているように、
何気なく過ごした時間が宝だと本当に思います。
上記の友人と秘密の特訓をした思い出も
セピア色になって私の記憶の中で
いつも輝いています。
セピア色なのは夕方に特訓していたからなのですが^^;
Jane
ゆみるさん、
いいえ、今はその人とは音信不通です。彼女もきれいな便せんで手紙をくれる人で十年くらいは手紙のやりとりをしていましたが。十二年前連絡もせず職場を訪れた時には大病された後でした。「私五十になるのが怖いんです」と言った私に「大丈夫先になっていてあげるから」と言ってくれた彼女も今は五十半ば。どうされているでしょう。
ゆみる Post author
Janeさん
Janeさんのそのお友達はとても良い方なのでしょうね。
運良く五十年も生きていると、色々な人生の宝が
いつの間にかザックザク♪
失くすことも盗られることもないですし。
お互いこれからもお宝な時間を過ごしたいですね^^
爽子
ゆみるさんこんにちは~。
日々是好日、わたしも見に行きました。
同じ年ごろで個人の先生のお宅で習っていたので、当時のことを思い出しました。
でも、わたし、ずーーーっとお茶室には右足から入ってたんだけどな…。と、間違え続けてたのかと思うと、流派によって違うことがわかり、ほっとしました。
何気なく過ごした時間が宝。
ほんとにそうですね。
ザックザクたまったお宝に囲まれて豊かです。
ちひろさんの画集のページを繰りながら、のんびりまったりしています。
やらなきゃいけないことは、手も付けず。。。(やば
ゆみる Post author
爽子さん、コメントをありがとうございます^^
爽子さんもご覧になりましたか(^o^)/
私は裏千家の先生に習いましたが、
流派によって所作などが微妙に違うのですね。
年を重ねた分、映画に出てくるお菓子や出演者の着物や
お軸なども鑑賞して楽しめるようになっていました。
これもお宝!?
ちひろ美術館で京都での展覧会のちらしが。
爽子さんは行かれるのかなと思いながら手の取りました^^