Posted on by ゆみる
最後の手紙
膨らみ始めた梅のつぼみを見つけた翌日に
学生時代の一番の仲良しの訃報が・・・。
いつかは来ると思ってはいたけれど、
その日から気持ちが少し何処かに行ってしまったように
なんだかぼーっとしています。
彼女の事はこの黒ヤギ通信でも書いたことがありました。
夫が亡くなった時、彼女は症状が少し悪化し始めていたのに
痛み止めを飲みながら片道2時間もかけて会いに来て
一緒に泣いてくれました。
そんな大切な彼女にあてた最後の手紙に選んだのは
一緒に行った「いわさきちひろ美術館」で買ったポストカード。
キレイな色合いの物もあったけど今の私には選べなかった、ゴメンね。
ポストカードには長い闘病生活のねぎらいと
今までの感謝をつづりご家族に棺に入れていただいて
彼女と一緒に旅立っていきました。
これからちひろさんの絵を見るたびに
私は彼女のことをきっと思い出しまうでしょう。
彼女の笑顔と明るい声を。
私たちがそちらに行くまで少しだけ待っていてね。
Jane
こんなにシンプルなラインでこれだけの世界を表せるなんて…、最後のお手紙にぴったりな絵だと思います。
ゆみる Post author
Janeさん、コメントをありがとうございます。
ちひろ美術館に行った時、どうしてこの絵のポストカードを
購入したのかわからないのです。
当然今まで使わずにいました。
でも最後の手紙には手持ちのちひろさんの
この絵以外は考えられませんでした。
ぴったりな絵と言っていただき慰められます。