スナックゴーヤ
猛暑お見舞い申し上げます。
暑いね~と職場で同僚たちと言い合いながら窓の外を見たら、日差しの中にほんの少しだけ秋の気配を感じました。夏もいよいよ後半戦と言ってもまだ全然暑いんですけどね。
こんな時は季節の食べ物から元気をいただこう、というひとりキャンペーンでゴーヤをよく食べています。今のところ標準サイズのゴーヤを4本ぐらい食べました。こう書くとまるでゴーヤが大好きなようですが、はっきり言って苦手です。嫌いな野菜はゴーヤだけと言ってもいいくらい。
そもそも私の子供の頃はゴーヤなんて身の周りになかったのに、大人になって気が付いたらゴーヤが現れて、いつの間にか実家の庭にも植えられていました。結婚すると実家から茄子やトマトなどの夏野菜と一緒によく送られてきましたが、好きでもないのでいつも冷蔵庫の野菜室で出番もなくお亡くなりになっていました。
そんなゴーヤを我が家で食べるようになったきっかけは、10数年前に夫が郵便局から持ち帰ってきた1枚のレシピ。郵便局の窓口に置いてあったそのレシピを、窓口の待ち時間に見つけてこのゴーヤ料理を食べたいと言い出したのです。
料理の名前は「スナックゴーヤ」。地方の小学校の人気メニューで、子供たちにも好評と書かれていました。あんな苦い物が子供に好評?と思いましたが、たまたま冷蔵庫の中で実家ゴーヤが冷えていたので、どうせこのまま腐らせるよりはと実験程度の軽い気持ちで作ってみました。
作り方は簡単で、ほぐした卵1個(私は1個使っています。残った衣も最後に揚げちゃうので)に片栗粉を入れてまぜます。そこにワタと種を取って薄切りにしたゴーヤをくぐらせて油で揚げ、甘目なしょうゆだれを絡めて最後にゴマを振って出来上がり。
おそらく揚げることでゴーヤの苦み成分が油に溶け出すこと、そして卵の衣と和えだれの味醂と砂糖の甘味が残った苦みをマイルドにしているのではと思います。ゴーヤ嫌いの私でも確かに美味しいと思える一品でした。
それから夫は亡くなるまで毎夏、スーパーでゴーヤを見つけると買ってくるようになりました。正直疲れていたり暑い季節の揚げ物は少々面倒だったけれど、ゴーヤを手に持ってまるで生のゴーヤを食べたような苦笑いを浮かべている夫を見ると、しょうがないな~といいながら作っていました。夫との思い出のメニューはいろいろありますが、夏はやっぱりこのスナックゴーヤ。
先日夏らしい切手を探していたら、夏の切手にゴーヤが2枚ほどありました。いつのまにかゴーヤは夏の風物詩の一つになりつつあるようです。スナックゴーヤ、お勧めです^^
爽子
ゆみるさん🎵おはようございます。
ゴーヤ、買いませんねー。
夏に畑をやってる友人から、時々もらったことはありますが、調理しても、結局私しか食べなかった。ということになるので。
スナックゴーヤ、食べやすいなら作ってみたくなりました。
最近調理直前に、やる気が失せて別メニューになることが増えていますが、これは大丈夫そう!^_^
ゆみる Post author
爽子さん、おはようございます♪
わ~午前3時23分!すごい早起きですね^^
私の知り合いで沖縄育ちの人もゴーヤが苦手です。
私もスナックゴーヤしか食べられません。
暑いので料理は億劫になりますよね。
知り合い夫婦は宅食にしてました。
私もつい主菜が冷ややっこになりがちです^^;
(葱姜燦醤と茗荷で冷ややっこにはまってしまって)