原宿で古着が若者にリスペクトされていた
せっかくこの連載を始めたのだから、
都心のお店も開拓してみようと思い、
表参道に行ったついでに、
ネットで見て気になっていた原宿のお店2つに行ってみました。
(ロゴからサイトにリンクしているので、クリックしてみてください)
カジュアルなのかと思ったら、
ポリエステルのいかにも古着なワンピースや、
ベロアやゴブラン織りのゴージャスなアイテムもあり、
品揃えは幅広いです。
値段も高すぎません。
お客さんは若者ばっかし。
そりゃそーだ、
原宿っつーのは今も昔も若者の街なのだ。
次は裏原宿のこちら。
マンションの一室。狭い。
なのに、若いお嬢さんがぎっしり!
50年代のお高いものから、80年代のものまで、
ややガーリーだけど、幅広く、値段もいい感じです。
そしてなんとなんと。
ヴィンテージっぽい「オリジナルアイテム」っつーのがある!
全体の4割ぐらいかな。
風合いはもちろん違うけど、
新品だから傷みを気にしなくていいというメリットが。
ちょうど探していたボルドーの細いベルトがあったので、
買いました。古着に合う色合いです。
さらに、写真集みたいなのまで売っていて、
「ヴィンテージアイテムと、オリジナルアイテムを組み合わせて、
あなただけのスタイルを!」みたいなノリ。
へええええ
今ってこんななのかあ、
と驚きました。
ユニクロとかザラとか、安くて便利な服が増えて、
あ、服かぶった…、みたいな事態が多々発生。
(私は、なんと、海外旅行先で、
同じザラの服着てる人とすれ違ったことが。
グローバル経済にもほどがあるよ)
だから、「自分だけの服がほしい」っていうのは、わかるなあ。
ヴィンテージにインスパイアされて~
っていうお店は、代官山のここもそうですね。
新宿ルミネにも入ってますが、
本店には古着もあるっぽい。
私はオリジナルのスカートを通販で買いました。
「ヴィンテージっぽいもの」が作られる、売られる、
イコール、古着がリスペクトされてるってことですよね。
そういえば先日、神保町の昔ながらの喫茶店に入ったら、
若者で満席でした。
レトロで珍しいんだろうなあ。
古着も古本も、若い世代がリスペクトしてくれると、
貴重なものが生き残る可能性が高くなるはず。
ありがたいことです。