Posted on by SHOJI
第74回 虫かぶり姫
今季は、ゆるいのやらエッジの効いたのやら話題作が多いです。なので、11月は火曜日が5回あるのをいいことに、いつもより多めに投稿いたします~。
第一弾は「むしかぶり姫」
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ベルンシュタイン侯爵家の令嬢エリア―ナは、大の本好き。あまりに好きすぎてついたあだ名が「虫かぶり姫」。ある日サウズリンド王国の王太子クリストファーから“婚約”をもち掛けられます。婚約すれば彼は宮廷内の派閥争いから解放され、エリア―ナは王宮書庫室への出入りが許されるというのです。エリア―ナはこれを双方にメリットのある契約だと考えます。以後彼女は、“かりそめの婚約”が解消されるまでにたくさんの知識を得ようと、書庫室の本を次々と借りて読むのです。ですが、しばらくすると王宮のあちらこちらで何やら不穏な動きが…。
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おっとりとフワフワしたヒロインとキラキラした王子や家臣たちが眩しい(笑)。このヒロインの外見は最近見ないキャラクターで新鮮です。その彼女が、書物で得た知識でもって、こっそり王政を助けちゃったりするのです。配信で第3回まで見ましたが、今のところ見る者の心を折ってくる展開は皆無です。3回で完結しても良い。(もちろん続きも楽しみです。)
原作は由唯の同名小説。キャラクター原案椎名咲月・喜久田ゆい。喜久田ゆい画のコミックがあります。アニメーションはマッドハウス制作。アマプラ、TVerなど配信サイト多数あり。色合いもお話も明るくて楽しい動く少女漫画。
TVアニメ「虫かぶり姫」の公式サイトURLはこちら↓
mushikaburihime.com
次回はONA的ハケンアニメ!…かも?
kokomo
SHOJIさん、多めの投稿大歓迎です!
前回もコメントしましたが、今期は多様な作品が揃っていてアニメのスケジュールチェックに大忙しです。
そして、「虫かぶり姫」、私も見ています。
昭和のThe 少女漫画のキャラクターのような元祖ゆるふわ女子令嬢のビジュアルに一瞬怯んだのですが、辛くなるようなシーンを含む作品も見ている今季。そんな作品の中和剤になれば、と思ってみてみました。
「陰謀」とか「暗殺」などの物騒な言葉も出てきますが、主人公のふわふわ感と宮中男子のイケメン、イケオジぶりにかき消されて、不穏な空気は全く感じられず(笑)。そういう意味でもゆったりと安心して見ていられる作品ですね。
前回コメントした「物語のカギ」の作者、渡辺祐真さんですが、「夜は短し歩けよ大乙女」の翻訳をなさった方なのですね!作者紹介欄をちゃんと読めよ、私。漫画作品、特に「呪術廻戦」は何度も引用されていたのですが、なるほど納得です。
そして、もしかしてSHOJIさんがこれから取り上げるかもしれないので詳細は省きますが、「後宮の烏」も楽しんでいます。しかし、….登場人物の名前が覚えられない!ウェブサイトを見ても漢字と読みが一致せず、ますます混乱。「SPY×FAMILY」の登場人物の明解で覚えやすい名前が恋しくなります。
次回紹介作品はなんだろう。楽しみにしています。
SHOJI Post author
kokomoさん
見ておられますか!「虫かぶり姫」!
そうそう!あの毛量の多さとフンワリ感は、「24年組」と呼ばれる昭和の少女漫画家のひとり、大島弓子の漫画を彷彿とさせますね!
イケメン王子様たちが陰に日なたに助けてくれて最後は大団円という、ある種水戸黄門感もある。悪役のお芝居もわざとらしくてステキ(笑)
ハードな作品を見ると、ゆるい作品でバランス取りたくなりますよね~。
次回は違う作品ですが、11月最終週やいかに? しばし、待て!(笑)