人生は想定外のことばかり
母が緊急入院してから1週間以上が過ぎました。私はあれ以来面会には行けていません。少し前に弟から連絡ありました。手足の麻痺の原因は環軸椎亜脱臼とのことでした。治すには手術しかないようですが年齢的に手術は無理とのこと。とにかく本人が食べないので今は点滴治療しかすることがない。このまま食べないようであれば余命も少ないと言われたそうです。逆に言えば食べれるようになれば大丈夫?ということなのかもしれません。本人が食べないのか、食べられないのか?面会した弟がもう少し食べるようにと言ったら「まずいけどもう少し食べてみる」と言ったとのことなのでまだ前向きさも残っているのかなとも感じました。この記事がアップされる日に病院のソーシャルワーカーさんと面談して今後の店員先なども決めていく予定です。
母は思っていたような最期にならない最悪だと言っていました。自分で適当に体を動かしていることが好きだった母にとって体が不自由になることは辛い。耳が遠くなって人の話は聞かなくても自分のいいたいことはしっかり言っていた。今もまだしっかりと話すことができる。母は「マメオさんは手は動くんでしょ?片手でも動かせるならいいわよね」と・・・マメオ君は左手は動くので自分でごはんを食べたり飲んだりすることはできる。
でも誰とでもすぐに話していてしゃべりだすと止まらなかったマメオ君が今自分の気持ちを言葉で伝えることは難しい。
せめて母の右手だけでもしっかり動いて自分でお箸が持てれば。せめてマメオ君がゆっくりでもいいからもう少し会話ができれば・・・人生山あり谷ありどころではないですよね。大きな川があったり水たまりにはまって泥んこになったり・・・進んでいくには色々なことがあります。その時の状況を受け入れるのに時間がかかることもいっぱいあります。その先に進む方法はひとつではないと思うのですが何歳になっても難しい。こんなはずじゃなかったーと思うことばかりです。
少し前に昔の職場仲間と会う機会がありました。一緒に働いていたのはもう40年くらい前のこと。
今でも年に2,3回は会っています。バブルのころだったので仕事忙しかったもけれど、よく遊び、よく食べてよく飲みました(笑)そんな仲間もみんな還暦を超えて話題は親の介護、孫のこと、そして自分の健康のこと。健康というと聞こえがいいけれどそれぞれの病気自慢?皆それぞれ調子悪かったり、健診で注意されたりそんな話でも楽しく話せる。有意義な時間でした。
会わなくても簡単に連絡がとれる時代ですがやはりリアルで会うことは貴重ですね。そのために時間をかけ調整して化粧したり服を選んだりネットの世界より時間や手間をかけていますから・・・
今年も読んでいただきありがとうございました。オバフォーも人生の一部になっています。
また来年もよろしくお願いします!